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年度 2024年度 開講部局 歯学部口腔健康科学科口腔保健学専攻
講義コード J1604200 科目区分 専門教育科目
授業科目名 口腔保健管理学実習III
授業科目名
(フリガナ)
コウクウホケンカンリガクジッシュウ III
英文授業科目名 Practice of oral Health Management III
担当教員名 前原 朝子
担当教員名
(フリガナ)
マエハラ トモコ
開講キャンパス 開設期 2年次生   後期   3ターム
曜日・時限・講義室 (3T) 月5-8,木5-8:歯デンタルスキルスラボ1,歯デンタルスキルスラボ3,歯デンタルスキルスラボ4
授業の方法 実習 授業の方法
【詳細情報】
 
演習中心
資料をオンラインにて提示する場合がある 
単位 1.0 週時間   使用言語 J : 日本語
学習の段階 3 : 中級レベル
学問分野(分野) 27 : 健康科学
学問分野(分科) 02 : 歯学
対象学生 口腔健康科学科口腔保健学2年生
授業のキーワード SDG_03 グレーシーキュレットスケーラー 歯肉の検査 実務経験 
教職専門科目   教科専門科目  
プログラムの中での
この授業科目の位置づけ
(学部生対象科目のみ)
本授業を受講することでう蝕と歯周疾患の予防処置実技を身につける。また、歯科衛生士が歯周疾患の予防で重要な役割を果たすことを学ぶ。授業は実践を前提としたもので、この授業を通して臨床能力が形成され、技術に関する学習の成果が期待できる。 
到達度評価
の評価項目
(学部生対象科目のみ)
口腔保健学プログラム
(能力・技能)
・歯科医療従事者としてコミュニケーションを行う能力・技態 
授業の目標・概要等 一般目標GIO
口腔内で安全に検査器具と歯石除去器具の操作を行うために、基本的な知識・技能・態度を習得する。
到達目標SBOs
1.歯肉の検査項目、検査の実施目的を列挙し、検査を実施することができる
2.キュレットスケーラーの特徴と種類、操作方法を説明できる
3.グレーシーキュレットスケーラーによる部位別の歯石除去が確実にできる
4.キュレットスケーラーのシャープニングができる
5.エアスケーラー・超音波スケーラーの使用目的と操作方法を説明できる 
授業計画 第1回 プロービングの目的と方法
第2回 キュレットスケーラーの特徴と操作方法
    グレーシーキュレットスケーリング 上顎前歯
第3回 グレーシーキュレットスケーリング 下顎前歯
    根分岐部病変の診査・歯肉の評価について 
第4回 グレーシーキュレットスケーリング 下顎臼歯
    上下前歯部 基本操作テスト
第5回 グレーシーキュレットスケーリング 上顎臼歯
    ユニバーサルスケーラーの取り扱い
第6回 グレーシーキュレットスケーリング 全顎復習
    グレーシーキュレットスケーラーのシャープニング
第7回 エアスケーラー・超音波スケーラーの操作方法
第8回 筆記試験 実技試験

実習終了後に筆記試験および実技試験を行う 
教科書・参考書等 歯科衛生学シリーズ「歯科予防処置論・歯科保健指導論」全国歯科衛生士教育協議会監修 医歯薬出版 
歯科衛生学シリーズ「歯周病学」全国歯科衛生士教育協議会監修 医歯薬出版
 
授業で使用する
メディア・機器等
 
【詳細情報】 教科書,配付資料, 
授業で取り入れる
学習手法
 
予習・復習への
アドバイス
第1回 歯肉の検査の目的、結果の解釈ができるように
第2ー5回 グレーシーキュレットスケーラーの操作方法を確実に身につける
        キュレットスケーラーの特徴を理解し
        グレーシーキュレット、ユニバーサルキュレットの違いについて区別すること
第6回 シックルとキュレットの刃部の形態をよく区別して理解すること
    臨床実習でシャープニングを行うため、よく覚えておくこと
第7回 エアスケーラー・超音波スケーラーの扱いについて
    利点と欠点を理解した上で、適切な場面を選ぶことができるようにしましょう
以上についてテキストを一読しておくこと。 
履修上の注意
受講条件等
実習を休むと次の実習に影響するので、自己の健康管理を行い欠席しないこと。
欠席時、次の授業に影響する内容については、次回授業日までに補実習を行うため、やむを得ず欠席する際は必ず担当教員に連絡をし、補実習について相談すること。 
成績評価の基準等 実技テスト40%(程度)と筆記試験30%(程度)とレポート・観察記録30%(程度)により行う。 
実務経験 有り  
実務経験の概要と
それに基づく授業内容
歯科衛生士業務に携わった経験を持つ教員が歯科予防処置の実習を指導する。 
メッセージ 技能をしっかり身に付けるためにも、実習時間外に練習をしましょう。
練習に必要な器具は担当教員に相談にくること。
 
その他   
すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。
回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 
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