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年度 2024年度 開講部局 法学部法学科昼間コース
講義コード F2002244 科目区分 専門教育科目
授業科目名 商取引法
授業科目名
(フリガナ)
ショウトリヒキホウ
英文授業科目名 Law of Commercial Transactions
担当教員名 岡田 昌浩,岡田 昌浩
担当教員名
(フリガナ)
オカダ マサヒロ,オカダ マサヒロ
開講キャンパス 東千田 開設期 3年次生   後期   セメスター(後期)
曜日・時限・講義室 (3T) 月9-10:東千田M203講義室
授業の方法 講義 授業の方法
【詳細情報】
 
対面授業、講義中心、板書多用 
単位 2.0 週時間   使用言語 J : 日本語
学習の段階 3 : 中級レベル
学問分野(分野) 24 : 社会科学
学問分野(分科) 01 : 法学
対象学生 3年次以上
授業のキーワード 商法、商行為、企業、運送法、保険法、金融法 
教職専門科目   教科専門科目  
プログラムの中での
この授業科目の位置づけ
(学部生対象科目のみ)
 
到達度評価
の評価項目
(学部生対象科目のみ)
ビジネス法務プログラム
(能力・技能)
・現代の企業が抱える諸問題について,資料・情報を批判的に分析・検討することができる

Law and Politics Program
(能力・技能)
・現代の企業が抱える諸問題について,資料・情報を批判的に分析・検討することができる

法曹養成プログラム
(能力・技能)
・現代の企業が抱える諸問題や,現代の政治過程や社会構造において生じる諸問題について,資料・情報を批判的に分析・検討することができる

法政総合プログラム
(能力・技能)
・現代の企業が抱える諸問題について,資料・情報を批判的に分析・検討することができる 
授業の目標・概要等 商取引に関わる法領域、具体的には商法総則および商行為法(海商法、保険法も可能な限りで含める)につき、解説する。また、現代のビジネスにおいて不可欠な金融などに関しても、可能な限りで解説する。
商法およびそれと密接に関連する法領域の基本的な知識を習得し、あわせて初歩的な応用力を養うことをその目標とする。 
授業計画 第1回 総論
 商法とは何か
第2回 商法総則(1)
 商人と商行為
第3回 商法総則(2)
 商号
第4回 商法総則(3)
 営業
 営業譲渡
第5回 商法総則(4)
 商業使用人
第6回 商法総則(5)
 代理商
 商業帳簿
 商業登記
第7回 商行為法(1)
 商行為総則
 商事売買
第8回 商行為法(2)
 仲立営業
 問屋営業
 消費者取引
第9回 商行為法(3)
 運送営業1
第10回 商行為法(4)
 運送営業2
第11回 商行為法(5)
 運送営業3
 海商
第12回 商行為法(6)
 国際取引
 運送取扱営業
第13回 商行為法(7)
 場屋営業
 倉庫営業
 金融取引
 その他の商取引
第14回 保険法
 保険法総論
 生命保険
 損害保険
 その他の保険
第15回 その他の商取引法

期末試験を実施する。 
教科書・参考書等 六法を持参すること。
また、以下の教科書、参考書をひとまず指定する。
教科書
北村雅史編『スタンダード商法I 商法総則・商行為法(第2版)』(法律文化社・2022年)
参考書
神作裕之・藤田友敬編『商法判例百選』(有斐閣・2019年)
その他の参考書等については講義中で紹介する。 
授業で使用する
メディア・機器等
 
【詳細情報】  
授業で取り入れる
学習手法
 
予習・復習への
アドバイス
社会の動き(とくに経済・企業に関する動き)に関心を持ってもらいたい。
なお、経済社会の動向についてはある程度(常識レベルには)了解していることを前提に講義を行うので、新聞の経済記事などに目を通しておくことが望ましい。
また、教科書の下記の箇所(もしくは後述の推薦テキストの対応する箇所)を事前に一読しておくこと、および講義後に再読することを推奨する。
第1回 1章
第2回 2章
第3回 4章
第4回 5章
第5回 7章
第6回 3章,6章,8章
第7回 9章,10章
第8回 13章,14章
第9回~12回 15章
第13回 11章,12章,16章,17章
第14回 別途指示する
第15回 別途指示する
講義後には、moodleで出席登録(確認問題付き)をすること。また、講義中示した判例なども確認しておくことを推奨する。 
履修上の注意
受講条件等
民法(特に総則および契約)の講義を履修していることが望ましい。 
成績評価の基準等 筆記試験(記述・論述式)により評価する。ただし、対面式の試験が不可能になった場合、オンライン試験またはレポートによる評価を行う可能性がある。 
実務経験  
実務経験の概要と
それに基づく授業内容
 
メッセージ 商法総則・商行為法に関しては近年、会社法制定に伴う改正、民法(債権法)改正に伴う改正、そして明治以来である運送・海商法の改正と大きな変化がある。本講義では皆さんに、商法の現在のルールのみならず変化のダイナミズムまでご理解頂けるよう、いろいろと工夫をしていきたい。 
その他 授業計画はあくまで予定であり、実際の講義は適宜変更されることがある。 
すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。
回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 
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