年度 |
2024年度 |
開講部局 |
工学部 |
講義コード |
K5206010 |
科目区分 |
専門教育科目 |
授業科目名 |
伝熱学II |
授業科目名 (フリガナ) |
デンネツガク 2 |
英文授業科目名 |
Heat Transfer II |
担当教員名 |
張 孟莉 |
担当教員名 (フリガナ) |
チョウ モウリ |
開講キャンパス |
東広島 |
開設期 |
3年次生 前期 1ターム |
曜日・時限・講義室 |
(1T) 木7-10:工111 |
授業の方法 |
講義 |
授業の方法 【詳細情報】 |
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講義中心、演習中心、板書多用、ディスカッション 対面予定であるが大学の方針による。 |
単位 |
2.0 |
週時間 |
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使用言語 |
B
:
日本語・英語 |
学習の段階 |
3
:
中級レベル
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学問分野(分野) |
25
:
理工学 |
学問分野(分科) |
09
:
機械工学 |
対象学生 |
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授業のキーワード |
対流熱伝達(13.5)、熱放射と放射伝熱(6)、熱機器(1.5)、物質伝達(1.5) |
教職専門科目 |
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教科専門科目 |
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プログラムの中での この授業科目の位置づけ (学部生対象科目のみ) | |
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到達度評価 の評価項目 (学部生対象科目のみ) | 材料加工プログラム (能力・技能) ・機械システム工学および材料創生・加工の基礎の確実な習得と応用力の養成
エネルギー変換プログラム (能力・技能) ・機械システム工学の基礎の確実な習得と応用力の養成 |
授業の目標・概要等 |
伝熱学Iに引き続いて、自由対流や放射伝熱の基礎概念を修得するだけでなく、相変化を伴う熱伝達についても理解し、熱交換器などの応用機器への適用をはかる.また、物質拡散の基礎概念も修得する。さらに、これらの伝熱計算の手法を身につけると同時に、工学的な計算手法、モデルの取扱いも学ぶ。 1)各種の伝熱現象について基礎的な概念を理解し、説明できる能力を修得する。(B) 2)自由対流についてモデル化を行うとともに、適切な伝熱の計算式を用いて伝熱量ならびに関連する値を計算する能力を修得する.(B) 3)沸騰・凝縮についてモデル化を行うとともに、適切な伝熱の計算式を用いて伝熱量ならびに関連する値を計算する能力を修得する.(B) 4)放射伝熱についてモデル化を行うとともに、適切な伝熱の計算式を用いて伝熱量ならびに関連する値を計算する能力を修得する.(B) 5)熱交換器に関する知識を理解し、設計に必要な基礎計算を行う能力を修得する.(B) 6)物質伝達ならびにアナロジーに関する知識を理解し、適切な式を用いて物質伝達量ならびに関連する値を計算する能力を修得する.(B) |
授業計画 |
第1回 ガイダンス 自由対流 浮力を考慮して基礎式を導き、厳密解と近似解を求める。 第2回 自由対流 浮力を考慮して基礎式を導き、厳密解と近似解を求める。 第3回 自由対流 浮力を考慮して基礎式を導き、厳密解と近似解を求める。 第4回 沸騰 気泡力学、沸騰曲線、沸騰様式(核沸騰、膜沸騰)について述べる。 第5回 沸騰 気泡力学、沸騰曲線、沸騰様式(核沸騰、膜沸騰)について述べる。 第6回 凝縮 膜状凝縮にヌセルトの水膜理論、2相境界層理論を適用する一方、熱伝達性能の優れた滴状凝縮についても言及する。 第7回 凝縮 膜状凝縮にヌセルトの水膜理論、2相境界層理論を適用する一方、熱伝達性能の優れた滴状凝縮についても言及する。 第8回 総合演習・解説 これまでの内容に関して実際に問題を解き理解を深める。 第9回 放射伝熱 黒体系の放射伝熱を解説し、さらに灰色体系の放射伝熱を理解する。 第10回 放射伝熱 黒体系の放射伝熱を解説し、さらに灰色体系の放射伝熱を理解する。 第11回 熱交換器 各種熱交換器の性能評価の計算手法を学ぶ。 第12回 熱交換器 各種熱交換器の性能評価の計算手法を学ぶ。 第13回 物質伝達 物質拡散と物質伝達の基礎、物質伝達と熱伝達のアナロジーについて述べる。 第14回 物質伝達 物質拡散と物質伝達の基礎、物質伝達と熱伝達のアナロジーについて述べる。 第15回 総合演習・解説 これまでの内容に関して実際に問題を解き理解を深める。
期末試験は講義(計15回)修了後、試験期間に行う。 レポートは講義の進行状況に合わせて課題を出す。 講義の最初に確認テストを行う。 |
教科書・参考書等 |
テキスト:「伝熱学」, 菊地・松村著 |
授業で使用する メディア・機器等 |
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【詳細情報】 |
テキスト,配付資料 |
授業で取り入れる 学習手法 |
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予習・復習への アドバイス |
上記のテキストをしっかり勉強すること。 |
履修上の注意 受講条件等 |
伝熱学Iを履修しておくことが望ましい。 |
成績評価の基準等 |
期末試験(60%)、確認テスト(20%)レポート(20%)もしくは期末試験(100%)の良いほうを成績とする。60%以上を合格とする。 |
実務経験 |
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実務経験の概要と それに基づく授業内容 |
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メッセージ |
電子メールによる質問を受け付ける。 「授業の目標」の各項目の末尾に示されている(A)-(E)は第一類の学習・教育目標を表している(詳細は「関連URL1」を参照)。 関連URL1: http://home.hiroshima-u.ac.jp/mec/1rui/ |
その他 |
http://home.hiroshima-u.ac.jp/mec/1rui/
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すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。 回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 |