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年度 2024年度 開講部局 経済学部経済学科昼間コース
講義コード G6169133 科目区分 専門教育科目
授業科目名 ファイナンス2
授業科目名
(フリガナ)
ファイナンス2
英文授業科目名 Financial Economics 2
担当教員名 小野 貞幸
担当教員名
(フリガナ)
オノ サダユキ
開講キャンパス 東広島 開設期 3年次生   前期   2ターム
曜日・時限・講義室 (2T) 水5-8:経B155
授業の方法 講義 授業の方法
【詳細情報】
 
講義中心 
単位 2.0 週時間   使用言語 J : 日本語
学習の段階 3 : 中級レベル
学問分野(分野) 24 : 社会科学
学問分野(分科) 03 : 経済学
対象学生
授業のキーワード  
教職専門科目   教科専門科目  
プログラムの中での
この授業科目の位置づけ
(学部生対象科目のみ)
 
到達度評価
の評価項目
(学部生対象科目のみ)
現代経済プログラム
(能力・技能)
・財政学,金融論等に関する知識を応用して,生活に密着した問題を解決する能力 
授業の目標・概要等 ファイナンス2では、金融資産のリスクとリターンの関係、為替レート、債券、金融派生商品(デリバティブ)を扱う予定です。講義では、基本事項を紹介し、理論を導き、その理論を使い計算を行うことを主とします、日本経済新聞など内外の経済誌に取り上げられた世界の金融市場で起きました事象を随時紹介していく予定です。 
授業計画 講義項目
(1) リスクとリターン:リスクとリターンの測定方法とリスクに対する投資家の態度を説明する。
(2) 資本資産評価モデル 1:資本資産評価モデルの重要な仮定と結論を述べる。
(3) 資本資産評価モデル 2:投資信託(ファンド)について詳細に説明する。
(4) 資本資産評価モデル 3:資本資産評価モデルによるリスクとリターンの関係式を考察し、リスクの適切な測定値を見出す。
(5) 効率的市場仮説:資産価格と投資家が持つ情報との関係を考査する。
(6) 為替レート 1:為替レートによる海外資産のリターンへの直接・間接的な影響を調べる。
(7) 為替レート 2:為替レートの動きを説明する主要な3つの理論を紹介する。
(8) 先物・先渡し取引:金融派生商品の全体像と金融派生商品の一つ先物・先渡し取引を説明する。
(9) オプション 1:金融派生商品の一つオプションの重要事項を説明する。
(10) オプション 2:裁定取引が不可能という条件から、オプション価格の関係式を導く。
(11) ブラック・ショールズ・マートン オプション価格方程式:オプション価格の主要な理論式を紹介し、仮定、結論、そして問題点を観察する。
(12) 為替スワップ、利子スワップ:金融派生商品のスワップのうち主要な2つを紹介する。
(13) 債券 1:主要な金融資産の一つ債券の重要事項を説明する。
(14) 債券 2:債券のリターンとなる利回りについて考察する。
(15) クレジット・デフォルト・スワップ:基本事項と適正価格について論じる。 
教科書・参考書等 ファイナンス2の教科書はありませんが、参考図書としまして以下に示します。
• コーポレートファイナンスの原理 / ステファン・ロス, ランドルフ・ウェスターフィールド、ジェフリイ・ ジャフィ
著;大野薫 監訳
• コーポレートファイナンス / リチャード・ブリーリー, スチュワート・マイヤーズ 著;藤井真理子、国枝繁樹 監訳
• 先物・オプション取引入門 / ジョン・ハル 著; 小林孝雄, オーパスワン監訳
• Modern Portfolio Theory and Investment Analysis / Edwin J. Elton, Martin J. Gruber, Stephen J. Brown, William N. Goetzmann著 
授業で使用する
メディア・機器等
 
【詳細情報】  
授業で取り入れる
学習手法
 
予習・復習への
アドバイス
講義後の復習が重要 
履修上の注意
受講条件等
なし 
成績評価の基準等 学期末にレポートを提出しその内容によって評価します。少なくともすべての講義ノートそしてすべての講義内容を理解していると仮定し、レポートを評価します。期末レポートのより詳細なルール・形式は事前にメールにて連絡します。 
実務経験  
実務経験の概要と
それに基づく授業内容
 
メッセージ 広大メール宛に講義に関する情報を必要時送付します。なお6月10日頃(一回目の講義は6月12日)に講義情報を含むメールをファイナンス2の履修生に配信します。 
その他   
すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。
回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 
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