年度 |
2024年度 |
開講部局 |
法学部法学科昼間コース |
講義コード |
F2163441 |
科目区分 |
専門教育科目 |
授業科目名 |
民法総則2 |
授業科目名 (フリガナ) |
ミンポウソウソク2 |
英文授業科目名 |
General Provisions of the Civil Code 2 |
担当教員名 |
堀田 親臣 |
担当教員名 (フリガナ) |
ホッタ チカオミ |
開講キャンパス |
東千田 |
開設期 |
1年次生 後期 4ターム |
曜日・時限・講義室 |
(4T) 水5-8:東千田M401/402講義室 |
授業の方法 |
講義 |
授業の方法 【詳細情報】 |
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対面方式で開講します。なお、同時に、Teamsを使ってオンラインでも講義を配信する予定で準備をしています(同時双方向。ただし、該当者のみですので、ご注意願います)。講義時に用いる資料等はmoodleに掲示するので、各自事前に準備しておくこと(詳細についてはmoodleも参照のこと)。 |
単位 |
2.0 |
週時間 |
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使用言語 |
J
:
日本語 |
学習の段階 |
2
:
初級レベル
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学問分野(分野) |
24
:
社会科学 |
学問分野(分科) |
01
:
法学 |
対象学生 |
1年生以上 |
授業のキーワード |
代理、時効、法人、物、条件・期限・期間 |
教職専門科目 |
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教科専門科目 |
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プログラムの中での この授業科目の位置づけ (学部生対象科目のみ) | |
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到達度評価 の評価項目 (学部生対象科目のみ) | ビジネス法務プログラム (知識・理解) ・法制度の体系的理解に不可欠な基本的知識・理解
公共政策プログラム (知識・理解) ・法制度の体系的理解に不可欠な基本的知識・理解
法曹養成プログラム (知識・理解) ・法制度の体系的理解に不可欠な基本的知識・理解
法政総合プログラム (知識・理解) ・法制度の体系的理解に不可欠な基本的知識・理解 |
授業の目標・概要等 |
私法の一般法たる民法の中でも、民法の通則といわれている民法総則の内容を理解する。 |
授業計画 |
時間の関係上、第3タームの民法総則1の一部として講義した民法総則の部分(人、法律行為、意思表示)を除き、代理、時効、法人に重点を置いて解説します。 民法総則の授業計画(予定)は以下の通りです。 第1回 代理制度1(代理の意義、代理類似の制度、任意代理・法定代理、復代理) 第2回 代理制度2(代理権の発生、範囲と制限、消滅)
第3回 代理制度3(代理行為の要件・効果)、無権代理1(無権代理の意義) 第4回 無権代理2(契約の無権代理、無権代理と相続) 第5回 表見代理1(表見代理とは、表見代理と無権代理の関係、代理権授与表示による表見代理等)
第6回 表見代理2(権限外の行為の表見代理、代理権消滅後の表見代理等)、無効・取消し
第7回 時効1(時効とは、消滅時効とその要件(期間を含む)) 第8回 時効2(取得時効とその要件) 第9回 時効3(時効の完成猶予・更新) 第10回 時効4(時効の効果)、条件・期限 第11回 法人総論1(法人の意義、種類、法人法制の概要) 第12回 法人総論2(法人の設立、法人の組織(機関)、法人の変動・再編) 第13回 法人の権利能力・行為1(法人の権利能力、理事の代表権) 第14回 法人の権利能力・行為2(法人の不法行為) 第15回 法人以外の団体(社団と組合、権利能力なき社団)
試験は、授業内容と授業時間との関係上、対面での期末試験を1回行う予定。
念のための確認:上記各回の講義ですが、2コマ連続ですので、実際には、各講義日に下記のようになります。また、授業の進度に応じて、多少の変動が予想されます。 第1・2回 第3・4回 第5・6回 第7・8回 第9・10回 第11・12回 第13・14回 第15回・試験 |
教科書・参考書等 |
教科書:佐久間毅ほか『民法Ⅰ総則[第2版補訂版]』(有斐閣・2020年) 参考書:潮見佳男・道垣内弘人編『民法判例百選Ⅰ総則・物権[第9版]』(有斐閣) |
授業で使用する メディア・機器等 |
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【詳細情報】 |
