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年度 2024年度 開講部局 工学部
講義コード K7001030 科目区分 専門教育科目
授業科目名 化学工学量論
授業科目名
(フリガナ)
カガクコウガクリョウロン
英文授業科目名 Chemical Stoichiometry
担当教員名 矢吹 彰広
担当教員名
(フリガナ)
ヤブキ アキヒロ
開講キャンパス 東広島 開設期 2年次生   前期   2ターム
曜日・時限・講義室 (2T) 月3-4,水1-2:工116
授業の方法 講義 授業の方法
【詳細情報】
 
講義、演習 
単位 2.0 週時間   使用言語 J : 日本語
学習の段階 2 : 初級レベル
学問分野(分野) 25 : 理工学
学問分野(分科) 08 : 化学工学
対象学生
授業のキーワード 工学基礎、化学プロセス、物質収支、物理的状態の変化、エンタルピー収支、実務経験、SDG_09 
教職専門科目   教科専門科目  
プログラムの中での
この授業科目の位置づけ
(学部生対象科目のみ)
この科目は第三類の専門基礎科目である。応用化学プログラムの学生に対しては学習・教育目標の(Ka)確実な基礎と解決能力に対応してい る。化学工学プログラムの学生に対しては学習・教育目標の「(C)化学および化学工学の基礎の確実な習得と応用力の養成 C2.化学工学基礎」に対応して いる。生物工学プログラムの学生に対しては「(C)生物工学及び生命科学の基礎知識と応用技術の修得」に対応している。教育プログラムに関しては関連 URL(応用化学),URL(化学工学),URL(発酵工学)を参照されたい。

なお,下記の「到達度評価の評価項目」については,所属するプログラムの項目を参照すること。 
到達度評価
の評価項目
(学部生対象科目のみ)
応用化学プログラム
(知識・理解)
・教養教育と専門教育における幅広い基礎知識および化学に関する専門基礎知識
・応用化学に関する高度な専門知識
・基礎および専門知識に裏付けられた論理的思考に基づく構想力

化学工学プログラム
(能力・技能)
・化学および化学工学の基礎の確実な習得と応用力の養成(C2)化学工学基礎

生物工学プログラム
(知識・理解)
・生物工学及び生命科学の基礎および応用知識の修得(到達目標C・講義科目) 
授業の目標・概要等 化学プロセスの基本的理解とその定量的な把握のために必要な物質およびエネルギー収支の取り方、量論関係の扱い方を学ぶ。本講を受講することにより、化学技術者として必要な化学プロセスの全体像を把握する手法の基礎を習得できる。この手法は単に化学工業のみならず、各種の製造業、バイオ関連産業、エネルギー関連産業などほとんど全てのプロセス工業に共通な基礎的手法の一つである。

なお、「知識・理解」、「能力・技能」の評価項目は、下記のとおりである。
1) 化学プロセス計算について理解する。
2) 物質量の取扱いと単位系について理解する。
3) 理想気体と実在気体のPVT関係について理解する。
4) 化学プロセスの物質収支計算を理解する。
5) 物理状態変化とエンタルピー収支計算を理解する。 
授業計画 第1回  単位の取り扱い、単位換算の方法
第2回  実在気体の状態方程式、蒸気圧の算出
第3回  物質収支の基礎
第4回  分離及び混合に関する物質収支
第5回  化学反応の取り扱いに関する用語
第6回  化学反応を伴う物質収支
第7回  燃焼プロセスにおける物質収支
第8回  化学プロセスの物質収支
第9回  中間試験
第10回 循環操作を伴う化学プロセスの物質収支
第11回 物理的状態の変化とエンタルピー収支
第12回 化学反応とエンタルピー収支(反応熱、生成熱、燃焼熱)
第13回 燃料の発熱量、反応熱に対する温度および圧力の影響
第14回 化学プロセスにおけるエンタルピー収支
第15回 総復習と演習

中間試験と期末試験を予定している。
レポートは全部で15問程度の提出を予定している。
(宿題は全部で15時間程度を要するものを出題する。) 
教科書・参考書等 教科書:浅野康一 著,「化学プロセス計算」,共立出版 
授業で使用する
メディア・機器等
 
【詳細情報】  
授業で取り入れる
学習手法
 
予習・復習への
アドバイス
毎回講義の最後に小テストを行うので、教科書の例題、演習問題を参照しておくこと。また、ノートを各自で整理し、必ず復習すること。

第1回 単位換算(第1、2章)
第2回 状態方程式、Antoine式(第3、4章)
第3回~第9回 物質収支の計算(第5、6章)
第10回~第14回 エンタルピー収支(第7、8章) 
履修上の注意
受講条件等
原則として毎回演習を行うので全ての授業に出席すること。
 
成績評価の基準等 中間試験(40%)、期末試験(40%)、演習問題(10%)、レポート(10%)により100点満点で評価し、60点以上を合格とする。 
実務経験 有り  
実務経験の概要と
それに基づく授業内容
大手化学繊維メーカーでの勤務経験を有する教員が、化学プラントの物質収支と熱収支について解説する。 
メッセージ  
その他 https://www.chemeng.hiroshima-u.ac.jp/ 
すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。
回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 
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