年度 |
2024年度 |
開講部局 |
理学部 |
講義コード |
H1000004 |
科目区分 |
教養教育科目(昼) |
授業科目名 |
教養ゼミ |
授業科目名 (フリガナ) |
キヨウヨウゼミ |
英文授業科目名 |
Introductory Seminar for First-Year Students |
担当教員名 |
坪田 博美,井川 武,荻野 肇,坂本 敦,今村 拓也,鈴木 誠,草場 信,千原 崇裕,奥村 美紗子,高橋 治子,島田 裕士,信澤 岳,岡本 和子,菊池 裕,林 利憲,豊倉 浩一,森下 文浩,中坪 敬子,高橋 美佐,守口 和基,田澤 一朗,鈴木 厚,中島 圭介,坂本 尚昭,濱生 こずえ,嶋村 正樹,深澤 壽太郎,植木 龍也,山口 富美夫 |
担当教員名 (フリガナ) |
ツボタ ヒロミ,イガワ タケシ,オギノ ハジメ,サカモト アツシ,イマムラ タクヤ,スズキ マコト,クサバ マコト,チハラ タカヒロ,オクムラ ミサコ,タカハシ ハルコ,シマダ ヒロシ,ノブサワ タカシ,オカモト カズコ,キクチ ユタカ,ハヤシ トシノリ,トヨクラ コウイチ,モリシタ フミヒロ,ナカツボ ケイコ,タカハシ ミサ,モリグチ カズキ,タザワ イチロウ,スズキ アツシ,ナカジマ ケイスケ,サカモト ナオアキ,ハマオ コズエ,シマムラ マサキ,フカザワ ジュタロウ,ウエキ タツヤ,ヤマグチ トミオ |
開講キャンパス |
東広島 |
開設期 |
1年次生 前期 2ターム |
曜日・時限・講義室 |
(2T) 火9-10,木9-10:教員研究室 |
授業の方法 |
演習 |
授業の方法 【詳細情報】 |
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演習および実習中心、ディスカッション、学生の発表、野外実習 |
単位 |
2.0 |
週時間 |
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使用言語 |
J
:
日本語 |
学習の段階 |
1
:
入門レベル
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学問分野(分野) |
26
:
生物・生命科学 |
学問分野(分科) |
03
:
基礎生物学 |
対象学生 |
理学部生物科学科一年次生 |
授業のキーワード |
観察、採集、考察、討論、観察方法、レポート作成法、発表会 |
教職専門科目 |
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教科専門科目 |
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教養教育での この授業の位置づけ | 「身につく知識・理解」 研究対象の観察、採集、考察、討論、さらに発表会を通じて、動物・植物などの観察方法や実験方法、レポート作成法など、生物学研究に取り組むための初歩的な事柄が理解できるようになる。 |
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学習の成果 | |
授業の目標・概要等 |
計画1(動物・生命理学分野)または計画2(植物分野)のいずれかを選択して受講する. 計画1:3人から4人をグループ単位とし、7グループに分かれる。グループ毎に動物・生命理学分野における様々な実験を行い、最終日には、発表会を行う。この演習を通して、文献調査の仕方、研究の計画、実施、及び結果の考察、さらには討論、発表の具体的方法について学ぶ。 計画2:代表的な植物について野外観察を行い,標本の作り方などを修得する.また,植物の陽葉・陰葉を材料に,生態学的・生理学的・形態学的観点から実験・観察を行う.実験・観察の結果について考察を行い,レポートとしてまとめる方法を学ぶ. |
授業計画 |
計画1(動物・生命理学分野): 第1回 ガイダンス(濱生、菊池、千原、坂本(敦)、今村、本田、荻野、林、植木、坂本(尚)、島田、鈴木(厚)、高橋(治)、奥村、森下、中坪、高橋(美)、中島、田澤、井川、鈴木(誠)) 第2-14回 グループ毎に実験を行う。(濱生、菊池、千原、坂本(敦)、今村、本田、荻野、林、植木、坂本(尚)、島田、鈴木(厚)、高橋(治)、奥村、森下、中坪、高橋(美)、中島、田澤、井川、鈴木(誠)) 第15回 発表会(濱生、菊池、千原、坂本(敦)、今村、本田、荻野、林、植木、坂本(尚)、島田、鈴木(厚)、高橋(治)、奥村、森下、中坪、高橋(美)、中島、田澤、井川、鈴木(誠))
計画2(植物分野) 第1-15回 以下の内容について,ガイダンス(坪田)・グループでの演習・討論会を行う.また,一部の内容は集中講義方式で行う.
