年度 |
2024年度 |
開講部局 |
理学部 |
講義コード |
HM460000 |
科目区分 |
専門教育科目 |
授業科目名 |
地球惑星システム学実習B |
授業科目名 (フリガナ) |
チキュウワクセイシステムガクジッシュウB |
英文授業科目名 |
Practice of Earth and Planetary Systems Science B (Experimental Study) |
担当教員名 |
須田 直樹,薮田 ひかる,中久喜 伴益,井上 徹,川添 貴章 |
担当教員名 (フリガナ) |
スダ ナオキ,ヤブタ ヒカル,ナカクキ トモエキ,イノウエ トオル,カワゾエ タカアキ |
開講キャンパス |
東広島 |
開設期 |
3年次生 前期 セメスター(前期) |
曜日・時限・講義室 |
(前) 金5-8:理E208 |
授業の方法 |
実習 |
授業の方法 【詳細情報】 |
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実験・実習 |
単位 |
2.0 |
週時間 |
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使用言語 |
B
:
日本語・英語 |
学習の段階 |
3
:
中級レベル
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学問分野(分野) |
25
:
理工学 |
学問分野(分科) |
04
:
地球惑星科学 |
対象学生 |
3年生 |
授業のキーワード |
R言語,誤差,相対重力計,クロマトグラフィー,分光法,X線回折,Excel,Python |
教職専門科目 |
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教科専門科目 |
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プログラムの中での この授業科目の位置づけ (学部生対象科目のみ) | データ計測およびデータ解析の基礎を扱う本学科の実習的授業の根幹をなす講義です。出席することに意味がありますので,必ず毎回出席して効果的な実習を行って下さい。 |
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到達度評価 の評価項目 (学部生対象科目のみ) | 地球惑星システム学プログラム (能力・技能) ・野外調査の手法を学び,その結果をまとめて発表する能力を身につける ・地球科学関連データの提示・収集・吟味・解析の手法を学び実践する力を身につける
Earth and Planetary Systems Science (能力・技能) ・野外調査の手法を学び,その結果をまとめて発表する能力を身につける ・地球科学関連データの提示・収集・吟味・解析の手法を学び実践する力を身につける |
授業の目標・概要等 |
地球惑星システム学のうち物理学・化学に関わる以下の内容を扱う。 1)誤差の取り扱い 2)様々な機器の取り扱い,データ解析,レポート作成 |
授業計画 |
第1回 はじめてのRとRStudio(須田) RとRStudioのインストールを行い,コンソールでの計算およびRスクリプトの作成・実行を習得する。 第2回 Rを用いた統計分析(須田) Rのベクトルとデータフレームを理解して,Rを用いた統計分析の基礎を取得する。 第3回 測定値とその誤差の扱い(須田) RMarkdownを習得する。測定値とその誤差の扱いを習得する。 第4回 重力の基礎・演習(須田) 重力の基礎を学び,演習で確認する。 第5回 重力測定1(須田) シントレクス重力計を用いた重力測定を行ない、重力の鉛直勾配を求める。 第6回 重力測定2(須田) シントレクス重力計を用いた重力測定を行ない、重力の鉛直勾配を求める。 第7回 クロマトグラフィー(薮田) 身近な材料を用いてクロマトグラフィーの基礎実習を行い、混合物を分離し物質を同定定量する手法を学ぶ。 第8回 分光法(薮田) 簡易分光器作成、および分光分析の基礎実習を行い、光のスペクトルから物質を同定定量する手法を学ぶ。 第9回 機器分析実習(薮田) 第7、8回の応用編として、分析機器を用いた実習を行い、その原理について理解を深める。 第10回 粉末X線回折法の基礎・測定(井上・川添) 粉末X線回折法について学ぶ。 第11回 粉末X線回折データ解析(井上・川添) 粉末X線回折データの解析法について学ぶ。 第12回 格子定数・密度の計算(井上・川添) 鉱物の格子定数及び密度の計算法を学ぶ。 第13回 数値計算とシミュレーション1(中久喜) Excelを用いて簡単な数値計算を行う。 第14回 数値計算とシミュレーション2(中久喜) Excelを用いて簡単な数値計算を行う。 第15回 数値計算とシミュレーション3(中久喜) Pythonを用いて簡単な数値計算を行う。
各実験課題終了後,指示に従って実験結果をまとめ科学的な考察とともにレポートを提出 |
教科書・参考書等 |
実習形式,レポート重視 |
授業で使用する メディア・機器等 |
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【詳細情報】 |
テキスト,配付資料,パソコン |
授業で取り入れる 学習手法 |
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予習・復習への アドバイス |
各回の実験の目的を必ず事前に整理し、目的意識を持って実験に臨むこと。テーマごとにレポートがありますので、実験後のデータの整理等も必須です。せっかく行った実験を無駄にしないためにも、予習・復習を怠らないようにして下さい。 |
履修上の注意 受講条件等 |
実験・実習は実際に経験することに意味があるので、基本的に欠席は認められません。実験・実習は予習をして効率的に行わないと、しばしば予定授業時間を超えてしまうことに留意してください。特に実験・実習の際には動きやすい服装で来てください。サンダル履きは厳禁です。 |
成績評価の基準等 |
レポートにより評価 |
実務経験 |
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実務経験の概要と それに基づく授業内容 |
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メッセージ |
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その他 |
この授業科目は,教職実践演習を受講するために必要な教員免許ポートフォリオに関係する科目です。教職実践演習は,教員として必要な知識技能などが習得できていることを確認する授業です。教員として必要な知識技能などを習得しているという証拠や振り返るための資料として,この授業には次のキーワードが設定されています。これらのキーワードを基にして各自で振り返りを行い,教職実践演習への活用に役立てて下さい。 1.誤差論,2.測定,3.データ解析・数値計算,4.レポートのまとめ方 |
すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。 回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 |