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年度 2024年度 開講部局 生物生産学部
講義コード L1013004 科目区分 専門教育科目
授業科目名 水圏環境学I
授業科目名
(フリガナ)
スイケンカンキョウガクI
英文授業科目名 Hydrospheric Environmental ScienceI
担当教員名 橋本 俊也
担当教員名
(フリガナ)
ハシモト トシヤ
開講キャンパス 東広島 開設期 2年次生   後期   4ターム
曜日・時限・講義室 (4T) 木1-4:生C303
授業の方法 講義 授業の方法
【詳細情報】
 
講義中心, 板書多用, Hirodai moodleシステム
対面式講義を基本とするが、状況によってはオンライン(オンデマンド)で実施する可能性もある。 
単位 2.0 週時間   使用言語 J : 日本語
学習の段階 2 : 初級レベル
学問分野(分野) 26 : 生物・生命科学
学問分野(分科) 01 : 農学
対象学生 2,3,4年次生(第4,6,8セメスター)
授業のキーワード SDG_07  SDG_14  海水 海流 波浪 潮汐 海洋生物 海洋発電 
教職専門科目   教科専門科目  
プログラムの中での
この授業科目の位置づけ
(学部生対象科目のみ)
水圏の生物生産とその生態系の構造について理解できる。 
到達度評価
の評価項目
(学部生対象科目のみ)
水圏統合科学プログラム
(知識・理解)
・水圏におけるさまざまな生物の形態学,生態学,生理学,病理学,生化学,遺伝学的特性を総体的に理解する。
・水産資源の管理・増殖のために必要な生理学,病理学,生化学,遺伝学的仕組みを理解する。
・水産生物の形態・生態と水圏環境との関わりの理解 
授業の目標・概要等 基盤科目および専門基礎科目で修得した物理・化学・生態・経済学の基本概念を土台として、海洋の環境科学的性質について専門知識の基礎を学ぶ. 
授業計画 第1回  海洋学の重要性
・地球表面積における海陸比
・大洋,地中海,沿岸,海洋の形状
第2回 海水の特性1
・水温 ・塩分 ・密度 ・水塊
第3回 海水の特性2
・成層と鉛直混合 ・海水中の光の透過 ・透明度
第4回 海洋の流れ1
・表面海流(表層大循環)
・コリオリ力 
第5回 海洋の流れ2
・エクマン輸送 ・地衡流
第6回 海洋の流れ3
・密度流 ・吹送流
第7回 沿岸海洋の特性
・沿岸湧昇  ・塩水楔 ・河口堰
第8回 波・表面波1
・波の諸元 ・風波・うねり ・有義波
第9回 波・表面波2
・波の変形(砕波) ・スペクトル解析 
第10回 潮汐・潮流1(平衡潮汐論)
・太陽、月、地球 ・起潮力 ・満潮、干潮
第11回 潮汐・潮流2(潮汐の特徴)
・大潮、小潮 ・日潮不等 ・長周期変動
第12回 潮汐・潮流3(動力学的潮汐論)
・静振 ・等潮時図・等潮差図 ・上げ潮流、下げ潮流、憩流
・潮流楕円,調和分解
第13回  海洋生物1
・食物連鎖 ・基礎生産 ・親生物元素
第14回  海洋生物2
・臨界深度 ・瀬戸内海の生産構造
第15回 海洋発電
・潮流発電 ・波浪発電 ・温度差発電

毎回小テストをオンライン学習支援システムで行う.
期末試験は第15回終了後に行う(対面式を予定).
再試験や期末試験後のレポートによる得点調整は一切行わない.

出席が授業全体の2/3(10回)に満たないものは、授業への参加態度の悪いものとして、期末試験の受験資格はない(評価Z:欠席となる).
一部(数回分)オンライン(オンデマンド)で実施する可能性があります。

 
教科書・参考書等 講義は対面式で行う(予定)。
テキスト・参考書は特に指定しない。印刷用資料をオンライン学習システムで配布する。
 
授業で使用する
メディア・機器等
 
【詳細情報】 講義中心でパワーポイントを主に使用する。
動画を適宜用いる。 
授業で取り入れる
学習手法
 
予習・復習への
アドバイス
オンライン学習支援システムを利用します.講義動画を期末試験終了まで視聴可能に設定するので,復習に利用してください.
「知識・理解」の確認のため,毎回オンライン学習支援システムを利用した小テストを行います.
 板書・パワーポイントによる説明をよくノートにとり、分からないことがあったら教員に質問あるいは自分で調べること。
 
履修上の注意
受講条件等
高校レベルの物理・生物・地学を習得していることが望ましい。
3セメの生物環境学の内容を復習しておくことが望ましい.
 
成績評価の基準等 70%は期末試験で評価し、30%をオンライン学習支援システムの小テストで評価する。
授業への参加態度の悪いものは期末試験の受験資格はない(評価Z:欠席となる).
再試験や期末試験後のレポートによる得点調整は一切行わない. 
実務経験 有り  
実務経験の概要と
それに基づく授業内容
民間の気象関係調査法人の勤務経験を有する教員が,建設系調査業界,環境アセスメント業界,船舶運航業界などにおいて必要とされている,海洋環境関連の用語・現象などを解説する. 
メッセージ 連絡は「もみじ」掲示板により行うので,毎日必ずチェックすること.
期末試験では関数電卓を使用します.関数電卓を準備しておくこと.四則演算以外に対数(常用,自然),三角関数,べき乗,平方根を利用した計算問題が出る可能性があります. 
その他 講義は対面式で行う予定である。期末試験は対面式で実施する予定である。
出席は学生証読み取りシステムと授業中に配布するアンケートに回答することの両方で確認します。 
すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。
回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 
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