年度 |
2024年度 |
開講部局 |
工学部 |
講義コード |
K5100010 |
科目区分 |
専門教育科目 |
授業科目名 |
機械材料I |
授業科目名 (フリガナ) |
キカイザイリョウ 1 |
英文授業科目名 |
Mechanical Materials I |
担当教員名 |
松木 一弘 |
担当教員名 (フリガナ) |
マツギ カズヒロ |
開講キャンパス |
東広島 |
開設期 |
3年次生 前期 2ターム |
曜日・時限・講義室 |
(2T) 水3-6:工111 |
授業の方法 |
講義 |
授業の方法 【詳細情報】 |
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講義中心 感染対策を十分とったうえで原則対面授業 |
単位 |
2.0 |
週時間 |
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使用言語 |
J
:
日本語 |
学習の段階 |
2
:
初級レベル
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学問分野(分野) |
25
:
理工学 |
学問分野(分科) |
09
:
機械工学 |
対象学生 |
工学部第一類 3年次生および過年度生 2T |
授業のキーワード |
材料の強度と許容応力(6hr)、材料の構造と組織(7.5hr)、工業材料の性質と機能(8hr)、耐熱材料(1hr) |
教職専門科目 |
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教科専門科目 |
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プログラムの中での この授業科目の位置づけ (学部生対象科目のみ) | |
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到達度評価 の評価項目 (学部生対象科目のみ) | 機械システムプログラム (能力・技能) ・機械システム工学の基礎の確実な習得と応用力の養成
材料加工プログラム (能力・技能) ・機械システム工学および材料創生・加工の基礎の確実な習得と応用力の養成
エネルギー変換プログラム (能力・技能) ・機械システム工学の基礎の確実な習得と応用力の養成 |
授業の目標・概要等 |
鉄鋼材料は、機械構造用材料として多量にまた広範に利用されている重要な材料である。本講義では、「材料科学」の授業で習得した知識を基礎に、以下について修得する。 1)鉄鋼材料の機械的性質が化学成分や組織とどのように関連しているかを理解する(B)。 2)各種の熱処理や表面処理によって機械的性質を改善・調整できる原理を学び、機械・構造物の目的と性能を十分に発揮させるために必要な材料処理法および材料選択法を修得する(B)。 3)鉄鋼材料に関する基礎知識と問題解決能力を養う(B)。 |
授業計画 |
第1回 製銑法と製鋼法) 第2回 序論(古代鉄に関する特別講演) 第3回 純鉄の特性、Fe-C系平衡状態図 第4回 炭素鋼の標準組織,機械的性質と炭素量との関係,パーライト変態 第5回 マルテンサイト変態 第6回 恒温変態図、ベイナイト変態、連続冷却変態図 第7回 連続冷却変態図(一部),組織に及ぼす合金元素の影響 第8回 中間試験 第9回 炭素鋼および構造用合金鋼の熱処理(焼きなまし,焼入れ)と組織および機械的性質 第10回 炭素鋼および構造用合金鋼の熱処理(焼戻し,特殊熱処理)と組織および機械的性質 第11回 鋼の表面硬化法(浸炭焼入れ、窒化、表面焼入れなど) 第12回 一般構造用鋼、高張力鋼、超強靭鋼、低温用鋼機械構造用鋼、快削鋼,鍛鋼、鋳鋼、耐熱鋼(一部) 第13回 耐熱鋼,超合金 第14回 耐食鋼(ステンレス鋼を含む)(一部) 第15回 ステンレス鋼(一部)、工具鋼、軸受鋼
第8回 中間試験 第16回 期末試験
毎回,講義終了後レポートを課し,宿題とする.
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教科書・参考書等 |
講義形式(講義中心;板書多用;教科書,補助資料) 使用する視聴覚教材の種類(OHP) テキスト:「機械材料学」武井英雄、中佐啓治郎、篠崎賢二編著、理工学社 |
授業で使用する メディア・機器等 |
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【詳細情報】 |
テキスト,配付資料,映像(ビデオ/PC/その他画像資料) |
授業で取り入れる 学習手法 |
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予習・復習への アドバイス |
全体に対して 各回でレポートを出すので授業の復習をしてください。 これまでの内容に関して中間・期末試験を行うので,十分復習すること. |
履修上の注意 受講条件等 |
この科目に先立つ基礎科目:材料科学 この科目が役立つ応用科目:機械材料Ⅱ、材料強度学、材料応用学、成形加工学I、成形加工学II |
成績評価の基準等 |
「授業の目標」の到達度は次により評価する.中間試験(45%),期末試験(45%),レポート(10%)による総合評価を行う. |
実務経験 |
有り
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実務経験の概要と それに基づく授業内容 |
機械部品に用いられる構造、機能材料の組成最適化と高性能・多機能化研究を行っている。研究内容を授業中に紹介する。 |
メッセージ |
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その他 |
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すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。 回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 |