年度 |
2024年度 |
開講部局 |
法学部法学科昼間コース |
講義コード |
F2170222 |
科目区分 |
専門教育科目 |
授業科目名 |
ケーススタディ刑事法 |
授業科目名 (フリガナ) |
ケーススタディケイジホウ |
英文授業科目名 |
Case Study Crime and Punishment |
担当教員名 |
秋野 成人 |
担当教員名 (フリガナ) |
アキノ シゲト |
開講キャンパス |
東千田 |
開設期 |
3年次生 前期 2ターム |
曜日・時限・講義室 |
(2T) 火3-4:東千田M302講義室 |
授業の方法 |
講義・演習 |
授業の方法 【詳細情報】 |
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演習中心(基礎的事項については質疑応答を行う。応用領域に関しては、判例等を用いながら、事例分析における基本的な考え方を身につけられるように講述する) |
単位 |
1.0 |
週時間 |
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使用言語 |
J
:
日本語 |
学習の段階 |
4
:
上級レベル
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学問分野(分野) |
24
:
社会科学 |
学問分野(分科) |
01
:
法学 |
対象学生 |
3・4年次生 |
授業のキーワード |
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教職専門科目 |
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教科専門科目 |
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プログラムの中での この授業科目の位置づけ (学部生対象科目のみ) | |
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到達度評価 の評価項目 (学部生対象科目のみ) | 法曹養成プログラム (能力・技能) ・法制度の体系的理解にもとづき論理的思考を展開することができる |
授業の目標・概要等 |
判例あるいは裁判例を素材にして、具体的事実に基づいた事例分析方法を検討することにより、刑法の基本・基礎の理解を深め、事例の解析が基本・基礎に基づいた刑法的思考によってなされることで、柔軟で的確な論理展開とその表現(論述)能力を鍛錬することを目的とする。 |
授業計画 |
第1回 近時の判例を用いた事例分析方法① 第2回 近時の判例を用いた事例分析方法② 第3回 近時の判例を用いた事例分析方法③ 第4回 近時の判例を用いた事例分析方法④ 第5回 最新の下級審裁判例を用いた事例分析方法① 第6回 最新の下級審裁判例を用いた事例分析方法② 第7回 最新の下級審裁判例を用いた事例分析方法③ 第8回 法曹養成プロセス教育における学修のあり方
判例あるいは裁判例を批判的に分析・検討するレポートの提出を、第4回・第7回授業終了後に求める。 |
教科書・参考書等 |
特に指定はしない。必要な資料は授業時に配布する。 |
授業で使用する メディア・機器等 |
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【詳細情報】 |
板書しながらの講述と、判例あるいは裁判例に関する文献を読みながらの演習とを組み合わせます。 |
授業で取り入れる 学習手法 |
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予習・復習への アドバイス |
各授業における事例問題の出題範囲は「もみじ」の授業一覧にアップするので、各自の基本書における該当箇所を、しっかりと概念定義や判例の動向等を確認しながら、予習してくること。 |
履修上の注意 受講条件等 |
判例や裁判例と対峙して疑問を持ちながら読み込むことで、これまで学修してきた知識の理解を深めて、資格試験や採用試験等においてその理解を適切に論じられるようになることが目的ですので、授業においては、問われれば沈黙せずにできるかぎり回答するように心掛けてください。 |
成績評価の基準等 |
予習復習および授業時に生じた、当該授業で取り上げたテーマに関する疑問点をペーパーとして7回(5点×7回=35点)提出することと、判例・裁判例対する批判的レポート2本(30点満点が1回と35点満点1回)を提出することを求めます。その評価点の合計で、成績評価を行います。 |
実務経験 |
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実務経験の概要と それに基づく授業内容 |
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メッセージ |
小難しいことを知らなくても、条文をベースに犯罪成立要件の基礎から素直に立論できれば何とかなるものです。しかし、試験を目的とした勉強ばかりでは、出来合いの答案を等を利用した浅薄な発想で事例を解決しようとする癖がついてしまって、法科大学院でも司法修習でも、事例を考える際の基本的な頭の使い方が身についていないとの小言を聞かされることとなりますので、そのようなことがないようにするための授業です。 |
その他 |
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すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。 回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 |