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年度 2024年度 開講部局 法学部法学科夜間主コース
講義コード F0040020 科目区分 専門教育科目
授業科目名 会社法1
授業科目名
(フリガナ)
カイシャホウ1
英文授業科目名 Company Law 1
担当教員名 岡田 昌浩,岡田 昌浩
担当教員名
(フリガナ)
オカダ マサヒロ,オカダ マサヒロ
開講キャンパス 東千田 開設期 2年次生   前期   セメスター(前期)
曜日・時限・講義室 (前) 月11-12:東千田M203講義室
授業の方法 講義 授業の方法
【詳細情報】
 
対面授業、講義中心、板書多用 
単位 2.0 週時間   使用言語 J : 日本語
学習の段階 2 : 初級レベル
学問分野(分野) 24 : 社会科学
学問分野(分科) 01 : 法学
対象学生 2年次生以上
授業のキーワード 会社法、株式会社、機関、株主総会、取締役、コーポレート・ガバナンス 
教職専門科目   教科専門科目  
プログラムの中での
この授業科目の位置づけ
(学部生対象科目のみ)
 
到達度評価
の評価項目
(学部生対象科目のみ)
法政総合プログラム
(知識・理解)
・企業活動に関する法的な基本的知識・理解 
授業の目標・概要等 現代の経済活動の中心である株式会社に関し、制度を概観した上で、機関の側面について法的に検討する。具体的には、会社法総論の解説に加え、株式会社の機関、役員の責任などにつき法的に分析し、解説する。
会社法(総論・機関)の基本的な知識を習得し、あわせて初歩的な応用力を養うことをその目標とする。  
授業計画 第1回 会社法総論(1)
 会社法の意義
 会社法の歴史
第2回 会社法総論(2)
 企業の形態と会社の種類
第3回 会社法総論(3)
 会社の能力
 法人格の否認
 株式会社法総論
第4回 株式会社機関総論
 株式会社の区分と機関構成
第5回 株主総会(1)
 意義と権限
 招集手続
第6回 株主総会(2)
 議決権
 議事・決議方法
第7回 株主総会(3)
 決議の要件
 決議の瑕疵
 利益供与の禁止
第8回 取締役(1)
 意義と権限
 選任・終任
第9回 取締役(2)
 取締役と会社との関係
第10回 取締役(3)
 取締役会
第11回 取締役(4)
 代表取締役
 社外取締役
第12回 取締役の損害賠償責任(1)
 対会社責任
 株主代表訴訟
第13回 取締役の損害賠償責任(2)
 対第三者責任
 会社補償・D&O保険
第14回 その他の機関
 監査役・監査役会
 会計参与
 会計監査人
 指名委員会等
 監査等委員会
第15回 会社法総論・機関に関する諸問題

期末試験を実施する。 
教科書・参考書等 六法を持参すること。
また、以下の教科書、参考書をひとまず指定する。
教科書
近藤光男他『基礎から学べる会社法 (第5版)』(弘文堂・2021年)
参考書
神作裕之他編『会社法判例百選(第4版)』(有斐閣・2021年)
その他の参考書等については講義中で紹介する。  
授業で使用する
メディア・機器等
 
【詳細情報】  
授業で取り入れる
学習手法
 
予習・復習への
アドバイス
社会の動き(とくに経済・企業に関する動き)に関心を持ってもらいたい。
なお、経済社会の動向についてはある程度(常識レベルには)了解していることを前提に講義を行うので、新聞の経済記事などに目を通しておくことが望ましい。
また、教科書の下記の箇所(もしくは後述の推薦テキストの対応する箇所)を事前に一読しておくこと、および講義後に再読することを推奨する。
第1回~第3回 1章
第4回 4章I、II
第5回 4章III1,2
第6回 4章III3,4,5,6
第7回 4章III7,8
第8回 4章IV1,2,3
第9回 4章IV4
第10回 4章IV5
第11回 4章IV6,2TOPIX
第12回 4章X1,2
第13回 4章X3
第14回 4章V、VI、VII、VIII、IX
第15回 別途指示する
講義後には、moodleで出席登録(確認問題付き)をすること。また、講義中示した判例なども確認しておくことを推奨する。 
履修上の注意
受講条件等
会社法1の受講にあたっては、民法の基礎的な知識を有することが望ましい。
また、なるべく会社法2も受講するのが良い。 
成績評価の基準等 筆記試験(記述・論述式)により評価する。ただし、対面式の試験が不可能になった場合、オンライン試験またはレポートによる評価を行う可能性がある。 
実務経験  
実務経験の概要と
それに基づく授業内容
 
メッセージ 会社法は社会や経済の変化に伴ってそのルールも変化する。近年大きな改正が連続しているが、それも社会や経済の変化が背景にある。本講義では皆さんに、会社法のルールだけでなくその背景にある社会経済状況までご理解頂けるよう、いろいろと工夫をしていきたい。 
その他 授業計画はあくまで予定であり、実際の講義は適宜変更されることがある。 
すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。
回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 
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