年度 |
2024年度 |
開講部局 |
工学部 |
講義コード |
K8162140 |
科目区分 |
専門教育科目 |
授業科目名 |
測量学・実習 |
授業科目名 (フリガナ) |
ソクリョウガク・ジッシュウ |
英文授業科目名 |
Land Surveying and Exercise |
担当教員名 |
布施 正暁,塚井 誠人 |
担当教員名 (フリガナ) |
フセ マサアキ,ツカイ マコト |
開講キャンパス |
東広島 |
開設期 |
2年次生 前期 1ターム |
曜日・時限・講義室 |
(1T) 月5-8:工111, (1T) 火5-8:工117 |
授業の方法 |
講義・実習 |
授業の方法 【詳細情報】 |
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講義と実習 |
単位 |
3.0 |
週時間 |
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使用言語 |
B
:
日本語・英語 |
学習の段階 |
2
:
初級レベル
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学問分野(分野) |
25
:
理工学 |
学問分野(分科) |
13
:
土木工学 |
対象学生 |
第四類(建設・環境系)社会基盤環境工学プログラムの2年生および過年度生 |
授業のキーワード |
SDGS_11,測量原理,誤差伝播法則,最小二乗法,角測量,距離測量,三角測量,水準測量,地形測量 |
教職専門科目 |
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教科専門科目 |
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プログラムの中での この授業科目の位置づけ (学部生対象科目のみ) | 本科目は,第四類専門科目の中で専門基礎科目に属する.プログラムの教育目標における (D)問題解析力に関わる. |
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到達度評価 の評価項目 (学部生対象科目のみ) | 社会基盤環境工学プログラム (能力・技能) ・問題解析力 |
授業の目標・概要等 |
測ることを理解し,測量技術について学習し,測定結果の調整方法を学ぶ.測量器具を用いて各種の測量方法を実践し、測量技術の実際的な修得を行う.
評価項目は,下記のとおりである. 1.量の計測方法と,その特性を理解することができる. 2.誤差解析に必要な最適化手法を適切に応用できる. 3.計測誤差の理論にもとづいて誤差の発生要因を考察し,改善案を構成できる. 4.主な測量について、目的と概要を理解して、作業のために場所、方法を適切に選び遂行できる. 5.主な測量器具の原理と構造を理解し,正しく設置,視準,計測して,必要な精度で情報を獲得できる. 6.観測値から最確値および標準誤差を計算して精度を評価し,改善策を考察できる. |
授業計画 |
第1回 測量学ガイダンス,測量学で使う数学,基準点(工事用基準面)の役割とその決定法 第2回 正しく測ること,誤差の性質(誤差とガウス分布),真値を推定すること(誤差の考え方),誤差伝播 第3回 精度の異なる複数回の測定(重みの考え方),観測方程式と最小二乗法 第4回 角測量(標高差および距離の測り方と精度,誤差の取り扱い) 第5回 トラバースの閉合(未定乗数の利用,一般的な閉合),三角測量:誤差の閉合 第6回 中間試験,実習ガイダンス(測量学実習の進め方,諸注意,班構成,トータルステーション使用方法の説明),測量器械の設置法(求心・整準・定位,視準法) 第7回 水準測量(レベルによる水準測量) 第8回 角測量(トータルステーションによる角測量)・トラバース測量(トータルステーションによるトラバース測量) 第9回 トラバース測量の閉合調整計算 第10回 三角測量(トータルステーションによる距離測量・角測量) 第11回 三角測量調整計算(補正計算,図形計算) 第12回 三角測量調整計算(補正計算,図形計算) 第13回 レーザー測量(原理と実演) 第14回 地形測量(三角網に基づく細部測量,図形計算,基本原理,等高線の作図) 第15回 製図・図学(製図の基本,図学),実地試験
1から5回は測量学,6から15回は測量学実習となり,測量学は中間試験を実施し,測量学実習はレポート,実地試験を課す.
実習の順番は,天候によって前後する場合がある. |
教科書・参考書等 |
参考書(購入する必要はないです) 森忠次:"測量学<1>基礎編"、丸善(2001),ISBN4621048139,3,360円 土木学会:"土木製図基準"、土木学会 (2004),ISBN4810602648,5,250円 |
授業で使用する メディア・機器等 |
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【詳細情報】 |
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授業で取り入れる 学習手法 |
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予習・復習への アドバイス |
授業で使用したPPTはMoodleに公開するため,授業後の復習に使用してください. 実習前には,前回までの実習内容を十分に復習しておくこと. 各種測量を行う際に,測定原理を十分に理解し,いかにすれば, (1) 手際よく敏速に適切な測量器械の設置を行うことができるのか. (2) 精度よくかつ無駄の無い測量を行うことができるのか. を考えてみること(より少ない時間で精度よい測量を行うことが重要である). |
履修上の注意 受講条件等 |
不慮の事故等によりやむなく欠席する場合には,必ず授業担当者に連絡して指示を仰ぐこと. |
成績評価の基準等 |
中間試験,レポート、取り組み姿勢,実地試験により100点満点で総合評価する.測量学実習は班別によるグループ実習のため,無断欠席・レポート未提出は厳しく評価する. |
実務経験 |
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実務経験の概要と それに基づく授業内容 |
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メッセージ |
本科目は測量士補の資格および測量士の受験資格を得るために必要な科目である. |
その他 |
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すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。 回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 |