広島大学シラバス

シラバスTOPへ
English
年度 2024年度 開講部局 法学部法学科夜間主コース
講義コード F0039900 科目区分 専門教育科目
授業科目名 統治システム論
授業科目名
(フリガナ)
トウチシステムロン
英文授業科目名 Governmental System
担当教員名 手塚 貴大
担当教員名
(フリガナ)
テヅカ タカヒロ
開講キャンパス 東千田 開設期 1年次生   前期   セメスター(前期)
曜日・時限・講義室 (前) 月13-14:東千田M301講義室
授業の方法 講義 授業の方法
【詳細情報】
 
講義中心、板書多用
授業は対面で実施する予定ですが、感染状況等を総合的に判断し、オンデマンド型で実施する可能性もあります。決定次第、もみじを通じて受講生の皆さんにお知らせします。 
単位 2.0 週時間   使用言語 J : 日本語
学習の段階 2 : 初級レベル
学問分野(分野) 24 : 社会科学
学問分野(分科) 01 : 法学
対象学生 法学部1年生
授業のキーワード 公法、憲法、行政法、統治権、人権保障 
教職専門科目   教科専門科目  
プログラムの中での
この授業科目の位置づけ
(学部生対象科目のみ)
(公共政策プログラム)
「知識・理解1」に関する学習の成果が期待される
「知的能力・技能2」に関する学習の成果が期待される
(ビジネス法務プログラム)
「知識・理解1」に関する学習の成果が期待される
「知的能力・技能2」に関する学習の成果が期待される
 
到達度評価
の評価項目
(学部生対象科目のみ)
法政総合プログラム
(知識・理解)
・法学・政治学・社会学を中心とした社会科学における基本的諸視点に関する知識・理解 
授業の目標・概要等 憲法・行政法の基本原理について認識・理解を深め、公法の概要を学生諸兄に深めていただくため、憲法の統治に関する部分、行政法の基本原理に関する講義を行います。 
授業計画 第1回 イントロダクション
第2回 国家とその統治行動を規律する憲法・法秩序の意義

第3回 ヨーロッパにおける人権概念の生成

第4回 立憲主義①(古典的な立憲主義)
第5回 立憲主義②(ヨーロッパにおける立憲主義の生成)

第6回 立憲主義③(立憲主義の現代的意義)

第7回 日本の統治機構(国会、内閣、裁判所)の概要

第8回 立法作用

第9回 国会の組織

第10回 選挙・政党

第11回 行政作用

第12回 内閣と国家行政組織

第13回 地方自治の意義
第14回 条例論、地方財政
第15回 司法作用

諸般の事情でシラバスどおりに進まないことがあります。




 
教科書・参考書等 現在の段階では、芦部信喜『憲法 第8版』(岩波書店、2023年)を教科書として、これをベースに授業を進めたいと思います。また変更があれば、おって指示します。 
授業で使用する
メディア・機器等
 
【詳細情報】 テキスト,板書 
授業で取り入れる
学習手法
 
予習・復習への
アドバイス
以下はこの授業に主体的に参加してもらうようにするため、授業に関する予習・復習事項についての目安です。具体的箇所は授業終了後その都度指示したいと思います。但し、授業の進行度合い等に応じて変更する可能性がありますので、その点を了解した上で参照してください。
第1回 講義終了後、講義内容を確認してテキストを購入し、国家および法秩序の意義について予習する。
第2回 講義終了後、授業内容を復習の後、憲法の意義およびヨーロッパにおける人権概念の生成について予習する。
第3回 講義終了後、授業内容を復習の後、立憲主義の意義について予習する。
第4回 講義終了後、授業内容を復習の後、ヨーロッパにおける立憲主義の生成過程について予習する。
第5回 講義終了後、授業内容を復習の後、立憲主義の現代的意義について予習する。
第6回 講義終了後、授業内容を復習の後、統治機構を構成する国会、内閣、裁判所の概要およびその相互関係について予習する。
第7回 講義終了後、授業内容を復習の後、国会の営む立法作用の意義について予習する。
第8回 講義終了後、授業内容を復習の後、国会の組織について予習する
第9回 講義終了後、授業内容を復習の後、選挙・政党について予習する。
第10回 講義終了後、授業内容を復習の後、内閣の営む行政作用の意義について予習する
第11回 講義終了後、授業内容を復習の後、内閣を頂点とする国家行政組織の現状について予習する。
第12回 講義終了後、授業内容を復習の後、地方自治の意義について予習する。
第13回 講義終了後、授業内容を復習の後、条例論、地方財政について予習する。
第14回 講義終了後、授業内容を復習の後、裁判所の営む司法作用の意義について予習する。
第15回 講義終了後、授業内容を復習すること。
 
履修上の注意
受講条件等
授業にのぞまれるに当っては、学生諸兄の主体的参加が望まれます。ここで主体的参加とは学生諸兄が大学で学ぶ法律学・政治学の知識を貪欲に吸収しようとする強い意思を持った上での参加を意味します。すなわち、教科書・六法を持参した上で毎回授業に出席し、担当者の講義によく耳を傾け、ノートをとり、予習・復習を欠かさないでください。また、授業では教科書を補うために教科書に書いていないこともお話しすることになりますが、それも試験範囲に当然に含まれます。したがって、90分間授業に集中してください。以上のことを実践すれば好成績が修められるでしょう。 
成績評価の基準等 期末試験によります。 
実務経験  
実務経験の概要と
それに基づく授業内容
 
メッセージ この授業は、特に、将来公務員になりたいと考えている方にとっては重要な科目となるので必ず履修すべきです。その他にも、いわゆる公法には、租税法、財政法、社会保障法、環境法等、我々の生活に密着し、重要性を持つ分野が様々にあります。学年が上がればそうした分野の学習をすることになり、その理解のためにはこの授業で公法の基本的な考え方を身につけておく必要があり、公法の基本的知識なしの公法分野の学習・研究はあまりにも空虚な作業になってしまいます。また難しいと思われることがあるかもしれませんが、それが大学における授業です。しかし、できるだけ分かりやすく、繰り返し、ゆっくりと授業をしようと考えておりますので、あまり固くならずに授業に臨んでください。 
その他 この授業は、対面を予定しているが、感染状況を踏まえて、
オンデマンド形式で実施する可能性がある。 
すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。
回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 
シラバスTOPへ