年度 |
2024年度 |
開講部局 |
工学部 |
講義コード |
K6717020 |
科目区分 |
専門教育科目 |
授業科目名 |
社会システム工学 |
授業科目名 (フリガナ) |
シャカイシステムコウガク |
英文授業科目名 |
Social System Engineering |
担当教員名 |
林田 智弘,高橋 勝彦 |
担当教員名 (フリガナ) |
ハヤシダ トモヒロ,タカハシ カツヒコ |
開講キャンパス |
東広島 |
開設期 |
3年次生 前期 1ターム |
曜日・時限・講義室 |
(1T) 月7-8:工103, (1T) 金7-8:工106 |
授業の方法 |
講義 |
授業の方法 【詳細情報】 |
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講義中心. なお,本講義の実施方法(オンライン/対面方式)は全学指針に従うものとする.決定次第,もみじ掲示板等で履修登録者に案内予定. |
単位 |
2.0 |
週時間 |
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使用言語 |
B
:
日本語・英語 |
学習の段階 |
3
:
中級レベル
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学問分野(分野) |
25
:
理工学 |
学問分野(分科) |
11
:
電気システム制御工学 |
対象学生 |
第二類 3年次生 |
授業のキーワード |
組織学習,総合的品質管理,トヨタ生産システム,総合的設備保全,遺伝的アルゴリズム,ニューラルネットワーク SDG_08, SDG_09, SDG_12 |
教職専門科目 |
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教科専門科目 |
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プログラムの中での この授業科目の位置づけ (学部生対象科目のみ) | この科目は第二類の学生を対象とした専門科目であり,第二類における学習・教育目標の「C:電気・電子・システム・情報分野における専門知識の修得とこれらを応用する能力」に対応している.第二類の電気・電子・システム・情報系プログラムの学習・教育目標の詳細については関連URL2を参照されたい. |
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到達度評価 の評価項目 (学部生対象科目のみ) | 電気システム情報プログラム (能力・技能) ・電気,システム,情報分野の基礎となる概念,知識および手法 |
授業の目標・概要等 |
社会システムにおける基本的な特徴である効率化や最適化,そのための学習や改善について,社会システムの中でも製造業など企業における組織学習や改善活動とそれらの方法論や技法,および最適化手法およびその基礎理論に関する講義することで,社会システムの特徴を理解する. 前半の第1部では,社会システムの中でも製造業など企業における組織学習と改善活動について講義する。ガイダンスの後,TQM(総合的品質経営),TPS(トヨタ生産システム),TPM(総合的設備保全)それぞれについて考え方や体系と,手法を講義する。 後半の第2部では,社会システムの効率化・最適化のための一般的な手法を講義する。厳密解法として数理計画法の概要を講義し,進化計算手法としてGA(遺伝的アルゴリズム)およびNN(ニューラルネットワーク)の動作原理と学習手法について講義する。 |
授業計画 |
第1部 組織学習と改善活動(担当:髙橋勝彦) 第1回 ガイダンス,組織学習,改善活動 第2回 TQM(総合的品質経営)の考え方と体系 第3回 TQMにおける組織学習・改善の手法:問題解決ストーリー,QC七つ道具 第4回 TPS(トヨタ生産システム)の考え方と体系 第5回 TPSにおける組織学習・改善の手法:平準化,投入順序決定,かんばん方式 第6回 TPM(総合的設備保全)の考え方と体系 第7回 TPMにおける組織学習・改善の手法:FTA, FMEA,保全手法 第8回 前半のまとめと中間試験 第2部 効率化・最適化手法(担当:林田智弘) 第9回 効率化・最適化手法の概要:厳密解法および進化計算手法 第10回 遺伝的アルゴリズムの概要 第11回 遺伝的アルゴリズムのアルゴリズムと応用(1) 第12回 遺伝的アルゴリズムのアルゴリズムと応用(2) 第13回 ニューラルネットワークの動作原理 第14回 ニューラルネットワークの学習と応用(1) 第15回 ニューラルネットワークの学習と応用(2)
講義中に実施した課題のレポートを提出する. 中間と期末に試験を実施する. |
教科書・参考書等 |
各回の講義において紹介する. |
授業で使用する メディア・機器等 |
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【詳細情報】 |
毎回の講義に関して資料を配布する. |
授業で取り入れる 学習手法 |
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予習・復習への アドバイス |
予め講義内容についての予習と同時に,講義内容および講義時間中の課題演習により理解を深めた内容についての復習をしてください. |
履修上の注意 受講条件等 |
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成績評価の基準等 |
授業目標の到達度は,中間試験と期末試験により評価する.成績評価は,授業目標の到達度に日頃の学習態度を加えた総合評価により決定し,60%以上を合格とする.その配分は,中間試験(45%)期末試験(45%),演習問題・レポート (10%)とする. |
実務経験 |
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実務経験の概要と それに基づく授業内容 |
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メッセージ |
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その他 |
学期末に授業改善アンケートを実施します。回答に協力してください。 回答に対しては教員からコメントを入力し,改善につなげていきます。 なお,受講者が著しく少ない場合などに,アンケートを実施しないときがあります。 |
すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。 回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 |