年度 |
2024年度 |
開講部局 |
工学部 |
講義コード |
K6112020 |
科目区分 |
専門教育科目 |
授業科目名 |
高電圧工学 |
授業科目名 (フリガナ) |
コウデンアツコウガク |
英文授業科目名 |
High-voltage Engineering |
担当教員名 |
造賀 芳文 |
担当教員名 (フリガナ) |
ゾウカ ヨシフミ |
開講キャンパス |
東広島 |
開設期 |
3年次生 後期 3ターム |
曜日・時限・講義室 |
(3T) 月9-10:工103 |
授業の方法 |
講義 |
授業の方法 【詳細情報】 |
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本講義は、工学部103講義室において「対面形式」にて実施します。講師は、中国電力エネルギア総合研究所の梶山 勝哉 氏です。雷などの高電圧現象に関する講義内容で、開講ターム内で設備の見学も予定しています。Microsoft Teamsの機能を用いて課題提出を行います。本講義を履修する予定の学生は,Teamsへの履修者登録が事前に必要となるため,【 9月30日(月) 正午まで 】に履修登録を必ず行ってください。 |
単位 |
1.0 |
週時間 |
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使用言語 |
J
:
日本語 |
学習の段階 |
3
:
中級レベル
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学問分野(分野) |
25
:
理工学 |
学問分野(分科) |
11
:
電気システム制御工学 |
対象学生 |
工学部第二類 3年次学生および過年度生 |
授業のキーワード |
高電圧,放電,電離,絶縁,実務経験,SDGs、CN |
教職専門科目 |
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教科専門科目 |
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プログラムの中での この授業科目の位置づけ (学部生対象科目のみ) | |
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到達度評価 の評価項目 (学部生対象科目のみ) | 電気システム情報プログラム (能力・技能) ・電気,システム,情報分野の基礎概念,知識および手法を具体的・専門的な問題に応用する能力 |
授業の目標・概要等 |
カーボンニュートラルの実現に向けて電力システムが大きく変化している。高電圧工学は電力システムの基盤となる学問の一つである。高電圧工学の一般的内容について講義する。気体,液体,固体中の放電現象について概説し,雷の実際およびその影響と対策についても示す。さらに高電圧の測定方法,高電圧対応機器,絶縁試験方法などについても説明する。 |
授業計画 |
第1回 気体の放電:タウンゼントの理論,ストリーマ理論,火花電圧,パッシェンの法則 第2回 気体の放電:コロナ放電,高圧・真空・混合ガス放電,グロー放電とアーク放電 液体の放電:電子破壊理論,気泡破壊理論 第3回 固体の放電:電子破壊理論と熱破壊理論,媒質・厚み・温度の効果 複合誘電体の放電:複合誘電体の性質,沿面放電,汚損フラッシュオーバ 第4回 雷放電:雷放電の実際,電力設備への影響と対策 第5回 高電圧の発生,測定:交流高電圧,直流高電圧,インパルス高電圧の発生と測定 第6回 高電圧機器:がいし,ブッシング,ケーブル,避雷器,遮断器 第7回 高電圧絶縁試験:絶縁特性試験,絶縁耐力試験 第8回 期末試験
毎回の課題(小テスト)あり
本講義は学外の専門の先生により実施します。可能であれば学外施設見学を実施していただきます。 |
教科書・参考書等 |
参考書:電気工学基礎講座17「新版 高電圧工学」(朝倉書店) |
授業で使用する メディア・機器等 |
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【詳細情報】 |
主としてパワーポイント,必要に応じて資料を使用する。 |
授業で取り入れる 学習手法 |
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予習・復習への アドバイス |
・復習 各回の講義の後復習すること。 |
履修上の注意 受講条件等 |
課題(小テスト)はTeamsで提出を予定。 |
成績評価の基準等 |
成績は毎回提出する課題および期末試験で評価する。 |
実務経験 |
有り
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実務経験の概要と それに基づく授業内容 |
電力会社において高電圧機器運用実務および研究開発に携わっている。 |
メッセージ |
予め、Teamsへの履修者登録が必要なため,【 9月30日(月)正午まで】に履修登録を行ってください。初回は 10月7日(月)講義時間(16:20~17:50)@103講義室)にて対面で実施しますが、詳細についてはMicrosoft Teamsでもアナウンスしますので注意してください。 【質問等ある場合は,secretary-power@ml.hiroshima-u.ac.jpまで】 |
その他 |
高電圧機器運用実務および研究開発に携わる客員教授(中国電力エネルギア総合研究所 梶山 勝哉 氏)が実例を交えて講義を行う。 |
すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。 回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 |