年度 |
2024年度 |
開講部局 |
法学部法学科昼間コース |
講義コード |
F2178291 |
科目区分 |
専門教育科目 |
授業科目名 |
(特講)物権法2 |
授業科目名 (フリガナ) |
トッコウブッケンホウ2 |
英文授業科目名 |
Special Lecture in Law of Real Property 2 |
担当教員名 |
堀田 親臣 |
担当教員名 (フリガナ) |
ホッタ チカオミ |
開講キャンパス |
東千田 |
開設期 |
4年次生 前期 2ターム |
曜日・時限・講義室 |
(2T) 月1-4:東千田M401/402講義室 |
授業の方法 |
講義 |
授業の方法 【詳細情報】 |
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原則として、対面方式で開講します。なお、同時に、Teamsを使ってオンラインでも講義を配信する準備をしています(同時双方向。物権法1に同じく、該当者のみ)。講義時に用いる資料等はmoodleに掲示するので、各自事前に準備しておくこと(詳細についてはmoodleも参照のこと)。 |
単位 |
2.0 |
週時間 |
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使用言語 |
J
:
日本語 |
学習の段階 |
2
:
初級レベル
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学問分野(分野) |
24
:
社会科学 |
学問分野(分科) |
01
:
法学 |
対象学生 |
2年生以上 |
授業のキーワード |
所有権、用益物権、担保物権 |
教職専門科目 |
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教科専門科目 |
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プログラムの中での この授業科目の位置づけ (学部生対象科目のみ) | (公共政策プログラム) (ビジネス法務プログラム) 下記の評価項目に関する学習の成果が期待される。 (なお、入学年度によって若干異なることがある) |
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到達度評価 の評価項目 (学部生対象科目のみ) | |
授業の目標・概要等 |
物権法1を前提に、物権・担保物権の基礎的な構造および基本原則を理解し、最近の判例・学説の整理・検討を通じて、実際的・具体的な問題に対応できる一定の能力を養う。 |
授業計画 |
物権法2の授業計画(予定)は、以下の通りです。なお、授業の進度に合わせて、多少の変動があると思います。 1・2 所有権1 3・4 所有権2、用益物権 5・6 担保物権総論、約定担保物権(抵当権1) 7・8 約定担保物権(抵当権2) 9・10 約定担保物権(抵当権3) 11・12 約定担保物権(質権)、法定担保物権(先取特権) 13・14 法定担保物権(留置権)、非典型担保1 15・16 非典型担保2、期末試験
試験は、対面での期末試験を1回行う予定です。 |
教科書・参考書等 |
教科書:小山泰史他『新ハイブリッド民法2物権・担保物権法[第2版]』(法律文化社、令和5年) 参考書:潮見佳男他編『民法判例百選1総則・物権[第9版]』(有斐閣・令和5年) |
授業で使用する メディア・機器等 |
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【詳細情報】 |
講義レジュメを中心に、適宜、教科書の参照も授業中に指示する。 説明に際してはレジュメにそって、パワーポイントを用いる。
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授業で取り入れる 学習手法 |
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予習・復習への アドバイス |
以下の予習・復習のアドバイスは前記・「授業計画(予定)」に対応させて作成しており、授業の進行具合によっては変更となる可能性もあるので、その点を考慮して参考として下さい。 ☆講義レジュメの予習版をmoodlに1週間前には掲示しますので、各自、それも参考として下さい。
第1・2回 講義内容を確認し、相隣関係で問題となる事項、不動産の付合に関する具体的問題、共有の導入部分についてまとめておく。次講では、共有と用益物権について解説するので、配布レジュメ・教科書の該当部分等に目を通しておく。
第3・4回 講義内容を確認し、共有と各用益物権の内容についてまとめておく。次講では、担保物権総論、さらに主として約定担保物権、特に抵当権について解説するので、配布レジュメ・教科書の該当部分等に目を通しておく。
第5・6回 講義内容を確認し、抵当権の効力の及ぶ目的物の範囲、抵当権と物上代位(やったところまで)についてまとめておく。次講では、引き続き抵当権について解説するので、物上代位の続き、抵当権と利用権、法定地上権につき、配布レジュメ・教科書の該当部分等に目を通しておく。
第7・8回 講義内容を確認し、物上代位の総括、法定地上権について判例を中心にまとめておく。次講では、抵当権侵害に対する効力、抵当権の処分、共同抵当、根抵当について解説する予定なので、配布レジュメ・教科書等の該当部分等に目を通しておく。
第9・10回 講義内容を確認し、抵当権侵害に対する効力、抵当権の処分、共同抵当、根抵当についてまとめておく。次講では、質権、先取特権について解説する予定なので、配布レジュメ・教科書等の該当部分等に目を通しておく。
第11・12回 講義内容を確認し、動産質、不動産質、権利質について簡単にまとめておく。また、質権と抵当権の対比も各自で簡単にしておく。法定担保物権のうち、先取特権につても物上代位を中心に問題点をまとめておく。次講では、留置権と非典型担保について解説する予定なので、配布レジュメ・教科書等の該当部分等に目を通しておく。
第13・14回 講義内容を確認し、留置権の成立要件と効果、非典型担保の解説したところについてまとめておく。次講では、非典型担保の残りについて解説するので、配布レジュメ・教科書の該当部分等に目を通しておく。
第15回 講義内容を確認し、特に譲渡担保をめぐる問題点についてまとめておく。 |
履修上の注意 受講条件等 |
最新版の六法を持参することが望ましい(なお、六法自体は必携)。 民法総則1・2を受講していることを前提として講義を進める。 また、物権法の理解を深めるためには債権法の知識も必須となってくるので、契約法を受講することが望ましい(受講しない場合、適宜、自習等で必要な知識を補うこと)。 moodleを使って講義レジュメの準備を各自にお願いしているので、受講生は、可能な限り早い時期に、各自の状況に応じ、moodleが使えるようにしておいて下さい。 また、例年通り、今年度も、各回の講義の前提として、「一定程度の予習(講義レジュメ予習版を参照(moodleに掲示))」を求めますので、その点に注意すること。 |
成績評価の基準等 |
対面での期末試験により評価する予定。 |
実務経験 |
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実務経験の概要と それに基づく授業内容 |
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メッセージ |
この講義では、レジュメを非常に多数用いる予定です(講義を通じて重要な問題等の情報提供を予定)。また、講義ではパワーポイント等を活用し、限られた時間で要領よく授業を進めることを目指しています。履修にあたっては、上記のことに留意して下さい。 |
その他 |
繰り返しになりますが、各回の講義の前提として、「一定程度の予習」を事実上求めますので、受講に際しては、その点に留意下さい。 |
すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。 回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 |