年度 |
2024年度 |
開講部局 |
理学部 |
講義コード |
HM620000 |
科目区分 |
専門教育科目 |
授業科目名 |
岩石変形学II |
授業科目名 (フリガナ) |
ガンセキヘンケイガク2 |
英文授業科目名 |
Rock Deformation II |
担当教員名 |
安東 淳一 |
担当教員名 (フリガナ) |
アンドウ ジュンイチ |
開講キャンパス |
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開設期 |
3年次生 後期 3ターム |
曜日・時限・講義室 |
(3T) 火3-4,木3-4:理E002AV |
授業の方法 |
講義 |
授業の方法 【詳細情報】 |
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講義中心 |
単位 |
2.0 |
週時間 |
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使用言語 |
B
:
日本語・英語 |
学習の段階 |
2
:
初級レベル
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学問分野(分野) |
25
:
理工学 |
学問分野(分科) |
04
:
地球惑星科学 |
対象学生 |
3年生 |
授業のキーワード |
固体地球・マントルのレオロジー・塑性変形メカニズム・鉱物物性・変形微細組織 |
教職専門科目 |
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教科専門科目 |
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プログラムの中での この授業科目の位置づけ (学部生対象科目のみ) | 本講義は地球内部のダイナミクスを岩石や鉱物の変形現象から理解する為の基礎科目です。 |
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到達度評価 の評価項目 (学部生対象科目のみ) | 地球惑星システム学プログラム (知識・理解) ・地震現象,地球内部構造とダイナミクスに関する専門分野の知識・理解を身につける
Earth and Planetary Systems Science (知識・理解) ・地震現象,地球内部構造とダイナミクスに関する専門分野の知識・理解を身につける |
授業の目標・概要等 |
地球内部の大規模(マクロ)な運動現象を、岩石や鉱物の変形といったミクロな特性から理解する為に必要な基礎的な事柄を学びます。 |
授業計画 |
1. イントロダクション ・この授業で学ぶ事・地球内部の構成と主要構成鉱物・結晶・変形・固体地球の流動 2. 岩石に記録されている地球のダイナミクス 3. 岩石変形のメカニズム 4. 岩石変形と鉱物中の欠陥 5. 岩石変形の構成方程式 6. 岩石の変形実験法 7. 岩石変形の観察方法 8. 岩石の変形と微細組織 9. 微細組織から見た地球内部のレオロジー |
教科書・参考書等 |
講義形式:講義中心 使用する視聴覚教材の種類:パワーポイント 参考となる教科書等: 1)岩波書店,岩波講座 地球科学2(地球の物質科学),第2章(地球を構成する物質のレオロジー) 2)岩波書店,岩波講座 地球惑星科学6(地球連続体力学),第6章(岩石の粘性流動) 3)共立出版,現代地球科学入門シリーズ10 4)共立出版,現代地球科学入門シリーズ14 |
授業で使用する メディア・機器等 |
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【詳細情報】 |
配布プリント,プロジェクター |
授業で取り入れる 学習手法 |
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予習・復習への アドバイス |
第1回と第2回の授業では、本授業で学ぶ事を概説します。何故、地球規模のダイナミクスを微細な見地から理解する必要があるのかという事をしっかりと理解して下さい。第3回目以降の授業は、事前に配布するプリントに沿ってすすめていきます。このプリントは、上記している “授業計画”に対応していますので、プリントの内容を理解する様に心がけて下さい。 |
履修上の注意 受講条件等 |
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成績評価の基準等 |
レポート20%(程度) 期末試験80%(程度) |
実務経験 |
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実務経験の概要と それに基づく授業内容 |
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メッセージ |
非常に初歩的な事柄から開始しますので、新鮮な気持ちで興味を持って受講すれば、地球の運動の新たな面が理解できると思います。岩石や鉱物だけでなく、固体物質一般の変形現象がどの様にして生じるのかも学べます。 |
その他 |
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すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。 回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 |