年度 |
2024年度 |
開講部局 |
工学部 |
講義コード |
K7601030 |
科目区分 |
専門教育科目 |
授業科目名 |
再資源工学 |
授業科目名 (フリガナ) |
サイシゲンコウガク |
英文授業科目名 |
Recycling engineering |
担当教員名 |
西嶋 渉 |
担当教員名 (フリガナ) |
ニシジマ ワタル |
開講キャンパス |
東広島 |
開設期 |
3年次生 後期 4ターム |
曜日・時限・講義室 |
(4T) 火1-4:工116 |
授業の方法 |
講義 |
授業の方法 【詳細情報】 |
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Moodleによって資料提供を行い、講義は対面とオンデマンドを併用する。 |
単位 |
2.0 |
週時間 |
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使用言語 |
J
:
日本語 |
学習の段階 |
3
:
中級レベル
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学問分野(分野) |
25
:
理工学 |
学問分野(分科) |
08
:
化学工学 |
対象学生 |
工学部 |
授業のキーワード |
グリーンプロセス、資源循環、環境管理、再資源化技術、環境関連法 SDGs: 6, 7, 13 |
教職専門科目 |
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教科専門科目 |
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プログラムの中での この授業科目の位置づけ (学部生対象科目のみ) | この科目は第三類の学生を対象とした専門科目であるが、化学工学プログラムの学生に対しては学習・教育目標の「(A)人・社会・自然と工学の関わりの理解と多面的な思考力の養成、(C)化学および化学工学の基礎の確実な習得と応用力の養成 C1.工学基礎、C4.化学工学専門」に対応している。学習・教育目標の詳細については「その他」欄の化学工学講座ホームページを参照されたい。 |
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到達度評価 の評価項目 (学部生対象科目のみ) | 応用化学プログラム (知識・理解) ・教養教育と専門教育における幅広い基礎知識および化学に関する専門基礎知識 ・応用化学に関する高度な専門知識 ・基礎および専門知識に裏付けられた論理的思考に基づく構想力
化学工学プログラム (知識・理解) ・人・社会・自然と工学の関わりの理解と多面的な思考力の養成 (能力・技能) ・化学および化学工学の基礎の確実な習得と応用力の養成(C1)工学基礎 ・化学および化学工学の基礎の確実な習得と応用力の養成(C4)化学工学専門
生物工学プログラム (知識・理解) ・生物工学及び生命科学の基礎および応用知識の修得(到達目標C・講義科目) |
授業の目標・概要等 |
循環型社会を形成するための手法について、工学的なアプローチのみならず、社会経済的、環境科学的な視点からのアプローチを行う。 (1) 環境・資源の両面から循環型社会形成の必要性を理解する。 (2) 企業の環境配慮に関わる社会的責任を理解する。 (3) 資源循環を達成するためのライフサイクル設計を理解する。 (4) 水資源を再利用するための単位プロセスを理解する。 (5) 各種資源の再生・変換技術を理解する。 (6) グリーンプロセスの概念を理解する。 |
授業計画 |
第1回 ガイダンス 第2回 資源・環境問題の捉え方(小テスト) 第3回 資源の有限性と再生利用(小テスト) 第4回 廃棄物の管理の仕組みと発生・処分の現状(小テスト) 第5回 循環型社会を目指した仕組みと法体系(小テスト) 第6回 環境規制と企業の社会的責任(小テスト) 第7回 インバースマニュファクチャリング(小テスト) 第8回 グリーンサステイナブルケミストリー(小テスト)
第9回 ライフサイクルアセスメント(小テスト) 第10回 金属資源の再生技術(小テスト) 第11回 プラスチック資源の再生技術(小テスト) 第12回 有機資源の再生技術(小テスト) 第13回 がれき類等大量資源の再生技術(小テスト) 第14回 水資源の再生技術(小テスト) 第15回 まとめ
第16回 期末試験 |
教科書・参考書等 |
(2)〜(6) 環境白書・循環型社会白書・生物多様性白書などが参考になります。 (https://www.env.go.jp/policy/hakusyo/) (5) リサイクルに関する施策・法令については環境省のHPなどが参考になります。 (https://www.env.go.jp/recycle/recycling/) (7)〜(15) リサイクルに関して多くの書籍がでています。どれでも1冊読むと理解の助けになります。 |
授業で使用する メディア・機器等 |
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【詳細情報】 |
Moodleを通じて講義資料を配布する(資料は机上配布は行わない) オンデマンドでの講義では、Moodleを通じてオンデマンド資料を配布する 使用する視聴覚教材の種類(パワーポイント) |
授業で取り入れる 学習手法 |
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予習・復習への アドバイス |
講義資料を1週間前を目途にMoodle上で配布し、講義最終日まで利用可能とするので予習・復習に活用してもらいたい。 |
履修上の注意 受講条件等 |
原則として、毎回の出席が必要です。 |
成績評価の基準等 |
小テスト(25%)、期末試験(75%)により合計100点満点で評価し、60点以上を合格とする。 |
実務経験 |
有り
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実務経験の概要と それに基づく授業内容 |
実務経験の内容:広島大学で発生する実験廃液・排水の管理、再利用水の製造に関する実務 講義の内容:特に第14回の講義において、実務経験から得られた水再生技術の具体的な内容を講義に組み込みながら講義する。 |
メッセージ |
本講義はSDGs(持続可能な開発目標)の中で、「6:安全な水とトイレを世界中に」、「7:エネルギーをみんなにそしてクリーンに」、「13:気候変動に具体的な対策を」に関連した講義内容を含む。 |
その他 |
http://www.chemeng.hiroshima-u.ac.jp/
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すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。 回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 |