年度 |
2024年度 |
開講部局 |
工学部 |
講義コード |
K8932040 |
科目区分 |
専門教育科目 |
授業科目名 |
交通システム工学 |
授業科目名 (フリガナ) |
コウツウシステムコウガク |
英文授業科目名 |
Transportation System Engineering |
担当教員名 |
藤原 章正,清家 美帆 |
担当教員名 (フリガナ) |
フジワラ アキマサ,セイケ ミホ |
開講キャンパス |
東広島 |
開設期 |
3年次生 前期 2ターム |
曜日・時限・講義室 |
(2T) 木1-4:工117 |
授業の方法 |
講義 |
授業の方法 【詳細情報】 |
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講義中心 |
単位 |
2.0 |
週時間 |
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使用言語 |
J
:
日本語 |
学習の段階 |
3
:
中級レベル
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学問分野(分野) |
25
:
理工学 |
学問分野(分科) |
13
:
土木工学 |
対象学生 |
3年生 |
授業のキーワード |
交通システム,交通計画,交通調査,需要予測,交通管理・運用計画,実務経験 |
教職専門科目 |
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教科専門科目 |
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プログラムの中での この授業科目の位置づけ (学部生対象科目のみ) | 本科目は、プログラムの中の学習教育目標であるC問題構成力(問題設計、価値・判断基準設定)、D問題解析力(データ収集、統計解析、モデル分析)に強く関連している。 |
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到達度評価 の評価項目 (学部生対象科目のみ) | 社会基盤環境工学プログラム (能力・技能) ・問題構成力 ・問題解析力 |
授業の目標・概要等 |
交通システム計画の目標設定,調査,分析,予測,評価といった一連のプロセスを理解し,主な交通施設を対象として各段階で必要となる能力を習得する.本科目の履修は,将来,社会において交通計画の立案や交通政策の評価を行う際の基礎となる. 具体的には、 1.交通システム計画の策定プロセスを理解することにより,複数の科学的視点から社会と人間との関係を解明するための問題構成力を養う. 2.交通調査の役割と方法を理解することにより,必要な情報を収集し,問題点を発見・認識するための問題構成力を養う. 3.交通需要予測の意義を理解し,モデルの推定法を習得することにより,交通現象をモデル化し予測するための問題解析力を養う. 4.交通施設計画の原則,交通政策の基本概念を理解することにより,現実の交通施設の技術的課題を分析するための前提を設計する問題構成力を養う. 5.交通需要予測および施設計画の原則に基づいて,価値・判断基準を設定し,複数の交通代替案の優劣を評価するための問題解析力を養う. |
授業計画 |
第1回 交通計画策定プロセスと住民合意形成 第2回 計画と技術者倫理 第3回 交通容量と交通流理論 第4回 交通制御 第5回 地区交通計画 第6回 公共交通計画 第7回 高度道路交通システム 第8回 短期交通管理政策 第9回 環境的に持続可能な交通 第10回 ユニバーサルデザイン 第11回 交通調査手法 第12回 交通需要予測-4段階推計モデルの理論 第13回 交通需要予測-4段階推計モデルの適用 第14回 交通需要予測-離散選択モデル 第15回 交通需要予測-演習
中間試験、期末試験およびレポート課題(1回以上)を行う |
教科書・参考書等 |
教科書:新谷洋二(2003)「都市交通計画(第2版)」技報堂出版 参考書:飯田 恭敬、北村 隆一(2008)「交通工学」オーム社 森杉壽芳(1996)「都市交通プロジェクトの評価」コロナ社 海道清信(2001)「コンパクロシティ」学芸出版社 土木学会(2002)「道路交通需要予測の理論と適用」丸善 北村隆一他(2002)「交通行動の分析とモデリング」技報堂出版 土木学会(2005)「技術は人なり」丸善 加えて必要な教材は授業時にプリントとして配布する.さらに詳細な資料はHPで公開する. |
授業で使用する メディア・機器等 |
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【詳細情報】 |
テキスト,配付資料,映像(PC) |
授業で取り入れる 学習手法 |
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予習・復習への アドバイス |
第1回 公共事業に関わる住民訴訟、合意形成の事例検索 第2回 技術者倫理に関するケースに関する討論 第3回 交通流の演習問題 第4回 パラメータ設計の演習問題 第5回 交通静穏化事例のフィールドワーク・英語コミュニケーション 第6回 地域公共交通活性化・再生法の理解 第7回 広島TFPの改善提案 第8回 参考書(都市構造と交通)の理解、中間試験の準備 第9回 参考書(途上国都市の持続可能な発展)の理解 第10回 交通バリアフリー法の理解 第11回 個人情報保護法の理解 第12回 計画数理の復習 第13回 参考書(集計モデル)の理解 第14回 参考書(非集計モデル)の理解 第15回 交通需要予測の課題レポート、期末試験の準備 |
履修上の注意 受講条件等 |
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成績評価の基準等 |
「授業の目標」の到達度はレポートおよび筆記試験(中間試験,期末試験)により評価する.これらの評価点の配分は次の通りとし,成績は総合評価(100点満点)とする.60点以上で単位を認める. レポート(20点満点),中間試験(40点満点),期末試験(40点満点) |
実務経験 |
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実務経験の概要と それに基づく授業内容 |
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メッセージ |
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その他 |
国や地方自治体の審議会等に学識経験者として参加経験のある教員が交通計画手法の理論と実際について講義する。 |
すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。 回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 |