年度 |
2024年度 |
開講部局 |
経済学部経済学科昼間コース |
講義コード |
G6073212 |
科目区分 |
専門教育科目 |
授業科目名 |
公共経済学2 |
授業科目名 (フリガナ) |
コウキョウケイザイガク2 |
英文授業科目名 |
Public Economics 2 |
担当教員名 |
山口 力 |
担当教員名 (フリガナ) |
ヤマグチ チカラ |
開講キャンパス |
東広島 |
開設期 |
2年次生 前期 2ターム |
曜日・時限・講義室 |
(2T) 月1-4:経B255 |
授業の方法 |
講義 |
授業の方法 【詳細情報】 |
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原則対面で実施する。ただし,本学の授業等の実施に関する方針の変更があればオンラインで授業を実施する場合がある。 |
単位 |
2.0 |
週時間 |
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使用言語 |
J
:
日本語 |
学習の段階 |
2
:
初級レベル
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学問分野(分野) |
24
:
社会科学 |
学問分野(分科) |
03
:
経済学 |
対象学生 |
2年次生以上 |
授業のキーワード |
市場の失敗、租税理論 |
教職専門科目 |
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教科専門科目 |
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プログラムの中での この授業科目の位置づけ (学部生対象科目のみ) | 経済政策学科目に属する専門科目の一つ |
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到達度評価 の評価項目 (学部生対象科目のみ) | 現代経済プログラム (能力・技能) ・経済政策,国際経済学,経済事情等に関する知識を応用して,政策課題を分析・検討する能力 |
授業の目標・概要等 |
本講義は公共部門の経済分析を行う応用経済の一分野である公共経済学を解説する。政府の経済政策に関心のある諸君、あるいは、政治家の行動に不信感を持っている諸君ならば十分に興味を持って理解できるし、そうした問題に対する有益な判断材料が得られるであろう。経済学が現実の経済・社会問題の判断材料としてどのように応用可能であるか理解・修得し、関連するEREや公務員試験に対応できるようになることを目的とする。 |
授業計画 |
第1回:講義の概要 第2回:ミクロ経済学の復習(消費者理論) 第3回:ミクロ経済学の復習(生産者理論) 第4回:不完全競争(寡占理論) 第5回:不完全競争(暗黙のカルテル) 第6回:費用逓減産業における自然独占 第7回:価格規制と競合可能市場 第8回:課税理論 第9回:労働所得税と消費税 第10回:物品税の転嫁と帰着 第11回:ラムゼイ・ルール(Ramsey rule) 第12回:課税競争 第13回:財政的外部性 第14回:小国の優位性 第15回:講義のまとめ
講義中にランダムに小テスト, また, 試験期間に定期試験を行います。 |
教科書・参考書等 |
参考書:井堀利宏『基礎コース公共経済学』新世社,2015年 板谷淳一・佐野博之『コア・テキスト公共経済学』新世社, 2013年 林正義・小川光・別所俊一郎『公共経済学』有斐閣,2010年 |
授業で使用する メディア・機器等 |
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【詳細情報】 |
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授業で取り入れる 学習手法 |
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予習・復習への アドバイス |
第1回:ラグランジュ関数とは? 第2回:消費者余剰とは? 第3回:競争均衡とは? 第4回:クールノーの極限定理とは? 第5回:フォーク定理とは? 第6回:自然独占とは? 第7回:価格規制の方法とは? 第8回:租税原則とは? 第9回:消費税と労働所得税の等価定理とは? 第10回:価格弾力性とは? 第11回:逆弾力性の命題とは? 第12回:課税競争とは? 第13回:財政的外部性とは? 第14回:小国の優位性とは? 第15回:代替効果および所得効果とは? |
履修上の注意 受講条件等 |
講義中の携帯端末利用および写真撮影は禁止する。 講義資料は期間を限定してmoodleで公開する。 |
成績評価の基準等 |
小テスト20%, 定期試験80%で評価する。 |
実務経験 |
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実務経験の概要と それに基づく授業内容 |
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メッセージ |
質問および講義に関する相談は、休憩時間およびメールにて随時受け付けます。 |
その他 |
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すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。 回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 |