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年度 2024年度 開講部局 工学部
講義コード K7313030 科目区分 専門教育科目
授業科目名 遺伝子・タンパク質工学
授業科目名
(フリガナ)
イデンシ・タンパクシツコウガク
英文授業科目名 Genetic and protein engineering
担当教員名 岡村 好子
担当教員名
(フリガナ)
オカムラ ヨシコ
開講キャンパス 東広島 開設期 3年次生   後期   4ターム
曜日・時限・講義室 (4T) 月3-4,水1-2:工108
授業の方法 講義 授業の方法
【詳細情報】
 
講義中心 
単位 2.0 週時間   使用言語 B : 日本語・英語
学習の段階 3 : 中級レベル
学問分野(分野) 26 : 生物・生命科学
学問分野(分科) 02 : 生物工学
対象学生 三類3年次
授業のキーワード バイオテクノロジー、遺伝子増幅、遺伝子組み換え、ポストゲノム、遺伝子診断技術、微生物利用、タンパク質改変、創薬 
教職専門科目   教科専門科目  
プログラムの中での
この授業科目の位置づけ
(学部生対象科目のみ)
この科目は専門細目分野は「バイオプロセス、生物機能化学」に属し、基礎的な科目で学習した内容を用いて、応用技術への発展と身の回りの利用例を知ることで理解を深める。
・この授業の前提となる科目:生物化学I,生物化学II,酵素化学,微生物学Ⅰ,微生物学II、分子生物学Ⅰ,分子生物学Ⅱ
・この授業と合わせて履修することが望ましい科目:糖鎖・免疫工学、分子生物学III 、応用生物工学
 
到達度評価
の評価項目
(学部生対象科目のみ)
生物工学プログラム
(知識・理解)
・生物工学及び生命科学の基礎および応用知識の修得(到達目標C・講義科目) 
授業の目標・概要等 核酸、タンパク質の構造を理解した上で、その利用法と応用例について講義する。
この授業で学習する主な内容は次の通り
(1) ゲノム構造、DNA増幅法、遺伝子組み換えの原理
(2) 遺伝子多型を利用した診断法、検出の原理
(3) オミックス解析の原理
(4) タンパク質の構造、機能改変の原理
(5) 微生物利用
 
授業計画 第1回 ガイダンス、セントラルドグマ、遺伝子工学で使用する酵素 
(2章)
第2回 ゲノム構造、遺伝子多型を利用した診断法・検出
(10章)
第3回 遺伝子工学で使用する分子解析手法
(3章)
第4回 ライブラリー、標識プローブ、ハイブリダイゼーション
(5章)
第5回 遺伝子クローニング
(4, 5章)
第6回 遺伝子改変
(13章)
第7回 遺伝子発現
(6章)
第8回 シークエンス解析技術
(11章)
第9回 オミックス解析
(7, 12章)
第10回 タンパク質機能改変—酵素
(8章)
第11回 タンパク質機能改変—分子進化工学
(8章)
第12回 発生工学
(9章)
第13回 微生物利用
 (13章)
第14回 バイオエネルギー
(15章)
第15回 創薬
(10章)

期末試験を実施、授業後に小テスト(レポート)を実施

授業内容確認の小テストで理解度を評価する 
教科書・参考書等 教科書:基礎生物学テキストシリーズ10 遺伝子工学(化学同人)
参考図書:遺伝子工学の基礎(東京化学同人)、工学のための遺伝子工学(講談社)

タンパク質科学と工学(講談社)、
タンパク質工学の基礎 (応用生命科学シリーズ)(東京化学同人)
 
授業で使用する
メディア・機器等
 
【詳細情報】 配付資料,音声教材,映像(ビデオ/PC/その他画像資料) 
授業で取り入れる
学習手法
 
予習・復習への
アドバイス
第1回〜第10回 遺伝子工学の基礎(東京化学同人)、工学のための遺伝子工学(講談社)を参照すると、より理解できる。
第11回〜第13回 タンパク質科学と工学(講談社)、タンパク質工学の基礎 (応用生命科学シリーズ)(東京化学同人)を参照すると、より理解できる。
第14回〜第15回 実際に行われている研究を紹介し、技術使用方法や応用を学ぶ。この時に、1〜13回で学んだ技術を復習し、理解を深めるとよい。
 
履修上の注意
受講条件等
 
成績評価の基準等 試験の素点と授業後の小テストの合計点で評価。 
実務経験  
実務経験の概要と
それに基づく授業内容
 
メッセージ 卒論研究で実際に行う技術を中心に学習します。生物工学の理解を深めることで、研究室の志望の一考になるとおもいます。 
その他   
すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。
回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 
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