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年度 2024年度 開講部局 経済学部経済学科昼間コース
講義コード G6037111 科目区分 専門教育科目
授業科目名 国際経済学1
授業科目名
(フリガナ)
コクサイケイザイガク1
英文授業科目名 International Economics 1
担当教員名 山田 大地
担当教員名
(フリガナ)
ヤマダ ダイチ
開講キャンパス 東広島 開設期 2年次生   前期   2ターム
曜日・時限・講義室 (2T) 金5-8:経B257
授業の方法 講義 授業の方法
【詳細情報】
 
講義中心 
単位 2.0 週時間   使用言語 J : 日本語
学習の段階 2 : 初級レベル
学問分野(分野) 24 : 社会科学
学問分野(分科) 03 : 経済学
対象学生 2年次生以上
授業のキーワード 国際貿易、貿易政策、比較優位、余剰、ミクロ経済学 
教職専門科目   教科専門科目  
プログラムの中での
この授業科目の位置づけ
(学部生対象科目のみ)
経済政策学科目に属する専門科目の一つ 
到達度評価
の評価項目
(学部生対象科目のみ)
中等教育科学(社会・地理歴史・公民)プログラム
(能力・技能)
・社会系内容領域の資料・データを収集・読解し,分析・批評できる
(総合的な力)
・調査・研究や教育実践,社会的活動等の成果をまとめ,プレゼンテーションできる

現代経済プログラム
(知識・理解)
・経済問題の理論的分析に関する基礎知識 
授業の目標・概要等 本講義は国際貿易に関する経済理論を学ぶ。なぜ貿易が起きるのか、貿易は社会にどんな利点や留意点をもたらすのか、また貿易政策が経済にどのような影響をもたらすのかを、ミクロ経済学の観点や手法から理解・修得し、現実の社会経済問題へ応用する基礎を身につけることを目標とする。 
授業計画 第1回:講義の概要
第2回:ミクロ経済学の復習(消費者行動と余剰)
第3回:ミクロ経済学の復習(生産者行動と余剰)
第4回:ミクロ経済学の復習(市場均衡と政策介入)
第5回:貿易の部分均衡分析①
第6回:貿易の部分均衡分析②
第7回:リカード・モデル①
第8回:リカード・モデル②
第9回:リカード・モデル③
第10回:ヘクシャー・オーリン・モデル①
第11回:ヘクシャー・オーリン・モデル②
第12回:ヘクシャー・オーリン・モデル③
第13回:貿易政策①
第14回:貿易政策②
第15回:講義のまとめ

ある程度単元がまとまったときに小テストを行います。また試験期間に定期試験を行います。 
教科書・参考書等 教科書:特に指定しない
参考書:大川昌幸『コア・テキスト 国際経済学 第2版』新世社、2015年
西村和雄『ミクロ経済学入門 第2版』岩波書店,1995年
Krugman, P., M. Obstfeld, M.J. Melitz, International economics: theory & policy. Pearson Education Limited, 2022.
クルーグマン、オブストフェルド、メリッツ『クルーグマン国際経済学:理論と政策(上)』丸善出版、2017年
 
授業で使用する
メディア・機器等
 
【詳細情報】  
授業で取り入れる
学習手法
 
予習・復習への
アドバイス
1:ミクロ経済学・微分の復習
2:消費者行動と効用最大化、消費者余剰の計算方法
3:生産者行動と利潤最大化、生産者余剰の計算方法
4:社会的余剰、税や補助金のある場合の均衡の復習
5:貿易の有無による均衡と余剰の変化
6:小国と大国の違い
7:絶対優位と比較優位の区別
8:リカード・モデルでの一般均衡の考え方
9:リカード・モデルで貿易が起こる理由とは?
10:ヘクシャー・オーリン・モデルの考え方
11:ヘクシャー・オーリン・モデルで貿易が起こる理由とは?
12:各定理とその含意
13:関税・補助金・輸入割当の効果(小国)
14:関税・補助金・輸入割当の効果(大国)
15:これまでの復習

理屈や論理の流れを追うこと、例を考えてみること、実際に計算問題を解いてみること。これらがそろって、深い理解につながります。
 
履修上の注意
受講条件等
必須条件ではないが、ミクロ経済学Iおよび経済政策論Iを履修していることが望ましい。ただし本講義で必要となるミクロ経済や政策分析の手法は、講義内でも補足する。 
成績評価の基準等 小テスト30%(程度)、定期試験70%(程度)で評価する。
なおコロナウイルス感染状況等でオンライン化・ハイブリッド化する場合など、講義方法に変更がある場合には、評価方法も変更になる可能性があります。
 
実務経験  
実務経験の概要と
それに基づく授業内容
 
メッセージ 計算を行いますので、ノートや書き込みのできるタブレット等を用意すること。レジュメはオンラインで配布しますのでPCを持ってきてください。 
その他   
すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。
回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 
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