年度 |
2024年度 |
開講部局 |
理学部 |
講義コード |
HJ530000 |
科目区分 |
専門教育科目 |
授業科目名 |
基礎無機化学 |
授業科目名 (フリガナ) |
キソムキカガク |
英文授業科目名 |
Fundamental Inorganic Chemistry |
担当教員名 |
井上 克也 |
担当教員名 (フリガナ) |
イノウエ カツヤ |
開講キャンパス |
東広島 |
開設期 |
1年次生 後期 4ターム |
曜日・時限・講義室 |
(4T) 火9-10,金1-2:理E002AV |
授業の方法 |
講義 |
授業の方法 【詳細情報】 |
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講義中心 |
単位 |
2.0 |
週時間 |
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使用言語 |
J
:
日本語 |
学習の段階 |
1
:
入門レベル
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学問分野(分野) |
25
:
理工学 |
学問分野(分科) |
07
:
化学 |
対象学生 |
1年次生 |
授業のキーワード |
原子の基本的性質,電気陰性度と電子親和力,原子とイオンのサイズ, 化学結合 |
教職専門科目 |
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教科専門科目 |
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プログラムの中での この授業科目の位置づけ (学部生対象科目のみ) | 「基礎化学A, B」と2年次以降の「無機化学I, II, III」の橋渡しとして無機化学の基本的な考え方を修得する。 |
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到達度評価 の評価項目 (学部生対象科目のみ) | 化学プログラム (知識・理解) ・物理化学,無機化学,有機化学の基礎的知識を徹底して理解し習得する ・基礎学問の論理的骨格や体系及び学問形成に必要な知識・技術を理解し習得する |
授業の目標・概要等 |
これから学ぶ本格的な無機化学の学習に必要な基礎的事項について講義する。 |
授業計画 |
第1回 序論 高校までの化学の一例としてイオン化傾向をとりあげ, 無機化学の立場としてこのイオン化傾向がいかにして理解されるのかについて解説し, 大学での無機化学の講義が何を目指しているのか,を理解する。 第2回 原子構造と電子構造の概略, 原子模型, 量子数と軌道 第3回 動径分布と貫入,遮蔽,周期表の成り立ち, 電子配置, パウリの排他則とフントの規則 第4回 電子配置, パウリの排他則とフントの規則,イオン化エネルギーと電子親和力の周期的変化, 不活性電子対 第5回 不活性電子対,電気陰性度の周期的変化, 単体と化合物の結合性の周期的変化 第6回 酸化数と原子価 第7回 中間試験
第8回 超原子価, 遷移金属の酸化数と原子価, 第9回 原子サイズ, イオンサイズの周期的変化 第10回 結合の総論、van der Waals半径, イオン半径 第11回 共有結合半径,金属結合半径, ランタニド収縮 第12回 化学結合 第13回 典型元素間の共有結合の強さを支配する因子 同じ周期で族が変化した場合, 同じ族で周期を下がったとき 第14回 典型元素間の共有結合の強さを支配する因子 特殊な例 第15回 期末試験
試験を行う
小テストをほぼ毎回実施する |
教科書・参考書等 |
教科書:三好克彦著;大学の無機化学(化学同人) 参考書:特に推薦はしない。無機化学の教科書は多種出版されており, それぞれに特徴がある。各元素の性質を族ごとに解説したものと, 構造・結合を中心に解説したものがある。前者はどうしても分厚くなり, 後者は物理化学的色彩が強くなる。 |
授業で使用する メディア・機器等 |
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【詳細情報】 |
テキスト,配付資料,音声教材,映像(ビデオ/PC/その他画像資料) |
授業で取り入れる 学習手法 |
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予習・復習への アドバイス |
教科書にほぼ即して講義を進めるが, 無機化学のもう一つの柱である固体化学については別の講義が準備されているので本講義では触れない。また, 時間的制約もあるので, 教科書の中でも最重要と思われる項目について詳しく解説する。 |
履修上の注意 受講条件等 |
高校までの化学と比べ, 覚えるのではなく, 考えて理解することが肝要であり, できるだけはやくそのような学習形態に慣れて欲しい。 |
成績評価の基準等 |
授業成績の90%は試験で評価し,出欠も加味する。必要に応じ小テストを行う。また, 講義で出題する練習問題も参考にする。なお,学内規約により授業全体の1/3以上を無断欠席の場合,成績評価できない。 「知識・理解」および「知的能力・技能」は,主に試験と小テストで評価する。 |
実務経験 |
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実務経験の概要と それに基づく授業内容 |
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メッセージ |
講義は教員と受講生とのコミニュケーションの場である。講義中での受講生の活発な発言を期待している。 |
その他 |
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すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。 回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 |