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年度 2024年度 開講部局 工学部
講義コード K7368030 科目区分 専門教育科目
授業科目名 情報分子生物学
授業科目名
(フリガナ)
ジョウホウブンシセイブツガク
英文授業科目名 Molecular Bioinformatics
担当教員名 田島 誉久
担当教員名
(フリガナ)
タジマ タカヒサ
開講キャンパス 東広島 開設期 3年次生   後期   3ターム
曜日・時限・講義室 (3T) 水3-4,金3-4:工101
授業の方法 講義 授業の方法
【詳細情報】
 
講義中心、演習中心、板書多用、ディスカッション、学生の発表、野外実習、作業、薬品使用 
単位 2.0 週時間   使用言語 B : 日本語・英語
学習の段階 4 : 上級レベル
学問分野(分野) 26 : 生物・生命科学
学問分野(分科) 02 : 生物工学
対象学生 令和4年度(2022年度)入学生(三年次生)及び過年度生
授業のキーワード SDG_09、バイオインフォマティクス、ゲノミクス、プロテオミクス、メタボロミクス、システムバイオロジー  
教職専門科目   教科専門科目  
プログラムの中での
この授業科目の位置づけ
(学部生対象科目のみ)
・第三類専門科目の中で専門細目分野で「C: 生物工学・生命科学の基礎と応用」に属し、研究者・技術者として必要となる工学基礎学力を身につけた上で,専門的な技術に関する知識や理解を深める。
・この授業の前提となる主な科目:分子生物学I, II、生物化学I, II、発酵工学など  
到達度評価
の評価項目
(学部生対象科目のみ)
生物工学プログラム
(知識・理解)
・生物工学及び生命科学の基礎および応用知識の修得(到達目標C・講義科目) 
授業の目標・概要等 近年、ゲノム配列情報をはじめとして様々な生物情報の蓄積が行われてきており、これらの大規模情報を使いこなす技術が必要となってきている。本講では、このような生物情報の取得、解析、利用の基礎ならびに生命倫理との関連について解説する。
なお,「知識・理解」,「能力・技能」の評価項目は,下記のとおりである。
・生物工学プログラムにおける「知識・理解」のうちで、「(C-3)構造基盤としての塩基・アミノ酸配列情報の活用,生体分子の高速解析,微生物の発酵制御,代謝解析に必要となるソフトウェア活用技術,及びプログラミング法の基本技術を身につけ,活用する能力」  
授業計画 第1回 バイオインフォマティクスとは
第2回 バイオインフォマティクスを理解するための分子生物学復習1
第3回 バイオインフォマティクスを理解するための分子生物学復習2
第4回 DNA・タンパク質配列解析法1-相同配列比較・モチーフ・機能予測
第5回 DNA・タンパク質配列解析法2-PC実習(clustalW、分子系統解析)
第6回 タンパク質の立体構造解析
第7回 ゲノム塩基配列解析1-配列決定法、遺伝子予測・機能予測・分類
第8回 ゲノム塩基配列解析2-PC実習(ゲノム解析)
第9回 トランスクリプトーム解析
第10回 プロテオーム解析
第11回 代謝経路解析1-代謝データベース・代謝経路探索・機能予測
第12回 代謝経路解析2-PC実習(代謝経路解析)
第13回 システム生物学1-システム同定・推定と解析
第14回 システム生物学2-システム制御-設計
第15回 まとめと復習

適宜、レポート課題を課す。
試験は第16回目に実施する。 
教科書・参考書等 教科書)「はじめてのバイオインフォマティクス」、藤博幸(編)、講談社サイエンティフィク
参考書)「バイオインフォマティクス」、美宅成樹・榊佳之(編)、東京化学同人(手法をより詳しく理解することができます。)「よくわかるバイオインフォマティクス」、藤博幸(編)、講談社  
授業で使用する
メディア・機器等
 
【詳細情報】  
授業で取り入れる
学習手法
 
予習・復習への
アドバイス
教科書を中心に予習・復習をすること。
疑問点は授業中に積極的に質問して理解して欲しい。 
履修上の注意
受講条件等
 
成績評価の基準等 「授業の目標」の到達度は期末試験により評価する。成績評価はレポート点を加えた総合評価により決定する。これらの配分は、レポート(30%程度)、期末試験(70%程度)とする。  
実務経験 有り  
実務経験の概要と
それに基づく授業内容
産業に有用な微生物のゲノム解析、遺伝子予測や機能予測を行った経験のある教員がゲノム等の情報解析に関する講義や実習を行う。 
メッセージ  
その他   
すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。
回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 
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