年度 |
2024年度 |
開講部局 |
工学部 |
講義コード |
K8240040 |
科目区分 |
専門教育科目 |
授業科目名 |
地盤・建築基礎構造 |
授業科目名 (フリガナ) |
ジバン・ケンチクキソコウゾウ |
英文授業科目名 |
Geotechnical and Architectural Foundation Engineering |
担当教員名 |
田川 浩,畠 俊郎 |
担当教員名 (フリガナ) |
タガワ ヒロシ,ハタ トシロウ |
開講キャンパス |
東広島 |
開設期 |
3年次生 後期 4ターム |
曜日・時限・講義室 |
(4T) 火3-4:工112, (4T) 金3-4:工117 |
授業の方法 |
講義 |
授業の方法 【詳細情報】 |
|
講義中心 |
単位 |
2.0 |
週時間 |
|
使用言語 |
B
:
日本語・英語 |
学習の段階 |
3
:
中級レベル
|
学問分野(分野) |
25
:
理工学 |
学問分野(分科) |
14
:
建築学 |
対象学生 |
建築学課程・3年生 |
授業のキーワード |
地盤調査,地盤力学,建築基礎構造 |
教職専門科目 |
|
教科専門科目 |
|
プログラムの中での この授業科目の位置づけ (学部生対象科目のみ) | 第四類の専門基礎科目に属し、建築プログラムにおける選択必修科目である。 |
---|
到達度評価 の評価項目 (学部生対象科目のみ) | 建築プログラム (知識・理解) ・工学的基礎知識の習得 (・数学,物理学,情報技術の基礎的内容を説明することができる。 ・数学,物理学,情報技術の基礎的内容を建築に応用することができる。) に関する理解 (能力・技能) ・建築専門知識・能力の育成 ( (1)総合的で基礎的な知識・能力 ハ)建築構造学関連の基礎的な知識・能力) に関する理解 |
授業の目標・概要等 |
地盤の物理的・力学的性質ならびに水理学的性質について解説し、これらに関連した実際の問題を解くことにより、地盤に関する基礎知識ならびにそれらの考え方と、さらに、それらを応用して各種建築基礎構造物の設計法を習得する。具体的には、以下の知識と能力を習得することを授業の目標とする。 (1)土粒子の大きさ、分類方法、土の三相構造と地盤の水力学的関連性を理解する。 (2) 有効応力の原理と透水性を理解し、圧密現象や液状化現象の分析ができる。 (3) 土のせん断強さと関連の試験方法を理解し、土圧の解析ができる。 (4) 地中応力伝播理論を理解し、構造物荷重による地中応力が算定できる。 (5) 各種基礎構造物に必要な性能を評価し、基本的な設計ができる。 |
授業計画 |
第1回 地盤・建築基礎工学の位置づけ/土の分類/土粒子の種類/粒度分布/粒度による分類/飽和土/不飽和土 第2回 物理的性質/間隙比/含水比/飽和度/相対密度/液性限界/塑性限界/塑性指数 第3回 土の水理学的性質-1/有効応力の原理/透水試験/Darcy則/透水係数 第4回 土の水理学的性質-2/現場揚水試験/ボイリング/液状化/盤ぶくれ 第5回 土の圧縮性/体積圧縮係数/圧縮係数/圧縮指数/圧密降伏応力 第6回 粘性土の圧密現象と地盤沈下-1/Terzaghiの圧密理論 第7回 粘性土の圧密現象と地盤沈下-2/圧密試験/過圧密/正規圧密/時間係数/圧密度 第8回 土せん断強さ/Coulombのせん断破壊規準/粘着力/内部摩擦角/直接せん断 試験/一軸圧縮試験/三軸圧縮試験 第9回 土圧/主働土圧/静止土圧/受働土圧/擁壁に作用する土圧/地下壁に作用する 土圧/土圧理論のまとめ 第10回 地中応力/鉛直地中応力の略算法/弾性理論に基づく計算法/有限線荷重によ る地中応力/有限面荷重による地中応力/影響円法/応力球根/接地圧/ 第11回 地盤調査/地盤調査の目的と種類/調査間隔および調査深さ/地質学上の区 分/ボーリングとサンプリング/サウンディング/土質柱状図 第12回 基礎の設計計画/基礎の種類/基礎の設計方針/基礎形式の選択条件/液状化 に対する検討/地盤沈下/地盤改良 第13回 直接基礎の設計/設計の基本事項/鉛直支持力/沈下量の算定/限界沈下量と 不同沈下対策/フーチングの設計/水平力に対する検討 第14回 杭基礎の設計/杭の種類と施工法/杭基礎設計の基本事項/杭の鉛直支持力/ 杭の水平抵抗/杭の引抜き抵抗 第15回 擁壁と山留めの検討/擁壁の種類と検討事項/擁壁の設計に当たっての注意 点/掘削方法/山留めに作用する側圧/山留め支保工の応力計算/排水法
レポート課題ならびに期末試験を実施予定 |
教科書・参考書等 |
新版建築基礎工学(朝倉書店)に加えて、適宜、資料を配付する。 |
授業で使用する メディア・機器等 |
|
【詳細情報】 |
テキスト,配付資料,パワーポイント |
授業で取り入れる 学習手法 |
|
予習・復習への アドバイス |
覚えるのではなく、原理・原則の理解を心がけること。 |
履修上の注意 受講条件等 |
力学や数学の基礎は十分に習得しておくこと。 期末テストを受験するには15回中、10回以上の出席を必要とする。 |
成績評価の基準等 |
レポート課題(40%) + 期末試験(60%) |
実務経験 |
|
実務経験の概要と それに基づく授業内容 |
|
メッセージ |
|
その他 |
|
すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。 回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 |