年度 |
2024年度 |
開講部局 |
理学部 |
講義コード |
HL100000 |
科目区分 |
専門教育科目 |
授業科目名 |
宮島生態学実習 |
授業科目名 (フリガナ) |
ミヤジマセイタイガクジッシュウ |
英文授業科目名 |
Practice for Ecology |
担当教員名 |
坪田 博美 |
担当教員名 (フリガナ) |
ツボタ ヒロミ |
開講キャンパス |
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開設期 |
2年次生 後期 セメスター(後期) |
曜日・時限・講義室 |
(後) 集中 |
授業の方法 |
実習 |
授業の方法 【詳細情報】 |
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野外実習、実習書作製 |
単位 |
1.0 |
週時間 |
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使用言語 |
B
:
日本語・英語 |
学習の段階 |
3
:
中級レベル
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学問分野(分野) |
26
:
生物・生命科学 |
学問分野(分科) |
03
:
基礎生物学 |
対象学生 |
学部学生 |
授業のキーワード |
島嶼生物学,植物地理,植生,自然保護,野外実習 |
教職専門科目 |
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教科専門科目 |
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プログラムの中での この授業科目の位置づけ (学部生対象科目のみ) | 生物学とくに植物学,生態学について,身につけた基礎的知識を元に野外で実験・調査などを遂行する能力の修得 |
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到達度評価 の評価項目 (学部生対象科目のみ) | 生物学プログラム (能力・技能) ・身につけた基礎的知識を元に実験などの実践を遂行できる以下の実験能力を修得する。1)基礎的な観察技能と実験操作技能。 2)観察した自然現象や実験操作の結果を記述する能力。3)関連するデータを収集し評価する能力。 |
授業の目標・概要等 |
植物の生態学,植生学,植物地理学,分類学について野外で実習するとともに,野外実習を通じて生物学に関する基礎的な知識を身につける. |
授業計画 |
第1-15回 集中形式で行う.野外実習は2回に分けて行う. 1. 宮島自然植物実験所および西条キャンパス周辺において,野外調査の基本について実習を行う.必要に応じて,広島県内の他の場所で野外調査を行う. 2. 実習書の作成.野外実習で必要な実習書を参加者が手分けして作成する. 3. 国内の場合は西表島や石垣島,屋久島,佐渡島,海外の場合マレーシアやブルネイ,ベトナム,香港,韓国などで野外実習を行う.植物および植生の野外観察・測定・調査などを行う.年度によっては海外で実習を行う場合もある. 4. 1から3の実習を通じて島嶼環境下にある植生や植物について理解を深め,自然保護について討論する. 5. 実習内容について,レポートにまとめる. |
教科書・参考書等 |
講義形式: 野外実習中心,必要に応じて講義を行う. 使用する視聴覚教材の種類: パワーポイント等を必要に応じて用いる. 参加者が,野外調査のための実習書を作成する. |
授業で使用する メディア・機器等 |
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【詳細情報】 |
テキスト,配付資料,音声教材,映像(ビデオ/PC/その他画像資料) |
授業で取り入れる 学習手法 |
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予習・復習への アドバイス |
印刷物になっている過去の実習の報告書を熟読しておくこと. |
履修上の注意 受講条件等 |
1. 植物生態学A・Bや植物分類学,生物科学基礎実験など,本実習の内容に関連のある講義や実習を聴講しておくのが望ましい. 2. 毎月1回開催されているヒコビア植物観察会(宮島自然植物実験所と同生物科学専攻植物生物学講座植物分類・生態学研究室が共催)は野外実習に関する基礎知識を学ぶことができるので参加を勧める.植物観察会については https://goo.gl/ijvH39 を参照. |
成績評価の基準等 |
評価は,平常点(課題に取り組む姿勢など)50%程度,レポート30%程度,および標本および作成する実習書など20%程度により行う. |
実務経験 |
有り
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実務経験の概要と それに基づく授業内容 |
環境アセスメントなどで行われる野外調査を現地で一部行い,その方法や実際についても学ぶ. |
メッセージ |
隔年開講.遅刻・欠席しないこと.2007-2011年度は,12月に西表島・石垣島,2012年度は9月にマレーシア,2014年度はブルネイ,2016年度は佐渡島,2018年度は香港,2020年度と2022年度は新型コロナのため宮島において実習を行った.年度によっては,海外で実習を行う場合もある.あらかじめ宮島自然植物実験所が開催する植物観察会に参加して植物や生態系に関する知見を得ておくとより効果的. |
その他 |
https://goo.gl/ijvH39
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すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。 回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 |