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年度 2024年度 開講部局 工学部
講義コード K6135020 科目区分 専門教育科目
授業科目名 固体物性論
授業科目名
(フリガナ)
コタイブッセイロン
英文授業科目名 Solid State Physics
担当教員名 東 清一郎
担当教員名
(フリガナ)
ヒガシ セイイチロウ
開講キャンパス 東広島 開設期 3年次生   前期   1ターム
曜日・時限・講義室 (1T) 金7-10:工102
授業の方法 講義 授業の方法
【詳細情報】
 
実施形態は状況に応じて判断 
単位 2.0 週時間   使用言語 J : 日本語
学習の段階 3 : 中級レベル
学問分野(分野) 25 : 理工学
学問分野(分科) 12 : 電子工学
対象学生 3年次 前期
授業のキーワード 化学結合、結晶、自由電子、金属、熱伝導、格子振動、誘電体、半導体、バンド理論,実務経験 
教職専門科目   教科専門科目  
プログラムの中での
この授業科目の位置づけ
(学部生対象科目のみ)
 
到達度評価
の評価項目
(学部生対象科目のみ)
電子システムプログラム
(能力・技能)
・電子システム分野の基礎となる概念,知識および手法 
授業の目標・概要等 電子デバイスを構成する各種固体材料(金属、誘電体、半導体、など)の物性を理解し、デバイス応用に向けた基礎知識を習得する。
1.固体を構成する各種化学結合について理解する
2.実格子と逆格子の関係を理解する
3.エネルギーバンドとフェルミ統計について理解する
4.デバイスのエネルギーバンド図を描けるようになる
5.エネルギーバンド図を用いてデバイスの動作を理解する 
授業計画 第1回 イントロダクション/周期表と原子内の電子配列
第2回 内殻電子と価電子
第3回 結晶構造、結晶内でのキャリアの運動
第4回 化学結合と固体のエネルギーバンド
第5回 フーリエ変換、結晶の周期性と逆格子
第6回 逆格子と電子波
第7回 エネルギーバンドとフェルミ準位
第8回 フェルミ統計とキャリア密度
第9回 格子振動とフォノン
第10回 熱伝導
第11回 pn接合と内部電位
第12回 ポアソンの方程式を用いた解析
第13回 pn接合の電気特性
第14回 M-S接合
第15回 ショットキー接触とオーミック接触

課題および期末試験を実施予定 
教科書・参考書等 教科書
岸野正剛「半導体デバイスの物理」
参考書
浜口智尋「電子物性入門」丸善
黒沢達美「物性論 -固体を中心とした-」改訂版 裳華房 
授業で使用する
メディア・機器等
 
【詳細情報】 資料,映像(ビデオ/PC/その他画像資料) 
授業で取り入れる
学習手法
 
予習・復習への
アドバイス
授業中の説明事項をテキストあるいはノートへ書き込み、その内容をしっかり理解できるように復習することが望ましい。 
履修上の注意
受講条件等
 
成績評価の基準等 中間試験、期末試験、等による総合評価 
実務経験 有り  
実務経験の概要と
それに基づく授業内容
精密機器メーカーで半導体プロセス・デバイスに関する実務経験を有する教員が、実例を交えて講義をおこなう。 
メッセージ  
その他   
すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。
回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 
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