年度 |
2024年度 |
開講部局 |
理学部 |
講義コード |
HJ095000 |
科目区分 |
専門教育科目 |
授業科目名 |
無機化学III |
授業科目名 (フリガナ) |
ムキカガク3 |
英文授業科目名 |
Inorganic Chemistry III |
担当教員名 |
久米 晶子 |
担当教員名 (フリガナ) |
クメ ショウコ |
開講キャンパス |
東広島 |
開設期 |
2年次生 後期 4ターム |
曜日・時限・講義室 |
(4T) 火1-2,金5-6:理E104 |
授業の方法 |
講義 |
授業の方法 【詳細情報】 |
|
講義中心、板書多用 |
単位 |
2.0 |
週時間 |
|
使用言語 |
J
:
日本語 |
学習の段階 |
2
:
初級レベル
|
学問分野(分野) |
25
:
理工学 |
学問分野(分科) |
07
:
化学 |
対象学生 |
理学部化学科 2年次生 |
授業のキーワード |
錯体化学 |
教職専門科目 |
|
教科専門科目 |
|
プログラムの中での この授業科目の位置づけ (学部生対象科目のみ) | |
---|
到達度評価 の評価項目 (学部生対象科目のみ) | 化学プログラム (知識・理解) ・物理化学,無機化学,有機化学の基礎的知識を徹底して理解し習得する ・基礎学問の論理的骨格や体系及び学問形成に必要な知識・技術を理解し習得する |
授業の目標・概要等 |
錯体化学は一見雑多な内容を含むように見えるが、価電子がd軌道であり、その電子配置を出発点にすると、これまでに学習した量子化学、熱力学、反応論、有機化学の知識を応用すれば、相互の興味と理解を深めることができる。このような立場から、周期表中の様々な元素の構造、光特性、磁気特性、反応性などを系統的に理解することを目標とする。 |
授業計画 |
第1回 金属錯体とは何か 水素原子の波動関数とd軌道 第2回 多電子原子 金属イオンとd電子数 第3回 配位結合とは何か 共有結合とイオン結合 第4回 配位子の種類と配位形式 第5回 分子の対称性と群軌道 第6回 結晶場理論と配位子場理論 第7回 金属錯体の磁性 高スピン錯体と低スピン錯体 第8回 結晶場・配位子場理論の適用例 第9回 金属錯体の光吸収(1) スピン禁制・Laporte禁制 第10回 金属錯体の光吸収(2) dd遷移 電荷移動遷移 第11回 中間試験 第12回 金属錯体の構造(1) 幾何異性体・光学異性体 第13回 金属錯体の構造(2) 様々な配位数とその要因
第14回 金属錯体の反応 第15回 期末試験
毎回小テスト(10分)、中間試験、期末試験を行う。 |
教科書・参考書等 |
参考書: ハウスクロフト 無機化学
|
授業で使用する メディア・機器等 |
|
【詳細情報】 |
配付資料 |
授業で取り入れる 学習手法 |
|
予習・復習への アドバイス |
小テストと中間試験は授業時間内に解答の解説を行い、それらを踏まえて期末試験を出題する。 前回の講義内容を理解した前提で次の講義を進めるので、小テストなどで毎回自分の理解度を確認しながら講義を理解されたい。 |
履修上の注意 受講条件等 |
|
成績評価の基準等 |
小テスト、中間試験、期末試験を総合的に評価するが、 期末試験を最も重視する(7割程度) |
実務経験 |
|
実務経験の概要と それに基づく授業内容 |
|
メッセージ |
|
その他 |
|
すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。 回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 |