年度 |
2024年度 |
開講部局 |
工学部 |
講義コード |
K7112031 |
科目区分 |
専門教育科目 |
授業科目名 |
物理化学II |
授業科目名 (フリガナ) |
ブツリカガク2 |
英文授業科目名 |
Physical Chemistry II |
担当教員名 |
駒口 健治 |
担当教員名 (フリガナ) |
コマグチ ケンジ |
開講キャンパス |
東広島 |
開設期 |
2年次生 後期 3ターム |
曜日・時限・講義室 |
(3T) 月3-4:工111, (3T) 金3-4:工115 |
授業の方法 |
講義 |
授業の方法 【詳細情報】 |
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パワーポイントによる表示と説明、および板書による講義。必要に応じて演習を行う。 |
単位 |
2.0 |
週時間 |
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使用言語 |
J
:
日本語 |
学習の段階 |
2
:
初級レベル
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学問分野(分野) |
25
:
理工学 |
学問分野(分科) |
07
:
化学 |
対象学生 |
第三類 令和5年度入学生および過年度生 |
授業のキーワード |
相平衡,相図,化学ポテンシャル,理想溶液,混合物の熱力学,束一的性質,化学平衡 |
教職専門科目 |
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教科専門科目 |
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プログラムの中での この授業科目の位置づけ (学部生対象科目のみ) | 第三類専門科目に属し,基礎的な科目で学習した内容を用いて,専門的な化学分野に関する知識や理解を深める |
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到達度評価 の評価項目 (学部生対象科目のみ) | 応用化学プログラム (知識・理解) ・教養教育と専門教育における幅広い基礎知識および化学に関する専門基礎知識 ・応用化学に関する高度な専門知識 ・基礎および専門知識に裏付けられた論理的思考に基づく構想力
化学工学プログラム (能力・技能) ・化学および化学工学の基礎の確実な習得と応用力の養成(C2)化学工学基礎
生物工学プログラム (知識・理解) ・生物工学及び生命科学の基礎および応用知識の修得(到達目標C・講義科目) |
授業の目標・概要等 |
物理化学Iで学んだ熱力学第一法則と第二法則を基礎として,以下の項目を修得する 1 純物質ならびに混合物の相平衡に関する基本用語・概念を理解し,説明できる 2 純物質ならびに混合物の相平衡に関する基本式を誘導し,説明できる 3 相平衡に関する基本式を使って熱力学量を計算できる 4 いろいろな相図について説明でき,解釈できる 5 化学平衡について説明できる |
授業計画 |
1.熱力学第一法則の簡単な復習 2.熱力学第二法則の簡単な復習 3.純物質の物理的な変態(4章:相図) 4.純物質の物理的な変態(4章:相転移の熱力学的側面) 5.純物質の物理的な変態(4章:相境界の位置) 6.単純な混合物(5章:部分モル量) 7.単純な混合物(5章:混合の熱力学) 8.これまでのまとめと中間試験 9.単純な混合物(5章:溶液の性質、束一的性質) 10.単純な混合物(5章:2成分系の相図) 11.単純な混合物(5章:さまざまな相図とその解釈) 12.単純な混合物(5章:活量) 13.化学平衡(6章:平衡定数) 14.化学平衡(6章:外部条件に対する平衡の応答) 15.相図および化学平衡のまとめと期末試験 |
教科書・参考書等 |
講義形式(講義中心) 下記の教科書を中心に,パワーポイント・配布資料を使い解説する。 ・P. Atkins, Julio de Paula著(中野元裕,上田貴洋,奥村光隆,北河康隆 訳),「物理化学(上)第10版」,東京化学同人 |
授業で使用する メディア・機器等 |
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【詳細情報】 |
テキスト,配布資料,パワーポイント(PC) |
授業で取り入れる 学習手法 |
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予習・復習への アドバイス |
1.熱力学の基礎概念(熱力学第一,第二,第三法則)の確実な理解 2.熱力学の基礎概念(熱力学第一,第二,第三法則)の確実な理解 3.相図の理解 4.ギブズの相律の理解 5.相の安定性の理解 6.部分モル量の理解 7.化学ポテンシャルの概念と混合物の熱力的記述の理解 8.第1回~第7回の内容を参考にすること 9.束一的性質の理解 10.二成分系相図の解釈 11.様々な二成分系の相図の特徴とその理解 12.活量と活量係数の理解 13.化学平衡とギブズエネルギーの関係の理解 14.化学平衡の熱力学的な定式化の理解 15.第9回~第14回の内容を参考にすること |
履修上の注意 受講条件等 |
応用化学プログラムおよび生物工学プログラムの学生は本講義を受講し,化学工学プログラムの学生は,滝嶌教官の講義を受講すること。 |
成績評価の基準等 |
中間試験および期末試験の合計(100点満点)で評価し,60点以上を合格とする。 |
実務経験 |
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実務経験の概要と それに基づく授業内容 |
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メッセージ |
オフィスアワーを木曜日(16:00-18:00)に設定するので積極的に利用されたい。なお,これ以外の時間にも質問等は受け付ける。 この科目は第三類の学生を対象とした専門科目であるが,応用化学コースに配属された学生に対しては,学習・教育目標の「(Ka)確実な基礎」に対応している。 |
その他 |
中間試験や期末試験を部活動の大会や遠征などの理由で休むことは、原則として認めません。 |
すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。 回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 |