年度 |
2024年度 |
開講部局 |
生物生産学部 |
講義コード |
L1006004 |
科目区分 |
専門教育科目 |
授業科目名 |
水圏生産科学II |
授業科目名 (フリガナ) |
スイケンセイサンカガクII |
英文授業科目名 |
Hydrospheric Primary ProductionII |
担当教員名 |
小池 一彦 |
担当教員名 (フリガナ) |
コイケ カズヒコ |
開講キャンパス |
東広島 |
開設期 |
3年次生 前期 2ターム |
曜日・時限・講義室 |
(2T) 水1-4:生C303 |
授業の方法 |
講義 |
授業の方法 【詳細情報】 |
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対面で行います。2コマ目の授業振り返りの一部はオンラインで実施する場合もあります |
単位 |
2.0 |
週時間 |
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使用言語 |
J
:
日本語 |
学習の段階 |
3
:
中級レベル
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学問分野(分野) |
26
:
生物・生命科学 |
学問分野(分科) |
01
:
農学 |
対象学生 |
水圏統合科学プログラム,他 |
授業のキーワード |
プランクトン 生態 生活史 形態 分類 海洋環境 水産 |
教職専門科目 |
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教科専門科目 |
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プログラムの中での この授業科目の位置づけ (学部生対象科目のみ) | 水域の環境や生物生産と生態系の構造と機能などに関する知識を獲得し、理解すること。 |
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到達度評価 の評価項目 (学部生対象科目のみ) | 水圏統合科学プログラム (知識・理解) ・水圏におけるさまざまな生物の形態学,生態学,生理学,病理学,生化学,遺伝学的特性を総体的に理解する。 ・水産生物の形態・生態と水圏環境との関わりの理解 |
授業の目標・概要等 |
海洋生態系の主要構成者である浮遊生物(動・植物プランクトン)の機能的役割を理解するために、浮遊生物の形態、分類、生活史、生態的役割などを学ぶ。それに留まらず,生態系の根幹である彼らが近年の劇的な環境変化にどのように呼応し,生態系がどのように変化しているのかを実例を挙げながら解説する。 |
授業計画 |
1) イントロダクション
2) プランクトンの舞台 -海は広いな,大きいな,深いな- 3) プランクトンの舞台(続き) 4)植物プランクトン -海洋の一次生産者の多様性- 5)植物プランクトンの増殖を左右する環境要因 6)植物プランクトンの分類群各論(1) 7)植物プランクトンの分類群各論(2) 8)植物プランクトンによる被害 9)原生動物の世界 10)海洋細菌 -分解者?生産者?- 11)微生物ループ
12)動物プランクトンの多様性 13)動物プランクトンの分類群各論(1) 14)動物プランクトンの分類群各論(2) 15)地球環境とプランクトン
1回のレポートと期末試験を課す。 |
教科書・参考書等 |
必要な資料はハンドアウトとして配布する。板書とPCスライドショーを多用する。 |
授業で使用する メディア・機器等 |
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【詳細情報】 |
対面で行います。2コマ目の授業振り返りの一部はオンラインで実施する場合もあります |
授業で取り入れる 学習手法 |
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予習・復習への アドバイス |
1)レジュメを参考に全体の講義内容を俯瞰すること 2-3) 海洋と陸上の生物圏としての違いを予習・復習のこと 4-7)植物プランクトンの進化の多様性と,独特の分類体系,増殖の特性を予習・復習のこと 8)被害の実例と問題点を調べること(レポートあり) 9-11)生食食物連鎖との違いを予習・復習のこと 12-14)植物プランクトンの生産を魚類生産につなぎ,また深海に輸送する立役者としての役割・寄与する分類群に関して予習・復習のこと 15)Planktologyをベースとして海洋・地球環境のことを考える(レポートあり) |
履修上の注意 受講条件等 |
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成績評価の基準等 |
レポート10%程度,期末試験80%程度により行う。授業中に配布する質問用紙へ積極的に記入する者に対しては,授業への取り組みが真摯であると判断されるので,期末試験の点数にさらにおまけする場合がある。 |
実務経験 |
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実務経験の概要と それに基づく授業内容 |
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メッセージ |
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その他 |
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すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。 回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 |