年度 |
2024年度 |
開講部局 |
工学部 |
講義コード |
K7600030 |
科目区分 |
専門教育科目 |
授業科目名 |
グリーンテクノロジー |
授業科目名 (フリガナ) |
グリーンテクノロジー |
英文授業科目名 |
Green Technology |
担当教員名 |
中井 智司 |
担当教員名 (フリガナ) |
ナカイ サトシ |
開講キャンパス |
東広島 |
開設期 |
3年次生 後期 3ターム |
曜日・時限・講義室 |
(3T) 月1-2,水1-2:工111 |
授業の方法 |
講義 |
授業の方法 【詳細情報】 |
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講義中心 (対面で実施予定ですが、場合によってはオンデマンド型に変更する可能性があります。) |
単位 |
2.0 |
週時間 |
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使用言語 |
B
:
日本語・英語 |
学習の段階 |
3
:
中級レベル
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学問分野(分野) |
25
:
理工学 |
学問分野(分科) |
08
:
化学工学 |
対象学生 |
第三類 3年次生 |
授業のキーワード |
グリーンケミストリー、化学物質政策、上市前評価項目、リスク評価、リスク管理、動態モデル,実務経験 |
教職専門科目 |
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教科専門科目 |
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プログラムの中での この授業科目の位置づけ (学部生対象科目のみ) | ・この科目は第三類の学生を対象とした「専門科目」である。 ・環境科学基礎論を履修していることが望ましい。 |
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到達度評価 の評価項目 (学部生対象科目のみ) | 応用化学プログラム (知識・理解) ・教養教育と専門教育における幅広い基礎知識および化学に関する専門基礎知識 ・応用化学に関する高度な専門知識 ・基礎および専門知識に裏付けられた論理的思考に基づく構想力
化学工学プログラム (知識・理解) ・人・社会・自然と工学の関わりの理解と多面的な思考力の養成 (能力・技能) ・化学および化学工学の基礎の確実な習得と応用力の養成(C1)工学基礎 ・化学および化学工学の基礎の確実な習得と応用力の養成(C4)化学工学専門
生物工学プログラム (知識・理解) ・生物工学及び生命科学の基礎および応用知識の修得(到達目標C・講義科目) |
授業の目標・概要等 |
安全、安心な化学産業の実現において、化学物質の性質や影響を理解し、これを適切に利用することが重要である。本講義では、以下の知識と能力の習得を目標とする:
1) グリーンケミストリーの12箇条を理解し、応用する 2) 化学物質の管理手法を理解する 3) 上市前評価項目(MPD)を理解する 4) 化学物質による生態影響を理解する 5) 環境中での化学物質の挙動を予測できる 6) 化学物質によるリスクの評価方法を理解し、応用する 7) 人為的活動と地球環境問題との関係を理解する 8) 化学物質の特性を理解し、これを応用する
なお,「知識・理解」,「能力・技能」の評価項目は,下記のとおりである: ・化学工学プログラムにおける「(A)人・社会・自然と工学の関わりの理解と多面的な思考力の養成」、「(C)化学および化学工学の基礎の確実な習得と応用力の養成」のうちで、「(C1)工学基礎に関する知識およびそれらを問題解決に利用できる能力」、「(C3)化学工学の分野に関する専門知識,実験技術,およびそれらを問題解決に利用できる能力」 |
授業計画 |
第1回 ガイダンス 第2回 グリーンケミストリー 第3回 化学物質の管理 第4回 上市前最小安全性評価項目1 (蒸気圧、分配係数) 第5回 上市前最小安全性評価項目2 (吸着) 第6回 上市前最小安全性評価項目3 (生分解性) 第7回 上市前最小安全性評価項目1~3の応用 第8回 中間試験 第9回 上市前最小安全性評価項目4 (毒性、生態毒性試験) 第10回 リスク評価と管理1(閾値のある物質) 第11回 リスク評価と管理2(閾値のある物質) 第12回 リスク評価と管理3(閾値のない物質) 第13回 化学物質の動態基本モデル1(曝露濃度推定) 第14回 化学物質の動態基本モデル2(曝露リスク評価) 第15回 化学物質の動態基本モデル3(体内動態)
第8回に中間試験、第16回に期末試験を行います。レポートについては、適宜、講義中に指示します。 |
教科書・参考書等 |
・講義のレジメを配布します。 ・参考書は次の通り: 環境と化学 グリーンケミストリー入門、拓殖秀樹・荻野和子・竹内茂彌編、東京化学同人;環境にやさしい21世紀の化学 グリーンケミストリー入門、安保勝一・水野一彦編、NTS;演習 環境リスクを計算する、中西準子、益永繁樹、松田裕之編、岩波書店 リスク解析学入門、D.M.カーメン、D.M.ハッセンザール(中田俊彦 訳)、Springer |
授業で使用する メディア・機器等 |
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【詳細情報】 |
配付資料,パワーポイント |
授業で取り入れる 学習手法 |
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予習・復習への アドバイス |
第2回-第7回、第9回-第15回:ガイダンス配付資料に書かれたタームについて、関連する書籍やインターネット検索等で予め調べておいて下さい。 第8回、第16回パワーポイント資料、ノートを復習して下さい。 |
履修上の注意 受講条件等 |
原則としてすべての授業に出席すること。 |
成績評価の基準等 |
中間試験 (40%)、期末試験(40%)、レポート(10点)、小テスト(10点)により100点満点で評価し、60点以上を合格とする。 |
実務経験 |
有り
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実務経験の概要と それに基づく授業内容 |
有害廃棄物処理、リスク評価の部分に反映 |
メッセージ |
毎回パワーポイントの資料の配付や板書を行います。授業中に疑問に感じることがあれば、講義中でも遠慮なく質問して下さい。オフィスアワーは月曜日13:00~14:00ですが、これ以外の時間にも随時質問を受け付けます。 |
その他 |
大手化学繊維メーカーでの勤務経験を有する教員が、化学物質の管理およびリスク評価法について講義する。 |
すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。 回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 |