(1泊2日):1. 宮島の代表的な植物について野外で観察・採集を行う(山口・嶋村・坪田).2. 各植物の形態,特徴,分布などについて学ぶ(山口・嶋村・坪田).3. 採集した植物を用いて,標本の作り方などを修得する(山口・嶋村・坪田).4. 実験・観察の結果について考察を行い,レポートとしてまとめる方法を学ぶ(嶋村・坪田).5. その他大学生活全般での注意事項等について学ぶ(山口・草場・嶋村・坪田・守口・深澤・信澤・豊倉) (1泊2日を2回):1. 光条件の違いによる植物の形態的・生態的違いについて野外観察・形態測定から比較を行う(嶋村・豊倉・坪田).2. 陽葉・陰葉を材料に,光合成活性の測定を行い,生理学的違いを実験により明らかにする(深澤・信澤・坪田).3. 植物の葉の構造や,細胞のプロトプラスト化を行い,組織・細胞レベルの実験・観察を行う.(守口・信澤・豊倉)4. 生物学に必要な統計学の初歩と,実際のデータを用いた多変量解析を行い,データの解釈を行う(坪田・嶋村・深澤・信澤・豊倉).5. 実験・観察の結果について考察を行い,レポートとしてまとめる方法を学ぶ.(坪田・嶋村・深澤・守口・信澤・豊倉)
隔週で行うグループでの演習では,植物と光に関係する課題に対してアクティブラーニングを行う.なお,新型コロナウイルス感染症の影響によって授業形態を変更することがある. |
教科書・参考書等 |
計画1: 適宜、原著論文、参考資料等を配布する。 計画2: 1-3を教科書として指定する. 1. 木下是雄. 1981. 理科系の作文技術. 中公新書, 東京. 244 pp. ISBN 4-12-100624-0. 2. Squires, G. L. (著), 重川秀実 (翻訳), 吉村雅満 (翻訳), 山下理恵 (翻訳), 風間重雄 (翻訳). 2006. いかにして実験をおこなうか―誤差の扱いから論文 作成まで. 丸善, 東京. -x + 264 pp. ISBN 4-621-07661-2. 3. 広島大学大学院理学研究科附属宮島実験所(編). 2009. 宮島の植物と自然. 160 pp. 広島大学大学院理学研究科附属宮島実験所, 廿日市. 4. 渡辺利夫. 2005. フレッシュマンから大学院生までのデータ解析・R言語. -vi + 286 pp. ナカニシヤ出版, 京都. ISBN 4-88848-878-9. 5. 清水晶子. 2004. 絵でわかる植物の世界. -vi + 168 pp. 講談社サイエンティフィク, 東京. ISBN 4-06-154754-2. |
授業で使用する メディア・機器等 |
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【詳細情報】 |
内容や担当者によって,テキスト,配付資料,音声教材,映像(ビデオ/PC/その他画像資料)などを使用する場合がある. |
授業で取り入れる 学習手法 |
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予習・復習への アドバイス |
計画1:第1回-第15回 配布資料、関連論文を熟読すること。 計画2:第1回-第15回 教科書,配布資料,関連論文を熟読すること. |
履修上の注意 受講条件等 |
前期、火曜日9-10限に以下の要領で実施するが、他の集中講義等と重複しないように注意して受講すること。 計画1:4月から8月上旬まで、理学部生物科学科にて実施する。 計画2:集中方式で,理学部生物科学科および理学研究科附属宮島自然植物実験所(広島県廿日市市宮島町三ツ丸子山1156-2外)で実施する.また,内容に応じてオンラインを利用する場合もある. |
成績評価の基準等 |
計画1:レポート、取り組む態度、発表会・討論会の結果を総合的に判断し、成績を評価する。 計画2:レポート50%(程度),平常点(取り組む態度,発表会・討論会など)50%(程度)により評価を行う. |
実務経験 |
有り
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実務経験の概要と それに基づく授業内容 |
一部の内容では,環境アセスメントなどで行われる野外調査を現地で行い,その方法や実際についても学ぶ. |
メッセージ |
遅刻、欠席をしないこと。 |
その他 |
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すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。 回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 |