年度 |
2024年度 |
開講部局 |
工学部 |
講義コード |
K7117030 |
科目区分 |
専門教育科目 |
授業科目名 |
専門有機化学I |
授業科目名 (フリガナ) |
センモンユウキカガク1 |
英文授業科目名 |
Advanced Organic Chemistry I |
担当教員名 |
大下 浄治 |
担当教員名 (フリガナ) |
オオシタ ジョウジ |
開講キャンパス |
東広島 |
開設期 |
2年次生 後期 3ターム |
曜日・時限・講義室 |
(3T) 月1-2,金1-2:工115 |
授業の方法 |
講義 |
授業の方法 【詳細情報】 |
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講義中心 |
単位 |
2.0 |
週時間 |
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使用言語 |
B
:
日本語・英語 |
学習の段階 |
3
:
中級レベル
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学問分野(分野) |
25
:
理工学 |
学問分野(分科) |
07
:
化学 |
対象学生 |
第三類 2022年度入学生および過年度生(60) |
授業のキーワード |
結合、アルカン、アルケン、アルキン、立体化学、ハロゲン化アルキル、アルコール、アミン、求核置換反応、SDG_09 |
教職専門科目 |
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教科専門科目 |
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プログラムの中での この授業科目の位置づけ (学部生対象科目のみ) | 第三類応用化学プログラムの中で有機化学を取り扱うものの一つ。関連する必修の講義として、基礎有機化学Ⅰ、専門有機化学Ⅱ・Ⅲがある。 |
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到達度評価 の評価項目 (学部生対象科目のみ) | 応用化学プログラム (知識・理解) ・教養教育と専門教育における幅広い基礎知識および化学に関する専門基礎知識 ・応用化学に関する高度な専門知識 ・基礎および専門知識に裏付けられた論理的思考に基づく構想力 |
授業の目標・概要等 |
ジョーンズ「有機化学」1章-7章に基づいて講義し、以下の有機化学の基礎知識を修得させる。
1)原子と分子;結合と軌道 2)アルカン 3)アルケンとアルキン 4)立体化学 5)環状化合物 6)ハロゲン化アルキル、アルコール、アミン、エーテル、およびその硫黄類縁体 7)求核置換反応
なお,「知識・理解」,「能力・技能」の評価項目は,下記のとおりである。 結合、軌道に関する知識と理解 アルカン、アルケン、アルキンの構造、結合、基本的物性の知識と理解 立体化学、立体異性体に関する基礎知識と理解 環状化合物の構造と結合、および立体化学に関する知識と理解 ハロゲン化アルキル、アルコール、アミン、エーテル、およびその硫黄類縁体の構造、結合、基本的物性、および簡単な反応性に関する知識と理解 求核置換反応とその応用に関する知識と理解 |
授業計画 |
第1回 1章:原子の構造と電子配置、化学結合、Lewis式、共鳴構造、共有結合、結合エネルギー、酸塩基など 第2回 2章:混成軌道、メタン、メチル基、エタン、エチル化合物、Newman投影式など 第3回 2章:プロパン、ブタン、ペンタン、およびそれらの関連化合物、アルカンの命名法、環状化合物など 第4回 3章:アルケンの構造、結合、性質 第5回 3章:アルキンの構造、結合、性質 第6回 4章:立体化学、光学異性 第7回 4章:ジアステレオマー 第8回 1-4章:中間試験、および1-4章のまとめ 第9回 5章:単環式化合物、シクロヘキサン誘導体 第10回 5章:多環式化合物 第11回 6章:ハロゲン化アルキル 第12回 6章:アルコール、アミン、エーテル、硫黄誘導体 第13回 7章:二分子求核置換反応 第14回 7章:一分子求核置換反応 第15回 7章:求核置換反応の応用例
中間試験のほかに第16回に5-7章の範囲で期末試験を行う
授業の進み具合によって、授業計画には若干のずれが生じる可能性がある |
教科書・参考書等 |
講義形式(講義中心、板書多用) テキスト:ジョーンズ 「有機化学」第5版(東京化学同人) |
授業で使用する メディア・機器等 |
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【詳細情報】 |
テキスト |
授業で取り入れる 学習手法 |
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予習・復習への アドバイス |
予習:各回の授業計画に基づいて、対応する教科書に部分を予め読んでおくことが好ましい。 復習:授業中に指示する練習問題を各自で解いておくことが好ましい。 |
履修上の注意 受講条件等 |
この科目に先だつ科目:基礎有機化学I この科目が役立つ応用科目:専門有機化学II、専門有機化学III、理論有機化学、有機演習 |
成績評価の基準等 |
中間試験(50%)、期末試験(50%)の総合点で60%以上の評価で合格とする。授業の概要で示した7つの習得すべき授業の目標の試験での配点は、1)と2)の2つは、3)-7)の各目標に比べて1/2で、3)-7)の5つに関してはほぼ均等である。 |
実務経験 |
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実務経験の概要と それに基づく授業内容 |
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メッセージ |
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その他 |
上記テキストは、専門有機化学II, IIIおよび理論有機化学でも使用するので、上下巻とも購入することを推奨する。
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すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。 回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 |