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年度 2024年度 開講部局 理学部
講義コード HG240000 科目区分 専門教育科目
授業科目名 基礎物理化学A
授業科目名
(フリガナ)
キソブツリカガクA
英文授業科目名 Basic Physical Chemistry A
担当教員名 藤原 好恒
担当教員名
(フリガナ)
フジワラ ヨシヒサ
開講キャンパス 東広島 開設期 1年次生   後期   3ターム
曜日・時限・講義室 (3T) 水1-2,金3-4:理E102
授業の方法 講義 授業の方法
【詳細情報】
 
テキストとMoodle (Bb9) に載せた講義資料をもとに講義をします。 
単位 2.0 週時間   使用言語 J : 日本語
学習の段階 3 : 中級レベル
学問分野(分野) 25 : 理工学
学問分野(分科) 03 : 自然環境
対象学生
授業のキーワード 化学熱力学,状態方程式,熱力学第一~第三法則,自由エネルギー 
教職専門科目   教科専門科目  
プログラムの中での
この授業科目の位置づけ
(学部生対象科目のみ)
「基礎物理化学B」とそのほかの物理化学関連の講義への橋渡し役として物理化学(熱力学)の基礎的な考え方を修得します。 
到達度評価
の評価項目
(学部生対象科目のみ)
 
授業の目標・概要等 化学物質集団のもつマクロな物理的・化学的性質は化学熱力学により記述できます。
ここでは,化学熱力学の基礎理論を学習します。 
授業計画 第1回 状態方程式,状態変数,熱力学的変数,完全気体,実在気体など
第2回 ファンデルワールスの式,ビリアル方程式など
第3回 分子の大きさと分子間相互作用の効果など
第4回 熱力学第一法則,仕事と熱量,内部エネルギーなど
第5回 エンタルピーと化学反応など
第6回 熱容量,ジュール・トムソン効果など
第7回 中間テスト
第8回 熱力学第二法則など
第9回 熱力学第三法則など
第10回 エントロピーなど
第11回 自由エネルギーなど
第12回 自由エネルギーなど
第13回 ギブズエネルギーなど
第14回 ギブズエネルギー,ヘルムホルツエネルギーなど
第15回 自発的変化の条件など

授業計画が中程まで進んだときに中間テストを,そして,すべての授業計画を終了後に最終テストを行います。 
教科書・参考書等 ・講義形式(講義中心;教科書・Bb9に載せた講義資料(電子ファイル)をもとに板書;ディスカッション;他)
・授業で使用するテキスト: P. W. Atkins, J. de Paula 著 千原 秀昭,中村 亘男 訳,「アトキンス物理化学 第10版(上)」東京化学同人
・参考にするテキスト:(1)千原秀昭・中村旦男 訳「アトキンス物理化学 第10版(下)」東京化学同人
(2)原・米谷・藤村「ベーシック 物理化学」化学同人
(3)塩井章久「理工系基礎レクチャー 物理化学Ⅰ 化学熱力学編」化学同人
(4)小島和夫「かいせつ 化学熱力学」倍風館 
授業で使用する
メディア・機器等
 
【詳細情報】 テキスト,必携PC,Moodle (Bb9) に載せた講義資料,関数電卓もしくはそれと同等の機能を有する機器 
授業で取り入れる
学習手法
 
予習・復習への
アドバイス
第1-3回
 テキスト第1章
第4-6回
 テキスト第2章(おおよそ前半部分)
第7回
 中間テストの範囲はテキスト第1-2章(おおよそ前半部分)とします。
第8-10回
 テキスト第2章(おおよそ後半部分)
第11-15回
 テキスト第3章 
履修上の注意
受講条件等
高校での物理の知識が必要です。 
成績評価の基準等 筆記試験(95%),その他(レポート,プレゼンテーション,Moodle (Bb9) コンテンツのアセスメントなど)(併せて10%程度)により総合的に評価します。
 
実務経験  
実務経験の概要と
それに基づく授業内容
 
メッセージ 自らの積極的な予習と復習が必須です。
必携PCを持参してください。
MS Wordを用いた文章ファイル作成を習熟してください。また,そのファイルをpdf形式で保存する方法を習熟してください。MS Wordがもつ数式作成機能を使ってMS Wordファイルの文章内へ数式を挿入する方法を習熟してください。
Moodle (Bb9) を使いますので,使い方を習熟してください。作成したMS WordファイルもしくはpdfファイルをMoodle (Bb9) へ提出する方法,及びそれらの提出が正しく行われているかを確認する方法を習熟してください。 
その他   
すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。
回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 
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