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年度	2024年度	開講部局	理学部
講義コード	HJ230000	科目区分	専門教育科目
授業科目名	反応動力学
授業科目名 （フリガナ）	ハンノウドウリキガク
英文授業科目名	Reaction Dynamics
担当教員名	高口　博志
担当教員名 (フリガナ)	コウグチ　ヒロシ
開講キャンパス	東広島	開設期	3年次生   前期   １ターム
曜日・時限・講義室	(1T) 木3-4,金5-6：理E102
授業の方法	講義	授業の方法 【詳細情報】
			講義中心，板書多用
単位	2.0	週時間		使用言語	J : 日本語
学習の段階	2 : 初級レベル
学問分野（分野）	25 : 理工学
学問分野（分科）	07 : 化学
対象学生	理学部化学科
授業のキーワード	気体分子運動論，液体中の分子運動，衝突頻度，衝突速度理論，遷移状態理論
教職専門科目		教科専門科目
プログラムの中での この授業科目の位置づけ （学部生対象科目のみ）	2年次までに修得してきた分子に対する物理化学的な理解をもとに、化学反応過程を考察 するための基礎を習得する。化学反応論を分子論的に構築する中で、量子化学と統計熱力 学の復習を兼ねる。
到達度評価 の評価項目 （学部生対象科目のみ）	化学プログラム （知識・理解） ・化学諸専門分野や学際領域における高度な専門的知識を理解し習得する
授業の目標・概要等	微視的および巨視的な分子の並進運動を気体分子と液体中の分子について概説し、分子同士の衝突、相互作用、エネルギー放出の各過程から構成される化学反応現象を解説する。
授業計画	第1回：気体の分子運動論：状態方程式、マックスウェル分布 第2回：気体の分子運動論：衝突頻度、平均自由行程 第3回：液体中の分子運動論：電解質溶液の伝導率とイオン移動度 第4回：液体中の分子運動論：Fickの法則、液体中の分子運動論(輸送現象） 第5回：拡散律速反応：拡散と化学反応 第6回：遷移状態理論　：分配関数 第7回：遷移状態理論：　kTSTの導出と適用例 第8回：BO近似とポテンシャルエネルギー 第9回：化学反応ポテンシャルエネルギー曲面の性質、ポラーニ則 第10回：LEPS関数(課題説明) 第11回：分子論的化学反応論：衝突理論、反応断面積と反応速度定数、剛体モデル 第12回：ハプーンモデル、時間依存・時間非依存のｼｭﾚｰﾃﾞｨﾝｶﾞｰ方程式と時間分解法 第13回：ポテンシャルエネルギーと自由エネルギー 第14回：電子移動反応の基礎、電子移動反応：マーカス理論 第15回：期末試験 レポート提出を求める。期末試験を実施する。
教科書・参考書等	教科書：アトキンス「物理化学(下)」(東京化学同人)
授業で使用する メディア・機器等
	【詳細情報】	配付資料,プロジェクター
授業で取り入れる 学習手法
予習・復習への アドバイス	講義内容と教科書との対応を以下に示す。 第1回：pp. 37-40 第2回：pp. 40-43, 846-852 第3回：pp. 854-860 第4回：pp. 862-867 第5回：pp. 939-950 第6回：pp. 952-955 第7回：pp. 955-959 第8回：pp. 966-968 第9回：pp 968-970 第10回： 配付資料 第11回：pp. 962-963 第12回：pp. 970 第13回：配付資料 第14回：pp. 972-974 第15回：
履修上の注意 受講条件等
成績評価の基準等	レポート（40%程度）期末試験（50%程度）、および小テスト（10%程度)により行う。
実務経験
実務経験の概要と それに基づく授業内容
メッセージ
その他
すべての授業科目において，授業改善アンケートを実施していますので，回答に協力してください。 回答に対しては教員からコメントを入力しており，今後の改善につなげていきます。