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年度 2024年度 開講部局 工学部
講義コード K5210010 科目区分 専門教育科目
授業科目名 蒸気動力
授業科目名
(フリガナ)
ジョウキドウリョク
英文授業科目名 Steam Power
担当教員名 岡田 隆宏,岩元 英明
担当教員名
(フリガナ)
オカダ タカヒロ,イワモト ヒデアキ
開講キャンパス 東広島 開設期 3年次生   後期   3ターム
曜日・時限・講義室 (3T) 月5-8:工108
授業の方法 講義 授業の方法
【詳細情報】
 
講義中心、演習中心、ディスカッション、学生の発表 
単位 2.0 週時間   使用言語 J : 日本語
学習の段階 3 : 中級レベル
学問分野(分野) 25 : 理工学
学問分野(分科) 09 : 機械工学
対象学生 工学部第一類3年次生および過年度生
授業のキーワード エネルギーの形態と変換, ランキンサイクル, 動力システム, 
教職専門科目   教科専門科目  
プログラムの中での
この授業科目の位置づけ
(学部生対象科目のみ)
 
到達度評価
の評価項目
(学部生対象科目のみ)
エネルギー変換プログラム
(能力・技能)
・機械システム工学の基礎の確実な習得と応用力の養成 
授業の目標・概要等 熱力学、伝熱学、流体力学等の基本的な工学が、実際の蒸気動力プラントにおいて、どのような形で応用されているかを説明する。
1.蒸気動力プラントの役割と機械構成を学習する。(B-2)
2.ボイラ、蒸気タービン等の構造とその特性を詳細に学ぶ。(B-2)
3.ボイラと蒸気タービンの連携と制御を習得する。(B-2)
 
授業計画 第1・2回 蒸気動力プラントの概要/ボイラの種類と性能:
・世界のエネルギ事情と蒸気動力の動向
・蒸気動力プラントの変遷
・蒸気動力の基本原理
・ボイラおよびプラント性能

第3・4回 ボイラの構成と種類/ボイラの伝熱
・ボイラの種類
・プラント構成
・放射伝熱と対流伝熱
・ボイラの構造

第5・6回 燃料および燃焼装置
・ボイラ用燃料の種類と特徴
・燃焼計算
・燃焼装置(バーナ,ミル)

第7・8回 ボイラの材料,構造/ボイラの付属装置
・ボイラの材料および溶接
・ボイラの付属装置(ファン,ポンプ)

第9・10回 ボイラの水処理/ボイラの制御
・ボイラの水処理重要性と方法
・ボイラの制御方法
・ボイラの保守

第11・12回 蒸気タービンの作動原理と構成/蒸気タービンの制御
・作動原理,タービンの型式(衝動/反動タービン)
・復水タービンの構成,ノズル・回転羽根内の流動
・絞り調速,ノズル締切調速,調速装置

第13・14回 原子力発電プラントの概要/環境装置
・原子力発電プラント(PWR,BWR)
・環境装置(脱硝装置,脱硫装置,集塵装置,騒音対策)

第15回 蒸気動力プラントの動向
・発電効率の向上(A-USC,IGCC)
・CO2問題と回収技術

第16回 期末試験

【試験】期末試験を予定している。
【宿題の方法】5回程度の小テストを予定している。 
教科書・参考書等 配布資料 及び、教科書(植田辰洋)「ボイラおよび蒸気原動機」共立出版
(教科書は購入する必要はありません)

 
授業で使用する
メディア・機器等
 
【詳細情報】 主にパワーポイントによるスライド講義 
授業で取り入れる
学習手法
 
予習・復習への
アドバイス
教科書対応ページ、及び配布資料を学習すること。 
履修上の注意
受講条件等
熱力学,伝熱学,燃焼工学を履修しておくことが望ましい。 
成績評価の基準等 評価は期末試験80%,小テスト20%(5回程度)。
 
実務経験  
実務経験の概要と
それに基づく授業内容
 
メッセージ  
その他   
すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。
回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 
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