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年度 2024年度 開講部局 理学部
講義コード HC011000 科目区分 専門教育科目
授業科目名 力学A
授業科目名
(フリガナ)
リキガクエー
英文授業科目名 MechanicsA
担当教員名 野中 千穂
担当教員名
(フリガナ)
ノナカ チホ
開講キャンパス 東広島 開設期 1年次生   前期   セメスター(前期)
曜日・時限・講義室 (1T) 水7-8:理E104, (2T) 木1-2:理E102
授業の方法 講義 授業の方法
【詳細情報】
 
講義中心、板書多用
状況を見て授業方法を変える。 
単位 2.0 週時間   使用言語 J : 日本語
学習の段階 1 : 入門レベル
学問分野(分野) 25 : 理工学
学問分野(分科) 06 : 物理学
対象学生 1年次生 前期(1セメスター)
授業のキーワード 古典力学、ニュートンの運動方程式 
教職専門科目   教科専門科目  
プログラムの中での
この授業科目の位置づけ
(学部生対象科目のみ)
 
到達度評価
の評価項目
(学部生対象科目のみ)
 
授業の目標・概要等 物理学の基本である古典力学について学ぶ。いくつかの物理法則と微分積分などの数学的手法をもちいて古典力学の体系が構成されていることを理解する。物理科学Iでは、古典力学の中で、主に質点の力学について学ぶ。 
授業計画 第1回  物理学の考え方と自然観
第2回  速度、加速度とベクトル
第3回  運動量とニュートン方程式
第4回  力積、作用、反作用
第5回  円運動1
第6回  円運動2
第7回  エネルギー保存則1
第8回  エネルギー保存則2
第9回  バネの単振動
第10回  惑星の運動1
第11回  惑星の運動2
第12回  惑星の運動3
第13回  強制振動と減衰振動1
第14回  強制振動と減衰振動2
第15回  まとめ

試験を実施します。毎講義に小レポートがあります。 
教科書・参考書等 講義形式で板書を多用する。必要に応じて、視聴覚機器を用いたり、プリントの配布を行う。教科書、テキストは特に指定しない。(自分にとってわかりやすい力学の教科書を選んでください。)          
授業で使用する
メディア・機器等
 
【詳細情報】 テキスト,配付資料,音声教材,映像(ビデオ/PC/その他画像資料) 
授業で取り入れる
学習手法
 
予習・復習への
アドバイス
第1回 身のまわりで物理学が応用されているものが何かを考えてみる。
第2回 微分、積分の考え方と速度、加速度の考え方を復習。
第3回 ニュートン方程式の意義を理解する。
第4回 運動量と力積の関係、作用、反作用の法則が成立しなければいけない理由は何かを理解する。
第5回-第6回 円運動が微分方程式としてどのように表されるか、その解はどのようになるのかを理解する。
第7回 エネルギー保存則の導出過程と意義について理解する。
第8回 保存力とポテンシャルエネルギーについて理解する。
第9回 単振動の運動方程式と、その解法を理解する。
第10回-第12回 惑星の運動を万有引力とニュートン方程式  極座標表示の運動方程式、面積速度一定の法則、軌道が楕円運動と双曲線運動になることを理解する。
第13回-第14回 二階の線形微分方程式の一般的な解法を理解し、強制振動と減衰振動にどのように応用するかを理解する。
第15回 これまで学んだことを総合的に復習し理解を深めよう。 
履修上の注意
受講条件等
高等学校で習う程度の微分積分学の基礎とベクトル、行列などの数学が十分に修得されていることが講義を理解する上で必要。また、高等学校で習う物理に関してある程度知識があることを前提として講義を行う。 
成績評価の基準等 成績評価は、試験90パーセント、小レポート10パーセントで行なう。 
実務経験  
実務経験の概要と
それに基づく授業内容
 
メッセージ  
その他 この授業科目は,教職実践演習を受講するために必要な教員免許ポートフォリオに関係する科目です。
教職実践演習は,教員として必要な知識技能などが習得できていることを確認する授業です。
教員として必要な知識技能などを習得しているという証拠や振り返るための資料として,この授業には次のキーワードが設定されています。これらのキーワードを基にして各自で振り返りを行い,教職実践演習への活用に役立てて下さい。
1.ニュートンの運動方程式,2.運動量と力積,3.エネルギー保存の法則,4.等加速度直線運動,5.速度に比例する抵抗力を受けた落下運動,6.円運動,7.単振動,8.減衰振動,9.強制振動,10.相対座標と重心 
すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。
回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 
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