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年度 2024年度 開講部局 理学部
講義コード HK290000 科目区分 専門教育科目
授業科目名 植物生態学B
授業科目名
(フリガナ)
ショクブツセイタイガクB
英文授業科目名 Plant Ecology B
担当教員名 坪田 博美
担当教員名
(フリガナ)
ツボタ ヒロミ
開講キャンパス 東広島 開設期 2年次生   後期   3ターム
曜日・時限・講義室 (3T) 水7-10:理E208
授業の方法 講義 授業の方法
【詳細情報】
 
講義中心、板書多用(対面の場合、ただしオンラインの場合はパワーポイントなどを使った同時双方向型を原則とする) 
単位 2.0 週時間   使用言語 J : 日本語
学習の段階 3 : 中級レベル
学問分野(分野) 26 : 生物・生命科学
学問分野(分科) 03 : 基礎生物学
対象学生 学部学生
授業のキーワード 生態,植物,植生,島嶼,生物地理,分布,自然保護,実務経験 
教職専門科目   教科専門科目  
プログラムの中での
この授業科目の位置づけ
(学部生対象科目のみ)
植物生態学とそれに関連する植物学,植生学,島嶼生物学,植物地理学,系統学,集団遺伝学,進化学の基礎知識の習熟 
到達度評価
の評価項目
(学部生対象科目のみ)
生物学プログラム
(知識・理解)
・生物学諸専門分野における高度な専門的知識を理解し,修得する。 
授業の目標・概要等 生物は環境の中で存在し,本授業では,生物と環境の関わりを対象とする生態学およびその関連分野の基礎知識を学ぶとともに,生態系を理解するための考え方を身に付ける. 
授業計画 第1回 ガイダンス
第2回 生態学とは
第3回 生態学と周辺分野
第4回 植生学の理論と手法
第5回 生物地理学の理論と手法
第6回 隔離と拡散の理論
第7回 分岐学・数量分類学の理論と手法
第8回 まとめ1
第9回 系統地理学・系統学の理論と手法
第10回 集団遺伝学の理論と手法
第11回 島嶼生物学の理論と手法
第12回 日本列島の植物相および植生
第13回 世界の植物相および植生
第14回 環境保護・保全・修復
第15回 まとめ2

定期試験を行う.また,レポートも数回課す予定である. 
教科書・参考書等 講義形式: 板書による講義中心.必要に応じて視聴覚教材を用いる.使用する視聴覚教材の種類: 配付資料やパワーポイント等を用いる.Campbell Biologyを適宜利用する.
教科書 1. 日本生態学会(編).  2012.  生態学入門(第2版).  東京化学同人, 東京. 
授業で使用する
メディア・機器等
 
【詳細情報】 テキスト,配付資料,必要な場合は映像(ビデオ/PC/その他画像資料) 
授業で取り入れる
学習手法
 
予習・復習への
アドバイス
教科書や参考文献を熟読し,予習しておくこと.また,Campbell Biologyの生態学分野を熟読しておくこと. 
履修上の注意
受講条件等
植物生態学Aや植物分類学など,本講義の内容に関連のある講義を可能な限り聴講しておくのが望ましい.また,知識の定着のため,宮島生態学実習または植物地理学実習を聴講することが望ましい. 
成績評価の基準等 評価は,レポート30%程度および定期試験70%程度により行う.対面の場合は平常点も加味する. 
実務経験 有り  
実務経験の概要と
それに基づく授業内容
環境アセスメントなどで行われる野外調査の方法についても学習する.また,関係する項目で,行政の中での生態学の現状や,文化財や教育機関での実地内容について解説する. 
メッセージ 遅刻・欠席をしないこと. 
その他 https://www.digital-museum.hiroshima-u.ac.jp/~main/
環境省や地方行政の稀少野生生物調査、野生生物の保護管理、文化財保護審議会に携わった経験、および高等学校での勤務経験を持つ教員が、その経験を活かして、絶滅危惧種の保護や地域環境の保全活動、文化財としての自然物の保護・活用の考え方、教育現場や中高大連携の流れと実践、地域社会への貢献について講義する。

 
すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。
回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 
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