年度 |
2024年度 |
開講部局 |
歯学部口腔健康科学科口腔工学専攻 |
講義コード |
J1706020 |
科目区分 |
専門教育科目 |
授業科目名 |
歯科臨床教育学 |
授業科目名 (フリガナ) |
シカリンショウキョウイクガク |
英文授業科目名 |
Curriculum design of dental hygienists and dental technicians education |
担当教員名 |
竹本 俊伸,西村 瑠美,田地 豪 |
担当教員名 (フリガナ) |
タケモト トシノブ,ニシムラ ルミ,タヂ ツヨシ |
開講キャンパス |
霞 |
開設期 |
3年次生 後期 4ターム |
曜日・時限・講義室 |
(4T) 水5-8:歯第3講義室,歯チュートリアル室31,歯チュートリアル室32 |
授業の方法 |
講義 |
授業の方法 【詳細情報】 |
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演習(PBL)、ディスカッション、学生の発表,相互の模擬実習 |
単位 |
1.0 |
週時間 |
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使用言語 |
J
:
日本語 |
学習の段階 |
4
:
上級レベル
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学問分野(分野) |
27
:
健康科学 |
学問分野(分科) |
02
:
歯学 |
対象学生 |
口腔工学専攻,口腔保健学専攻 |
授業のキーワード |
SDG_03、歯科技工士教育,歯科衛生士教育,教育方法,カリキュラムデザイン,模擬実習 |
教職専門科目 |
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教科専門科目 |
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プログラムの中での この授業科目の位置づけ (学部生対象科目のみ) | 歯科技工士,歯科衛生士教育において,教育者になるための基本的な学習を行う。 |
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到達度評価 の評価項目 (学部生対象科目のみ) | 口腔工学プログラム (能力・技能) ・歯科医療従事者(歯科技工士)としてのコミュニケーション技術 |
授業の目標・概要等 |
受講者相互で行う模擬実習に向けてのカリキュラムデザイン(教育をどのような目標で,どのような方法で行い,学習者をどう評価し,さらに,行った教育をどう評価するかについての計画)について,グループに分れて実際に歯科衛生士・歯科技工士教育における具体的な授業/実習計画を作製し,実施することを通じてPBL形式で学習します。それを通じて,口腔保健学の専門家として,歯科衛生士養成所,歯科技工士養成所の教員として教育に従事するために,教育について学ぶ必要性があることに気付き,教育に関する基礎的能力(知識,技術,態度)を習得します。 |
授業計画 |
第1,2回(竹本,田地,西村):第1日目(5-8時限) ガイダンス 簡単な授業の実施とマイクロティーチング 模擬実習に向けた授業計画立案 第3,4回(竹本,田地,西村):第2日目(5-8時限) 模擬実習に向けた授業計画立案 模擬事例の解析 第5,6回(竹本,田地,西村):第3日目(5-8時限) 模擬実習に向けた授業計画立案 模擬実習の準備とリハーサル 第7,8回(竹本,田地,西村):第4日目(5-8時限) 模擬実習の実施,振り返り
授業担当者 竹本俊伸(口腔保健管理学研究室) 田地 豪(口腔生物工学研究室) 西村瑠美(口腔保健疫学教室)
授業予定 PBL:模擬実習計画・実施・評価を4回の授業で行う予定です。
一般的な学校教育とは異なる歯科医学(医学)教育のカリキュラムデザイン(教育の計画立案)や実施方法を学びます。 授業では,歯科衛生士・歯科技工士教育における何らかの学習項目について,学習計画を実際に立案します。その後,模擬授業/実習を行うことで,カリキュラムデザインについて,具体的に学びます。 |
教科書・参考書等 |
講義形式:PBL 使用する視聴覚教材の種類:パワーポイント 参考図書(グループ学習ではグループごとに配ります) ●医療プロフェッショナルワークショップガイド 日本医学教育学会監修 篠原出版新社 ●新医学教育学入門 大西弘高 著,医学書院 ●医学教育プログラム開発 小泉俊三 監訳,篠原出版社 ●A Practical Guide for Medical Teachers. Dent,JA, Harden RM著,ELSEVIER社 |
授業で使用する メディア・機器等 |
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【詳細情報】 |
配付資料,Web-CT,教科書,PC(情報収集など) |
授業で取り入れる 学習手法 |
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予習・復習への アドバイス |
自学型の授業です。その日に学んだ内容をしっかりと振返り,知識を定着させて下さい。また,疑問などについても各自でまとめ,自学あるいは教員への質問などで解決を図って下さい。 |
履修上の注意 受講条件等 |
歯科技工士,歯科衛生士教育で行われているカリキュラムデザインをPBLでグループ学習し,最終的に模擬実習を実施して,その評価を行います。 2コマ×4回の集中的な講義ですが,カリキュラムデザインのPBL,模擬実習いずれにおいても,受講者の真摯な参加態度と積極的な発言が必要です。 将来,どこかの学校や養成機関で歯科衛生士・歯科技工士教員をしてみたいと思っている人はもとより,自分たちが受けている教育を,「教育学」という側面から見てみたい,という興味を持っている人は,是非,受講して下さい。ただし,選択科目ですので,受講される方は,真摯な態度で授業に臨んでください。 |
成績評価の基準等 |
最終レポート,グループ学習の報告書,授業ごとの振返り記録などを総合して評価します。 |
実務経験 |
有り
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実務経験の概要と それに基づく授業内容 |
現在,教員をしている者が,その経験に基づいて指導します。 |
メッセージ |
一般的な学校教育とは違った歯科医学・医学教育について,得た知識を卒後に活用するだけでなく,この分野について興味を持ち,卒後の進路や卒後学習にも活かすことができると思います。 |
その他 |
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すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。 回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 |