年度 |
2024年度 |
開講部局 |
生物生産学部 |
講義コード |
L0015004 |
科目区分 |
専門教育科目 |
授業科目名 |
生理学入門 |
授業科目名 (フリガナ) |
セイリガクニュウモン |
英文授業科目名 |
Introduction to Physiology |
担当教員名 |
鈴木 卓弥,堀内 浩幸,吉田 将之,島田 昌之,杉野 利久,藤川 愉吉,磯部 直樹 |
担当教員名 (フリガナ) |
スズキ タクヤ,ホリウチ ヒロユキ,ヨシダ マサユキ,シマダ マサユキ,スギノ トシヒサ,フジカワ ユキチ,イソベ ナオキ |
開講キャンパス |
東広島 |
開設期 |
2年次生 前期 1ターム |
曜日・時限・講義室 |
(1T) 火1-2,金1-2:生C301 |
授業の方法 |
講義 |
授業の方法 【詳細情報】 |
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講義中心、板書多用、オンラインの可能性もあり |
単位 |
2.0 |
週時間 |
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使用言語 |
J
:
日本語 |
学習の段階 |
2
:
初級レベル
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学問分野(分野) |
26
:
生物・生命科学 |
学問分野(分科) |
01
:
農学 |
対象学生 |
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授業のキーワード |
運動,呼吸,神経,循環系,代謝,消化,内分泌,植物 |
教職専門科目 |
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教科専門科目 |
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プログラムの中での この授業科目の位置づけ (学部生対象科目のみ) | |
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到達度評価 の評価項目 (学部生対象科目のみ) | 水圏統合科学プログラム (知識・理解) ・専門分野を学ぶために必要な基礎的知識を理解する。
応用動植物科学プログラム (知識・理解) ・専門分野を学ぶために必要な基礎的知識・理解 ・動植物生産に関わる分子・細胞・個体レベルの生命現象や,それを支える生産環境についての知識・理解 ・フィールドにおける動植物生産機構並びに動植物と人間社会・自然環境との関係について,知識・理解
食品科学プログラム (知識・理解) ・専門分野を学ぶために必要な基礎的知識・理解
分子農学生命科学プログラム (知識・理解) ・専門分野を学ぶために必要な基礎的知識・理解
Applied Biological Science Program (知識・理解) ・専門分野を学ぶために必要な基礎的知識・理解 |
授業の目標・概要等 |
各専門プログラムで学ぶために必要な生理学の基礎知識を習得する. |
授業計画 |
第1回 骨格筋と筋収縮 電気生理 (担当:吉田) 随意運動を担う骨格筋の収縮機構と興奮性細胞の電気的性質について解説する。キーワード:外骨格と内骨格、横紋筋、興奮収縮連関、膜電位 第2回 神経生理I (担当:吉田) ニューロンの形態とシグナル伝達のしくみを解説する。ニューロン、活動電位、シナプス 第3回 神経生理II (担当:吉田) 中枢神経系のはたらきと感覚情報の処理機構を解説する。脳と脊髄、末梢神経系、感覚器、感覚変換 第4回 呼吸の生理 (担当:吉田) 呼吸界面におけるガス交換の基本と酸素・二酸化炭素の運搬のしくみを解説する。キーワード:呼吸界面、外呼吸、ガス交換、循環系 第5回 血液と体液 (担当:堀内) 生体内の液体成分でる体液と血液の成分と働きの基礎を概説する.キーワード:体液,血液,間質液,循環液,血球,血漿 第6回 免疫の基礎 (担当:堀内) 生体の防御機構である免疫のシステムの基礎を血液成分と臓器を関連付けながら概説する.キーワード:自然免疫,獲得免疫,液性免疫,細胞性免 第7回 浸透圧調整と排出(腎機能) (担当:磯部) 腎臓の機能と構造および、尿細管における再吸収とそのホルモンによる支配について概説する。 キーワード:腎臓、ボーマン嚢、尿細管、ホルモン、浸透圧 第8回 消化と吸収 (担当:鈴木) 消化器の役割と機能について紹介する。各消化器の役割、消化液の分泌、栄養成分の消化と吸収、消化管における免疫防御について概説する。 キーワード;胃、小腸、大腸、膵臓、肝臓、消化酵素、腸管免疫、腸内細菌 第9回 代謝 (担当:鈴木) 消化器の役割と機能について紹介する。各消化器の役割、消化液の分泌、栄養成分の消化と吸収、消化管における免疫防御について概説する。 キーワード;胃、小腸、大腸、膵臓、肝臓、消化酵素、腸管免疫、腸内細菌 第10回 内分泌と代謝 (担当:杉野) 動物の栄養・エネルギー代謝 とその内分泌調節機構について解説する。 キーワード:炭水化物,タンパク質,脂質の代謝,代謝ホルモン,恒常性 第11回 体温調整 (担当:杉野) 体温調節のホメオスタシスに ついて解説する。 キーワード:恒常性,流常性,概日リズム,暑熱ストレス,寒冷ストレス 第12回 内分泌と生殖生理 (担当:島田) 卵巣と精巣における配偶子形成とその内分泌系による支配について紹介する.さらに,精巣と卵巣が分泌する性ステロイドホルモンについて,それによる雌雄の生理機構の違いについても概説する. キーワード:精巣,卵巣,精子,卵,下垂体,性腺刺激ホルモン,性ステロイドホルモン 第13回 乳腺生理 (担当:磯部) 動物生産における泌乳の重要性、乳腺の構造と機能、乳腺のホルモン支配等について解説する。 キーワード:乳生産、乳腺、乳汁合成、上皮細胞、ホルモン 第14回 植物生理I (担当:藤川) 植物の構造、成長、分化について解説する。 キーワード:器官、組織、細胞、分裂組織、根、シュート、一次成長、二次成長、形態形成、分化 第15回 植物生理II (担当:藤川) 維管束植物の輸送および植物の栄養について解説する。 キーワード:輸送、プロトンポンプ、水ポテンシャル、シンプラスト、アポプラスト、根、蒸散、転流、元素
各回で実施する |
教科書・参考書等 |
エッセンシャル解剖・生理学(学研メディカル秀潤社) キャンベル生物学(丸善出版) |
授業で使用する メディア・機器等 |
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【詳細情報】 |
テキスト,配付資料,映像(ビデオ/PC/その他画像資料) |
授業で取り入れる 学習手法 |
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予習・復習への アドバイス |
教科書の該当部分を読んで,予習してくること. |
履修上の注意 受講条件等 |
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成績評価の基準等 |
各回の受講状況、試験、レポート課題により評価する |
実務経験 |
有り
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実務経験の概要と それに基づく授業内容 |
12回目の講義において,生殖生理の説明時に,講義担当者の生殖工学技術に関する起業経験を踏まえて,どのように生理学で学ぶ知識を技術開発につなげるかについて紹介する. |
メッセージ |
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その他 |
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すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。 回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 |