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年度 2024年度 開講部局 工学部
講義コード K8715040 科目区分 専門教育科目
授業科目名 鋼構造設計法
授業科目名
(フリガナ)
コウコウゴウセツケイホウ
英文授業科目名 Design of Steel Structures
担当教員名 田川 浩,陳 星辰
担当教員名
(フリガナ)
タガワ ヒロシ,チェン シンチェン
開講キャンパス 東広島 開設期 3年次生   前期   1ターム
曜日・時限・講義室 (1T) 月7-8,水3-4:工219
授業の方法 講義 授業の方法
【詳細情報】
 
講義中心 
単位 2.0 週時間   使用言語 J : 日本語
学習の段階 3 : 中級レベル
学問分野(分野) 25 : 理工学
学問分野(分科) 14 : 建築学
対象学生 第四類 建築プログラム
授業のキーワード 構造設計、荷重、梁、柱、ブレース、継手、柱梁接合部、柱脚 
教職専門科目   教科専門科目  
プログラムの中での
この授業科目の位置づけ
(学部生対象科目のみ)
本講義の関連する学習・教育目標は(Eハ)建築構造・材料・生産の専門知識能力の習得である。 
到達度評価
の評価項目
(学部生対象科目のみ)
建築プログラム
(能力・技能)
・建築専門知識・能力の育成
( (2)建築に関する総合的でより発展的な知識能力・広い範囲にわたるより発展的な知識・能力を計画的に修得し,建築技術者としての基礎を形成する。
・イ)ロ)ハ)のいずれかに関わるより発展的な内容の報告書をとりまとめることができる。)
に関する理解 
授業の目標・概要等  鋼構造設計基礎では鋼構造に関する基礎と標準的な部材の設計法・接合法を学んだ。本講義では部材のより発展的な設計と接合部設計の考え方について理解する。これにより、鋼構造部材(柱・梁・ブレース)や接合部(継手、柱梁仕口、柱脚)などを設計することができるようになる。
 以下の専門的基礎能力を習得することを授業の主目標とする。
(1) 柱・梁・ブレースの設計をすることができる。
(2) 高力ボルト接合部の設計をすることができる。
(3) 溶接接合部の設計をすることができる。 
授業計画 第1回 鋼構造設計の基本
  ガイダンス、構造計画
第2回 設計用荷重
  荷重と外力、荷重の組合せ
第3回 耐震設計の概要
  耐震性の検討、保有水平耐力
第4回 部材設計の復習
  引張材、圧縮材、曲げ材の設計
第5回 梁の設計
  たわみ制限、梁部材の設計法
第6回 柱の設計
  軸力と曲げを受ける部材、柱部材の設計法
第7回 ブレースの設計
  剛性評価、ブレース部材の設計法、ブレース接合部
第8回 接合法の復習
  高力ボルト、溶接
第9回 継手の設計1
  継手の設計法、梁継手
第10回 継手の設計2
  柱継手、保有耐力接合
第11回 柱梁仕口の設計1
  梁端接合部、スチフナ
第12回 柱梁仕口の設計2
  接合部パネル、保有耐力接合
第13回 柱脚の設計
  柱脚の種類、露出柱脚の設計法
第14回 鋼構造骨組の設計例
  構造設計の手順、各部の設計、耐震性検討
第15回 鉄骨の製作
  鉄骨製作フローと管理 
教科書・参考書等 講義形式(講義中心;パワーポイント、板書)
教科書:鋼構造【第3版】、嶋津孝之編集、森北出版
必要に応じてプリントを配付 
授業で使用する
メディア・機器等
 
【詳細情報】 教科書、配付資料、パワーポイント 
授業で取り入れる
学習手法
 
予習・復習への
アドバイス
講義を受けたその日のうちに必ず復習(講義を理解する上で大切)をしておくこと。 
履修上の注意
受講条件等
この科目に先立つ基礎科目として鋼構造設計基礎,建築構造力学Ⅰ、同Ⅱ,建築材料があり、特に鋼構造設計基礎は学んでおく必要がある。
この科目が役立つ応用科目:鋼構造設計法特論、建築構造設計  
成績評価の基準等 「授業の目標」の到達度は小テストおよび期末テストにより100点満点で評価する。60点以上を合格とする。  
実務経験  
実務経験の概要と
それに基づく授業内容
 
メッセージ  
その他   
すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。
回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 
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