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年度	2024年度	開講部局	理学部
講義コード	HG250000	科目区分	専門教育科目
授業科目名	基礎物理化学Ｂ
授業科目名 （フリガナ）	キソブツリカガクB
英文授業科目名	Basic Physical Chemistry B
担当教員名	井口　佳哉
担当教員名 (フリガナ)	イノクチ　ヨシヤ
開講キャンパス	東広島	開設期	1年次生   後期   ４ターム
曜日・時限・講義室	(4T) 水3-4：理E104, (4T) 金3-4：理E102
授業の方法	講義	授業の方法 【詳細情報】
			対面講義に加えて，オンライン講義も準備する予定である。オンライン講義はmoodle上にアップロードする。
単位	2.0	週時間		使用言語	J : 日本語
学習の段階	2 : 初級レベル
学問分野（分野）	25 : 理工学
学問分野（分科）	07 : 化学
対象学生	化学科１年次　後期
授業のキーワード	量子力学、波動・粒子二重性、シュレーディンガー方程式、波動関数、水素原子、
教職専門科目		教科専門科目
プログラムの中での この授業科目の位置づけ （学部生対象科目のみ）	・物理化学，特に量子化学の基礎的知識を徹底して理解し習得する ・基礎学問の論理的骨格や体系及び学問形成に必要な知識・技術を理解し習得する
到達度評価 の評価項目 （学部生対象科目のみ）
授業の目標・概要等	この講義は、「基礎化学A」から続く内容である。適宜「基礎化学A」の内容を復習しながら講義を進める。
授業計画	第1回 講義内容の説明 第2回 7A•1　エネルギーの量子化 7A•2　波ー粒子二重性 真船「量子化学」2.2　光の粒子性 真船「量子化学」2.4　電子の粒子性と波動性 真船「量子化学」2.5　物質波とド・ブロイの式 第3回 7B•1　シュレーディンガー方程式 真船「量子化学」3.3　時間に依存しないシュレーディンガー方程式 第4回 7B•2　波動関数のボルンの解釈 7B•3　確率密度 真船「量子化学」3.8　シュレーディンガー方程式の固有値の意味 第5回 7C•1　演算子 第6回 7C•1　演算子 7C•2　重ね合わせと期待値 第7回 7C•3　不確定性原理 7C•4　量子力学の基本原理 第8回 8A•1　一次元での自由な運動 8A•2　一次元の箱の中の粒子 第9回 真船「量子化学」5.1　三次元の井戸型ポテンシャル中の粒子 真船「量子化学」5.2　三次元極座標 第10回 真船「量子化学」6.1　水素原子のシュレーディンガー方程式 真船「量子化学」6.2　水素原子のシュレーディンガー方程式の変数分離 真船「量子化学」6.3　波動関数の角度成分 真船「量子化学」6.4　波動関数の動径成分 真船「量子化学」6.5　水素原子の波動関数と三つの量子数 真船「量子化学」6.6　エネルギー固有値 第11回 真船「量子化学」6.7　水素原子の軌道 第12回 真船「量子化学」6.7　水素原子の軌道 第13回 真船「量子化学」6.7　水素原子の軌道 第14回 真船「量子化学」6.8　波動関数の空間的な広がり 第15回 真船「量子化学」7.1　水素類似原子 真船「量子化学」7.2　独立粒子近似 真船「量子化学」7.3　構成原理 真船「量子化学」7.4　原子の電子構造 レポート，期末試験を行う。
教科書・参考書等	テキスト： アトキンス著，千原秀昭・中村亘男訳，物理化学（上），東京化学同人 参考書：真船文隆著，量子化学，化学同人
授業で使用する メディア・機器等
	【詳細情報】
授業で取り入れる 学習手法
予習・復習への アドバイス	教科書中の例題を完全に理解するようにすること。また，章末問題を解くことにより，知識の定着を図ること。
履修上の注意 受講条件等
成績評価の基準等	レポートと期末試験で評価する。
実務経験
実務経験の概要と それに基づく授業内容
メッセージ	新しい概念の理解には時間をかけて何度も復習することが大切である。また、理解できない箇所は放ってお かずにその場で質問すること。はじめからきちんと理解していかないと、後からはどうしても追いつかなくなる。量子化学の理解は、物理化学のみならず、有機化学、無機化学やその他の化学の分野の研究を行う上でも必須である。
その他
すべての授業科目において，授業改善アンケートを実施していますので，回答に協力してください。 回答に対しては教員からコメントを入力しており，今後の改善につなげていきます。