年度 |
2024年度 |
開講部局 |
工学部 |
講義コード |
K5128010 |
科目区分 |
専門教育科目 |
授業科目名 |
粘性流体と乱流の力学 |
授業科目名 (フリガナ) |
ネンセイリュウタイトランリュウノリキガク |
英文授業科目名 |
Viscous fluid and Turbulence |
担当教員名 |
陸田 秀実 |
担当教員名 (フリガナ) |
ムツダ ヒデミ |
開講キャンパス |
東広島 |
開設期 |
3年次生 前期 1ターム |
曜日・時限・講義室 |
(1T) 水3-6:工103 |
授業の方法 |
講義 |
授業の方法 【詳細情報】 |
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講義と演習 |
単位 |
2.0 |
週時間 |
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使用言語 |
B
:
日本語・英語 |
学習の段階 |
4
:
上級レベル
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学問分野(分野) |
25
:
理工学 |
学問分野(分科) |
10
:
総合工学 |
対象学生 |
輸送システムプログラム |
授業のキーワード |
SDG_13,SDG_14,SDG_15, 粘性流体,境界層,乱流 |
教職専門科目 |
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教科専門科目 |
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プログラムの中での この授業科目の位置づけ (学部生対象科目のみ) | 輸送システムプログラムにおける流体力学に関する応用科目 |
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到達度評価 の評価項目 (学部生対象科目のみ) | 輸送システムプログラム (知識・理解) ・環境・流体工学分野 輸送機器及び環境共生に関わる環境・流体工学分野の専門知識 (能力・技能) ・環境・流体工学分野 輸送機器及び環境共生に関わる環境・流体工学分野の専門知識を問題解決に応用できる能力 |
授業の目標・概要等 |
到達目標に基づく本授業の目標か以下の通りである. 1.輸送機器周りの粘性流体に関して,知識・理解を深め,関連の問題解決ができる. 2.輸送機器周りの境界層に関して,知識・理解を深め,関連の問題解決ができる. 3.輸送機器周りの乱流現象に関して,知識・理解を深め,関連の問題解決ができる. |
授業計画 |
第1回 層流境界層 第2回 境界層の運動量方程式 第3回 境界層の剥離 第4回 乱流におけるレイノルズ応力 第5回 乱流境界層 第6回 境界層の制御 第7回 中間試験(1) 第8回 乱流の特徴 第9回 乱流の統計理論 第10回 乱流の組織構造と乱流拡散 第11回 中間試験(2) 第12回 波の運動方程式と微小振幅波理論 第13回 波エネルギー,群速度,重複波・有限振幅波,波の統計的性質 第14回 コンピューターを用いた流体力学(数値流体力学入門) 第15回 期末試験
中間試験, 期末試験,レポート
必要に応じて,中間試験は演習課題に変える場合があります. |
教科書・参考書等 |
教科書:流体力学(著:日野幹雄,朝倉書店) 教科書:流体力学―シンプルにすれば「流れ」がわかる(著:金原粲,実教出版) 教科書は必ず購入するようにして下さい.その他,適宜,参考書を紹介する. |
授業で使用する メディア・機器等 |
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【詳細情報】 |
テキスト,配付資料 |
授業で取り入れる 学習手法 |
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予習・復習への アドバイス |
流体力学で最も重要な「境界層」と「乱流」に関する基礎的な講義です. 毎回,レポート・演習課題等を出し,復習をする機会があります. 予習は,既に履修済の応用数学・力学・流体力学Ⅰ・輸送流体力学の内容を予め復習しておくとよいと思います. |
履修上の注意 受講条件等 |
本プログラム(輸送・環境分野)において,流体力学分野は重要科目の1つです.そのため,就職活 動や大学院進学の際にも,必要となる専門科目です. |
成績評価の基準等 |
レポート(20点),中間試験(30点),期末試験(30点),授業への取り組み姿勢(20点)による合計100点で評価する.但し,採点状況に応じて,重みづけを変える場合があります. |
実務経験 |
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実務経験の概要と それに基づく授業内容 |
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メッセージ |
この科目に先立つ基礎科目: 流体力学Ⅰ,輸送流体力学,微分積分学,線形代数学,応用数学Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ・C,応用数学総合など. この科目が役立つ応用科目:輸送機器論Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ,自然エネルギーの利用工学,海洋大気圏システム,輸送システム実験・解析法など |
その他 |
出席回数が2/3に満たない学生は成績評価において欠席と判断します. また,遅刻状況によっては出席扱いとならない場合もあり得ます. レポートの遅延は受け付けません. |
すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。 回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 |