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年度 2024年度 開講部局 工学部
講義コード K8931040 科目区分 専門教育科目
授業科目名 環境衛生工学・演習
授業科目名
(フリガナ)
カンキョウエイセイコウガク・エンシュウ
英文授業科目名 Sanitary and environmental engineering and exercise
担当教員名 金田一 智規,大橋 晶良
担当教員名
(フリガナ)
キンダイチ トモノリ,オオハシ アキヨシ
開講キャンパス 東広島 開設期 3年次生   前期   1ターム
曜日・時限・講義室 (1T) 月5-8,水5-8:工107
授業の方法 講義・演習 授業の方法
【詳細情報】
 
講義中心、演習中心 
単位 3.0 週時間   使用言語 J : 日本語
学習の段階 3 : 中級レベル
学問分野(分野) 25 : 理工学
学問分野(分科) 13 : 土木工学
対象学生 社会基盤環境工学プログラム3年次生
授業のキーワード 上水道,下水道,施設計画,水処理法,微生物処理,SDG_6,SDG_11 
教職専門科目   教科専門科目  
プログラムの中での
この授業科目の位置づけ
(学部生対象科目のみ)
本科目は,プログラムの教育目標における(B)課題発見力,(D) 問題解析力に関わっている. 
到達度評価
の評価項目
(学部生対象科目のみ)
社会基盤環境工学プログラム
(能力・技能)
・問題構成力
・問題解析力 
授業の目標・概要等 都市における安全で安定的な水供給と水循環のシステムと,そのための基幹技術である水処理技術,すなわち上下水道技術について学ぶ.

なお,「知識・理解」,「能力・技能」の評価項目は,下記のとおりである。
1.上水道,下水道システムの目的,基本的な構成を理解し,それに基づき社会における上下水道システムの役割と問題点を認識できる能力を養う((B)課題発見力).
2.対象地域が与えられた場合に,水処理に関わる化学,生物現象の基本過程の理解を技術的な基礎とし,上水道,下水道施設の基本設計が理解できることを目標とする((B)課題発見力,(D) 問題解析力). 
授業計画 第1回 ガイダンス・水環境の基礎科学1
第2回 水環境の基礎科学2
第3回 水道の基本計画
第4回 水道施設
第5回 浄水プロセス1
第6回 浄水プロセス2・水道の将来
第7回 下水道の基本計画
第8回 中間試験・下水道施設
第9回 生物反応装置の基礎
第10回 下水処理プロセス1
第11回 下水処理プロセス2
第12回 汚泥処理・メタン発酵
第13回 高度処理・浄化槽
第14回 上下水道の実務1
第15回 上下水道の実務2

試験を中間と期末の2回実施する.
演習では毎回レポート提出.
施設の見学を行う. 
教科書・参考書等 教科書
松尾友矩編: "大学土木 水環境工学 改訂4版",オーム社, ISBN978-4-274-23121-6
参考書
海老江邦雄,芦立徳厚: "衛生工学演習-上水道と下水道-",森北出版 (1992) ISBN4-627-49380-0
松本順一郎編: "水環境工学",朝倉書店, (1994) ISBN4-254-26132-2
自分の高校時代の理科の教科書(特に化学と生物)  
授業で使用する
メディア・機器等
 
【詳細情報】  
授業で取り入れる
学習手法
 
予習・復習への
アドバイス
・講義前には前回までの講義ノートのおさらいをすること
・演習の復習を行うこと
・自分の家や下宿の水道・下水道の料金徴収票を読むと勉強になる.特に自分自身の使用水量を記録するとよい.
【上水道】
第1回 水環境の基礎科学1
第2回 水環境の基礎科学2
・大気質と水質の環境化学の講義内容を復習しておくこと.
・自分の高校時代の理科の教科書(特に化学と生物) の内容を復習しておくこと.
第3回 水道の基本計画
・復習として,自分のまちなどの水道のwebページなどを読むと理解が深まる.
第4回 水道施設
第5回 浄水プロセス1
第6回 浄水プロセス2・水道の将来
・一連の処理の流れの理解に重点をおいた復習をしておいてほしい.
【下水道】
第7回 下水道の基本計画
・復習として,自分のまちなどの下水道のwebページなどを読むと理解が深まる.
第8回 下水道施設
第9回 生物反応装置の基礎
第10回 下水処理プロセス1
第11回 下水処理プロセス2
第12回 汚泥処理・メタン発酵
第13回 高度処理・浄化槽
・一連の処理の流れの理解に重点をおいた復習をしておいてほしい.
第14回 上下水道の実務1
第15回 上下水道の実務2
・復習として,自分のまちなどの下水道のwebページなどを読むと理解が深まる. 
履修上の注意
受講条件等
この科目に先立つ基礎科目:大気質と水質の環境化学,微生物・生態工学
この科目が役立つ応用科目:環境保全論,社会基盤環境工学実験,基盤環境デザイン 
成績評価の基準等 レポートおよび筆記試験により評価する.これらの評価点の配分は次の通りとし,成績は総合評価(100点満点)とする.
中間試験(27%),期末試験(28%),演習レポート(25%),講義課題(20%) 
実務経験  
実務経験の概要と
それに基づく授業内容
 
メッセージ  
その他   
すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。
回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 
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