講義レジュメを配布(といっても、moodleでPDFデータで提示)する予定。教科書も適宜参照。 パワーポイントを用いて講義を行うこともある。 |
授業で取り入れる 学習手法 |
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予習・復習への アドバイス |
以下の予習・復習のアドバイスは前記・「授業計画(予定)」に対応させて作成しており、授業の進行具合によっては変更となる可能性もあるので、その点を考慮して参考として下さい。 第1回 講義終了後、講義内容を確認し、「代理とは何か」、代理と代理類似の制度の異同、復代理についてまとめておく。次講では、代理権について解説するので、参考書の該当部分等に目を通しておく。
第2回 講義終了後、講義内容を確認し、代理権の発生、代理権の範囲と制限、代理権の消滅についてまとめておく。次講では、代理行為の要件・効果、無権代理の導入部分について解説するので、参考書の該当部分等に目を通しておく。
第3回 講義終了後、講義内容を確認し、代理行為の要件・効果についてまとめておく。また、広義の無権代理について確認しておく。次講では、狭義の無権代理について解説するので、参考書の該当部分等に目を通しておく。
第4回 講義終了後、講義内容を確認し、契約の無権代理、無権代理人の責任、無権代理と相続についてまとめておく。次講では、表見代理について解説するので、参考書の該当部分等に目を通しておく。
第5回 講義終了後、講義内容を確認し、代理権授与表示の表見代理についてまとめておく。次講では、引き続き表見代理、そして、代理権の濫用についても解説するので、参考書の該当部分等に目を通しておく。
第6回 講義終了後、講義内容を確認し、権限外の行為の表見代理、代理権消滅後の表見代理、狭義の無権代理と表見代理の関係についてまとめておく。次講では、時効制度について解説するので、参考書の該当部分等に目を通しておく。
第7回 講義終了後、講義内容を確認し、時効制度の概要、消滅時効についてまとめておく。次講では、取得時効について解説するので、参考書の該当部分等に目を通しておく。
第8回 講義終了後、講義内容を確認し、取得時効の要件についてまとめておく。次講では、時効の完成猶予・更新について解説するので、参考書の該当部分等に目を通しておく。
第9回 講義終了後、講義内容を確認し、時効の完成猶予・更新についてまとめておく。次講では、時効の効果、条件・期限について解説するので、参考書の該当部分等に目を通しておく。
第10回 講義終了後、講義内容を確認し、時効の効果、条件・期限についてまとめておく。次講では、法人制度について解説するので、参考書の該当部分等に目を通しておく。
第11回 講義終了後、講義内容を確認し、法人の意義・種類等についてまとめておく。次講では、法人の設立等について解説するので、参考書の該当部分等に目を通しておく。
第12回 講義終了後、講義内容を確認し、法人の設立、組織等についてまとめておく。次講では、法人の権利能力、行為能力について解説するので、参考書の該当部分等に目を通しておく。
第13回 講義終了後、講義内容を確認し、法人の権利能力、行為能力についてまとめておく。次講では、法人の不法行為について解説するので、参考書の該当部分等に目を通しておく。
第14回 講義終了後、講義内容を確認し、法人の不法行為についてまとめておく。次講では、法人以外の団体について解説するので、参考書の該当部分に目を通しておくこと。
第15回 講義終了後、講義内容を確認し、法人以外の団体についてまとめておく。 |
履修上の注意 受講条件等 |
最新版の六法を持参することが望ましい(なお、六法自体は必携)。 民法総則1(平成29年度以前入学生は財産法入門)を受講していることを前提として講義を進める。 また、民法総則2は、平成29年度以前入学生の民法総則に対応する科目である。 |
成績評価の基準等 |
対面での期末試験の結果で評価する。 |
実務経験 |
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実務経験の概要と それに基づく授業内容 |
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メッセージ |
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その他 |
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すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。 回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 |