広島大学シラバス

シラバスTOPへ
English
年度 2024年度 開講部局 工学部
講義コード K6323020 科目区分 専門教育科目
授業科目名 原子力工学
授業科目名
(フリガナ)
ゲンシリョクコウガク
英文授業科目名 Nuclear Engineering
担当教員名 遠藤 暁,鈴木 康浩,城崎 知至
担当教員名
(フリガナ)
エンドウ サトル,スズキ ヤスヒロ,ジョウザキ トモユキ
開講キャンパス 東広島 開設期 3年次生   後期   4ターム
曜日・時限・講義室 (4T) 月5-8:工110
授業の方法 講義 授業の方法
【詳細情報】
 
対面講義、新型コロナの状況によってteamsによるオンラインに変更する 
単位 2.0 週時間   使用言語 J : 日本語
学習の段階 2 : 初級レベル
学問分野(分野) 25 : 理工学
学問分野(分科) 10 : 総合工学
対象学生 第一、二類 3年生および過年度生(約50名)
授業のキーワード 原子核、放射線、核エネルギー、原子炉、磁場閉じ込め核融合炉、慣性核融合炉 
教職専門科目   教科専門科目  
プログラムの中での
この授業科目の位置づけ
(学部生対象科目のみ)
 
到達度評価
の評価項目
(学部生対象科目のみ)
エネルギー変換プログラム
(能力・技能)
・機械システム工学の基礎の確実な習得と応用力の養成

電気システム情報プログラム
(能力・技能)
・電気,システム,情報分野の基礎概念,知識および手法を具体的・専門的な問題に応用する能力 
授業の目標・概要等 原子と原子核の違い、放射線とその利用、核反応、核分裂発見の歴史、
原子炉の原理を学び、原子力発電、核燃料サイクル、核融合の種類と原理について学ぶ。本講義の受講により、原子核、放射線の利用分野、原子力のメリット、デメリットおよび核融合の現状を理解できる。 
授業計画  1.ガイダンス、単位(遠藤)
 2.周期律と原子構造(遠藤)

  3.原子核と放射線(遠藤)

 4.核反応と中性子(遠藤)
 5.核分裂、核燃料(遠藤)
 6.原子炉の原理と種類(遠藤)

 7.原子力発電所の安全対策(遠藤)

 8.核燃料サイクル(遠藤)

 9.核融合反応、燃焼条件、燃料(鈴木)

10.磁場閉じ込め核融合の方式(1)(鈴木)
11.磁場閉じ込め核融合の方式(2)(鈴木)
12.磁場閉じ込め核融合炉の仕組み(鈴木)

13.慣性核融合(1)(城埼)
14.慣性核融合(2)(城埼)
15.慣性核融合炉開発(城埼)

レポートおよび試験行う予定 
教科書・参考書等 講義形式:講義中心
使用する視聴覚教材の種類:ビデオ・OHP・パワーポイント等)
講義資料を配布する。パワーポイント使用。ビデオ2本(35分、20分)を利用する。
参考書:現代原子力工学、大山 彰著(オーム社)
    原子力工学概論(上)山本賢三、石森富太郎(倍風館)
 
授業で使用する
メディア・機器等
 
【詳細情報】 テキスト,配付資料,音声教材,映像(ビデオ/PC/その他画像資料) 
授業で取り入れる
学習手法
 
予習・復習への
アドバイス
 1.SI単位、ISOについて理解すること
 2.周期律と原子構造 元素名の由来、電子構造との関係
   3.原子核と放射線 原子核の崩壊、半減期
 4.核分裂、核燃料 核分裂の原理を理解すること
 5.核反応と中性子 中性子の反応について
 6.原子炉の原理と種類 どのような原子炉があるか理解
 7.原子力発電所の安全対策 多重防護について
 8.核燃料サイクル 核燃料サイクルとはなにか、再処理
 9.核融合反応、燃焼条件、燃料などの基本事項を理解する
10.磁場閉じ込め核融合の原理を学ぶ
11.磁場閉じ込め核融合の原理を学ぶ
12.磁場閉じ込め核融合炉 磁場閉じ込め核融合炉の種類・動作原理を理解する
13.慣性核融合の原理について学ぶ
14.慣性核融合の原理について学ぶ
15.慣性核融合炉の現状を学びエネルギー源としての核融合を理解する
 
履修上の注意
受講条件等
簡単な微分方程式、原子物理の基礎を理解しておくこと 
成績評価の基準等 レポートまたは試験で判断する。総合評価60%以上を合格とする。 
実務経験  
実務経験の概要と
それに基づく授業内容
 
メッセージ オフィスアワー:火曜日17:00-18:00研究室 
その他   
すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。
回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 
シラバスTOPへ