年度 |
2024年度 |
開講部局 |
法学部法学科夜間主コース |
講義コード |
F0040790 |
科目区分 |
専門教育科目 |
授業科目名 |
民事執行・保全法 |
授業科目名 (フリガナ) |
ミンジシツコウホゼンホウ |
英文授業科目名 |
Execution and Injunction |
担当教員名 |
原田 武彦,宮永 文雄 |
担当教員名 (フリガナ) |
ハラダ タケヒコ,ミヤナガ フミオ |
開講キャンパス |
東千田 |
開設期 |
2年次生 後期 セメスター(後期) |
曜日・時限・講義室 |
(後) 月9-10:東千田A402講義室 |
授業の方法 |
講義 |
授業の方法 【詳細情報】 |
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講義中心 ※対面授業に加えTeamsでも配信する |
単位 |
2.0 |
週時間 |
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使用言語 |
J
:
日本語 |
学習の段階 |
3
:
中級レベル
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学問分野(分野) |
24
:
社会科学 |
学問分野(分科) |
01
:
法学 |
対象学生 |
3年次以上 |
授業のキーワード |
民事訴訟法, 実務経験, SDG_16 |
教職専門科目 |
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教科専門科目 |
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プログラムの中での この授業科目の位置づけ (学部生対象科目のみ) | |
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到達度評価 の評価項目 (学部生対象科目のみ) | |
授業の目標・概要等 |
民事訴訟で勝訴判決を得たとしても、必ずしも相手方がこれを自主的に履行するとは限らない。事前に担保権の設定を得ていたとしても同様である。これらの権利を国家権力の作用として強制的に実行することで、権利を実現できずにいる者を救済するのが民事執行の役目である。 また、権利を実現するために正式な裁判を待っていては手遅れになるおそれのある者のために、とりあえずの救済を図るのが民事保全の役割である。これらの法分野は、民事法全般をより深く理解するうえでも非常に重要である。 この講義では、民事執行法・民事保全法の基礎的な部分を中心として扱うこととする。 |
授業計画 |
<総論> 1 民事執行法・保全法の全体像 <民事執行法> 2 民事執行の制度設計、強制執行の開始(債務名義と執行文) 3 不動産に対する強制執行① 差し押さえ 4 不動産に対する強制執行② 売却の準備 5 不動産に対する強制執行③,売却の実施、配当、権利の調整 6 不動産の収益からの回収,担保権の実行としての競売等 7 債権に対する強制執行① 差し押さえ、差し押さえ禁止債権 8 債権に対する強制執行② 差し押さえ債権の特定、取立権 9 動産執行 10 財産開示、債務者の財産状況の調査とその強化 11 非金銭債務の強制執行(引渡義務,作為義務など) 12 子の引き渡しに関する強制執行 <民事保全> 13 保全手続の流れ、仮差押 14 仮処分 15 まとめ
期末試験を実施する。その他、到達度を確認するため、事前に告知をしたうえで小テストを実施することがある。 |
教科書・参考書等 |
教科書・参考書等 <テキスト> 上原敏夫=長谷部由起子=山本和彦『民事執行・保全法[第6版]』(有斐閣アルマ・2020年) なお、六法必携。 <参考文献> ・上原敏夫=長谷部由起子=山本和彦/編『民事執行・保全判例百選〔第3版〕』別冊ジュリスト#247(有斐閣・2020年) これ以外の文献は講義中に指示する。 |
授業で使用する メディア・機器等 |
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【詳細情報】 |
テキスト,小テストを実施することがある。 |
授業で取り入れる 学習手法 |
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予習・復習への アドバイス |
テキストの各回対応部分の予習・復習をしておくこと。他の参考図書も活用されたい。 |
履修上の注意 受講条件等 |
六法必携のこと。 |
成績評価の基準等 |
おおむね、期末試験75%+小テスト等25%の割合で評価をする。なお、正当な理由なく小テストを1回も受験しなかった受講生は、成績評価の対象外とする(単位を与えない)。 |
実務経験 |
有り
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実務経験の概要と それに基づく授業内容 |
弁護士である主担当教員が、民事執行・民事保全の法分野について、法曹実務の経験を交えて授業を行う科目である。 |
メッセージ |
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その他 |
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すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。 回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 |