年度 |
2024年度 |
開講部局 |
工学部 |
講義コード |
K8712040 |
科目区分 |
専門教育科目 |
授業科目名 |
建築防災 |
授業科目名 (フリガナ) |
ケンチクボウサイ |
英文授業科目名 |
Disaster Prevention of Buildings |
担当教員名 |
三浦 弘之 |
担当教員名 (フリガナ) |
ミウラ ヒロユキ |
開講キャンパス |
東広島 |
開設期 |
4年次生 前期 1ターム |
曜日・時限・講義室 |
(1T) 月3-4,水3-4:工104 |
授業の方法 |
講義 |
授業の方法 【詳細情報】 |
|
講義中心、パワーポイント使用 |
単位 |
2.0 |
週時間 |
|
使用言語 |
B
:
日本語・英語 |
学習の段階 |
4
:
上級レベル
|
学問分野(分野) |
25
:
理工学 |
学問分野(分科) |
14
:
建築学 |
対象学生 |
第四類(建設・環境計)建築系グループ 4年次生 |
授業のキーワード |
地震,地盤震動,建物被害,防災システム,SDG_09,SDG_11 |
教職専門科目 |
|
教科専門科目 |
|
プログラムの中での この授業科目の位置づけ (学部生対象科目のみ) | 本講義では耐震工学,地震工学,建築防災の各分野に関する専門知識能力の育成を目指す. |
---|
到達度評価 の評価項目 (学部生対象科目のみ) | 建築プログラム (能力・技能) ・建築専門知識・能力の育成 ( (2)建築に関する総合的でより発展的な知識能力・広い範囲にわたるより発展的な知識・能力を計画的に修得し,建築技術者としての基礎を形成する。 ・イ)ロ)ハ)のいずれかに関わるより発展的な内容の報告書をとりまとめることができる。) に関する理解 |
授業の目標・概要等 |
わが国は世界有数の地震国であり,過去に多くの甚大な地震被害を受けてきた.特に2011年3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)以降,社会全体で地震防災に対する意識が急速に高まっている. 本授業では建築防災の中で最も重要な地震防災の専門知識を習得させる. 以下の建築学および地震工学の基礎的な知識と専門的基礎能力を習得することを授業の主目標とする. (1) 地震動特性の支配要因を理解する (2) 地盤震動の理論の基礎を理解する (3) 地震動予測手法の基礎を理解する (4) 各種地震防災システム技術を理解する (5) わが国の最新の防災対策を理解する |
授業計画 |
第1回 地震防災の概要,地震発生メカニズム【担当:三浦】 第2回 断層運動と地震波【担当:三浦】 第3回 強震観測と地震動強さの指標【担当:三浦】 第4回 地震動の距離減衰【担当:三浦】 第5回 地盤震動の理論【担当:三浦】 第6回 地震動予測の基礎【担当:三浦】 第7回 耐震設計用入力地震動【担当:三浦】 第8回 地震動強さと建物被害【担当:三浦】 第9回 地震リスクアセスメント【担当:三浦】 第10回 長周期地震動と高層ビル【担当:三浦】 第11回 津波ハザード【担当:三浦】 第12回 パニックと避難問題【担当:三浦】 第13回 リモートセンシングによる災害把握【担当:三浦】 第14回 リアルタイム地震防災情報システム【担当:三浦】 第15回 総括,期末テスト【担当:三浦】
適宜レポートを課す. |
教科書・参考書等 |
テキスト:授業ごとに講義録を配布する |
授業で使用する メディア・機器等 |
|
【詳細情報】 |
パワーポイント使用 |
授業で取り入れる 学習手法 |
|
予習・復習への アドバイス |
第1回:地震防災の概要,地震発生メカニズムについて配付資料に基づいて復習する 第2回:断層運動と地震波について配付資料に基づいて復習する 第3回:強震観測と地震動強さ指標について配付資料に基づいて復習する 第4回:地震動の距離減衰について配付資料に基づいて復習する 第5回:地盤震動の理論について配付資料に基づいて復習する 第6回:地震動予測の基礎について配付資料に基づいて復習する 第7回:耐震設計用入力地震動について配付資料に基づいて復習する 第8回:地震動強さと建物被害について配付資料に基づいて復習する 第9回:地震リスクアセスメントについて配付資料に基づいて復習する 第10回:長周期地震動と高層ビルについて配付資料に基づいて復習する 第11回:津波ハザード解析の基礎について配付資料に基づいて復習する 第12回:パニックと避難問題について配付資料に基づいて復習する 第13回:リモートセンシングによる災害について配付資料に基づいて復習する 第14回:リアルタイム地震防災情報システムについて配付資料に基づいて復習する |
履修上の注意 受講条件等 |
(1)この科目が先立つ基礎科目:3年次までの建築構造系の科目全般 (2)この科目が役立つ応用科目:建築構造系の卒業論文 |
成績評価の基準等 |
成績評価はレポートおよび期末の筆記試験により評価する.それらの配分は,レポート(30%)と筆記試験(70%)とし,60点以上を合格とする. |
実務経験 |
|
実務経験の概要と それに基づく授業内容 |
|
メッセージ |
建築グループの卒業生のほとんどは建物の計画・設計・施工の職種に従事する.建物の依頼主である施主はまず地震のことを心配する.これを首尾良く施主に説明し,建物を企画・設計・施工するためには,建築防災,特に地震および地震動が建物に及ぼす影響についてよく理解しておく必要がある.本授業はこれらのことを考慮した内容である. |
その他 |
|
すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。 回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 |