年度 |
2024年度 |
開講部局 |
理学部 |
講義コード |
HN201000 |
科目区分 |
専門教育科目 |
授業科目名 |
地球惑星物質学演習I |
授業科目名 (フリガナ) |
チキュウワクセイブッシツガクエンシュウ1 |
英文授業科目名 |
Practice for Earth and Planetary Materials Science I |
担当教員名 |
川添 貴章 |
担当教員名 (フリガナ) |
カワゾエ タカアキ |
開講キャンパス |
東広島 |
開設期 |
2年次生 後期 4ターム |
曜日・時限・講義室 |
(4T) 水7-8,金3-4:理E208 |
授業の方法 |
演習 |
授業の方法 【詳細情報】 |
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講義、実験、演習 |
単位 |
1.0 |
週時間 |
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使用言語 |
B
:
日本語・英語 |
学習の段階 |
2
:
初級レベル
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学問分野(分野) |
25
:
理工学 |
学問分野(分科) |
04
:
地球惑星科学 |
対象学生 |
2年次生 |
授業のキーワード |
相転移、高温発生、高圧発生、温度測定、グラフ作成 |
教職専門科目 |
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教科専門科目 |
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プログラムの中での この授業科目の位置づけ (学部生対象科目のみ) | 地球惑星物質が地球や惑星を構成するため、この授業は本プログラムの中で基礎となる科目である。 |
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到達度評価 の評価項目 (学部生対象科目のみ) | 地球惑星システム学プログラム (知識・理解) ・地球表層環境の変遷および生物圏進化に関する専門分野の知識・理解を身につける
Earth and Planetary Systems Science (知識・理解) ・地球表層環境の変遷および生物圏進化に関する専門分野の知識・理解を身につける |
授業の目標・概要等 |
地球惑星物質の性質について理解するために必要な「相転移」、「高温発生」と「高圧発生」に関する基礎知識を身につける。 |
授業計画 |
第1回 授業内容の紹介 第2回 地球惑星物質学における温度の重要性 広域変成岩、相転移、溶融、原子拡散 第3回 温度測定方法 地質温度計、熱電対、輻射光 第4回 温度測定実験 測定用アプリ、熱起電力、マルチメーター 第5回 温度測定データのグラフ化 CSV形式ファイル、Excel、散布図 (課題1:温度測定データのグラフ化) 第6回 Biの溶融実験と結晶化実験 / 実験試料のSEM観察 相転移、溶融、結晶成長、走査型電子顕微鏡 第7回 模型の組み立てから学ぶ結晶構造 ダイヤモンド構造、閃亜鉛鉱構造、結晶構造模型 第8回 室温下の超高圧相転移と高圧発生方法 固相間の相転移、電気抵抗測定法、高圧発生装置 第9回 室温下における超高圧相転移実験1 マルチアンビル装置、電気抵抗測定システム (課題2:電気抵抗データと圧力較正曲線のグラフ化) 第10回 室温下における超高圧相転移実験2 第11回 物性の温度変化と高温発生方法 熱活性化過程、アレニウスの式、フィードバック制御 第12回 超高圧下における高温発生実験1 加熱システム、変圧器、2次側回路 (課題3:加熱データのグラフ化) 第13回 超高圧下における高温発生実験2 第14回 複屈折と偏光の肉眼観察 第15回 期末試験
期末試験を実施する。3つの課題を課す。 |
教科書・参考書等 |
参考書: 「地球の中身。何があるのか、何が起きているのか」廣瀬敬著、講談社 「理系のためのExcelグラフ入門」金丸隆志著、講談社 |
授業で使用する メディア・機器等 |
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【詳細情報】 |
パワーポイント(プロジェクター)、ノートパソコン |
授業で取り入れる 学習手法 |
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予習・復習への アドバイス |
配布資料をよく読んで、復習を心がけること。 |
履修上の注意 受講条件等 |
課題はすべて提出すること。 |
成績評価の基準等 |
期末試験 (70%程度) と課題 (30%程度) により評価する。 |
実務経験 |
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実務経験の概要と それに基づく授業内容 |
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メッセージ |
地球惑星システム学科の多くの研究分野でこの授業の中心テーマである「相転移」・「高温」・「高圧」に関連した研究を行います。このため、この授業の内容は役に立ちます。 |
その他 |
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すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。 回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 |