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年度 2024年度 開講部局 生物生産学部
講義コード L0004002 科目区分 専門教育科目
授業科目名 食料資源論
授業科目名
(フリガナ)
ショクリョウシゲンロン
英文授業科目名 Agricultural Production Resources
担当教員名 細野 賢治,長命 洋佑,杉野 利久,川井 清司,冨山 毅
担当教員名
(フリガナ)
ホソノ ケンジ,チョウメイ ヨウスケ,スギノ トシヒサ,カワイ キヨシ,トミヤマ タケシ
開講キャンパス 東広島 開設期 1年次生   後期   4ターム
曜日・時限・講義室 (4T) 木5-8:生C201
授業の方法 講義 授業の方法
【詳細情報】
 
講義中心、プロジェクター、板書使用 
単位 2.0 週時間   使用言語 J : 日本語
学習の段階 2 : 初級レベル
学問分野(分野) 24 : 社会科学
学問分野(分科) 03 : 経済学
対象学生 生物生産学部1年生
授業のキーワード 食料資源、農業の工業化、飢餓と飽食、食料問題、貿易と分業、実務経験 
教職専門科目   教科専門科目  
プログラムの中での
この授業科目の位置づけ
(学部生対象科目のみ)
生物生産学部で学ぶ科学技術を社会実装するための基礎知識を学ぶ。 
到達度評価
の評価項目
(学部生対象科目のみ)
水圏統合科学プログラム
(知識・理解)
・専門分野を学ぶために必要な基礎的知識を理解する。

応用動植物科学プログラム
(知識・理解)
・専門分野に関わる課題を解決するために必要な,学際的・総合的に考える能力や,広い視野から俯瞰し行動するための知識・理解
・専門分野を学ぶために必要な基礎的知識・理解
・フィールドにおける動植物生産機構並びに動植物と人間社会・自然環境との関係について,知識・理解
(総合的な力)
・動植物生産に関連する具体的諸事象について,自らの対象を設定し,それについての自分の考えをまとめ,文章や口頭で論理的に発表し,応答する能力


食品科学プログラム
(知識・理解)
・専門分野を学ぶために必要な基礎的知識・理解
(能力・技能)
・食品製造現場の見学などを通して,食品科学に対する自らの課題意識を,社会的視野に立って考察・構築することができる能力

分子農学生命科学プログラム
(知識・理解)
・専門分野を学ぶために必要な基礎的知識・理解

Applied Biological Science Program
(知識・理解)
・専門分野を学ぶために必要な基礎的知識・理解 
授業の目標・概要等 食料生産は人間が自然生態系に働きかけ,自然を食料資源として利用する営みである。食料生産の発展は豊かな食料をもたらした反面,自然生態系に悪影響を与え,また食料問題も未だ解決するに至っていない。本講義では食料資源についてマクロおよびミクロの視点から複眼的・構造的に把握し,食料資源の利用と食料問題の解決の方策について理解を深める。 
授業計画 第1回 イントロダクション:食料資源と農業の現状(細野・長命)
第2回 人口と食糧(長命)
第3回 食料生産と消費(長命)
第4回 食料生産と環境(長命)
第5回 食料生産と資源(長命)
第6回 食料生産と地域(長命)
第7回 食生活の変化と食料供給システム(細野)
第8回 耕種農業の現状とサプライチェーンの概要(細野)
第9回 畜産業の現状とサプライチェーンの概要(長命)
第10回 本来の畜産の意義から見た畜産業の現状(杉野)
第11回 水産業の現状とサプライチェーンの概要(細野)
第12回 水産資源と漁業の現状と課題(冨山)
第13回 食品産業の現状とサプライチェーンの概要(細野)
第14回 食料資源の有効利用と食品の加工・保存(川井)
第15回 総括(期末試験)
第16回 お酒に関する講座(外部講師:広島国税局)

期末試験を行います。 
教科書・参考書等 <参考資料>
藤田武弘ほか「現代の食料・農業・農村を考える」ミネルヴァ書房
日本農業市場学会編「農産物・食品の市場と流通」筑波書房 
授業で使用する
メディア・機器等
 
【詳細情報】 配付資料,音声教材,映像(ビデオ/PC/その他画像資料) 
授業で取り入れる
学習手法
 
予習・復習への
アドバイス
第1回 講義後、講義全体に関わる文献を参考にしながら、講義への問題意識を深めて下さい。
第2回 人口と食糧の関係について、紹介した資料を参考に理解を深めてください
第3回 食料生産と食料消費の関係について、紹介した資料を参考に理解を深めてください
第4回 食料生産と環境の関係について、紹介した資料を参考に理解を深めてください
第5回 食料生産と資源の関係について、紹介した資料を参考に理解を深めてください
第6回 食料生産と地域社会の関係について、紹介した資料を参考に理解を深めてください
第7回 私たちの食生活の変容をまず身近なところから考えてみましょう。それを引き起こした諸要因を解説しますので,関連事項を調べてください。
第8回 米を含む穀物、野菜、果実などの耕種農業にかかる日本の現状について、配布資料・新聞記事やインターネット等でおさらいして下さい。
第9回 牛乳・乳製品、肉牛、肉豚、鶏卵、肉鶏など畜産業にかかるる日本の現状について、配布資料・新聞記事やインターネット等でおさらいして下さい。
第10回 「本来の畜産」とは何だったのかを再認識しながら、配布資料・新聞記事やインターネット等でおさらいして下さい。
第11回 漁獲漁業、養殖業などの水産業にかかる日本の現状について、配布資料・新聞記事やインターネット等でおさらいして下さい。
第12回 水産資源の現状に注目にながら、今後の漁業のあり方について、配布資料・新聞記事やインターネット等でおさらいして下さい。
第13回 食品加工業、外食産業など食品産業にかかる日本の現状について、配布資料・新聞記事やインターネット等でおさらいして下さい。
第14回 食料資源の有効利用の観点から見た食品加工・保存技術とその意義について、配布資料・新聞記事やインターネット等でおさらいして下さい。
第15回 これまでの授業で配布された資料や自身のノートをしっかりとチェックし、定期試験に臨んでください。
第16回 お酒の正しい知識を身に着けてください。 
履修上の注意
受講条件等
 
成績評価の基準等 期末試験を中心に、レポート等で補完的に評価します。また,3分の1以上の講義を無断欠席したものは成績評価の対象外とします。 
実務経験 有り  
実務経験の概要と
それに基づく授業内容
地方公共団体に勤務経験を有する教員が、食を通じた生産者・農村と消費者・都市との関係性に関する実態と課題を解説する(第1~9,11,13,16回)。 
メッセージ 農漁業や食料問題に関心をもち、自らの問題意識をもって欲しいと願っています。そのためにも講義ごとに参考文献を紹介しますので,主体的に学習してください。 
その他   
すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。
回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 
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