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年度 2024年度 開講部局 教育学部
講義コード CC601016 科目区分 教職専門科目
授業科目名 教育相談
授業科目名
(フリガナ)
キョウイクソウダン
英文授業科目名 Educational Counseling
担当教員名 石田 弓,安部 主晃,藤川 卓也,波光 涼風
担当教員名
(フリガナ)
イシダ ユミ,アベ カズアキ,フジカワ タクヤ,ハコウ スズカ
開講キャンパス 東広島 開設期 3年次生   後期   4ターム
曜日・時限・講義室 (4T) 月5-8:教K201
授業の方法 講義 授業の方法
【詳細情報】
 
講義中心 
単位 2.0 週時間   使用言語 J : 日本語
学習の段階 3 : 中級レベル
学問分野(分野) 24 : 社会科学
学問分野(分科) 06 : 心理学
対象学生 教育学部第二類~第三類の学生
授業のキーワード 教育相談,生徒指導,心理的支援,学校カウンセリング,臨床心理学,教育心理学,実務経験 
教職専門科目   教科専門科目  
プログラムの中での
この授業科目の位置づけ
(学部生対象科目のみ)
 
到達度評価
の評価項目
(学部生対象科目のみ)
初等教育教員養成プログラム
(能力・技能)
・児童の実態を踏まえて,小学校における学級指導や生徒指導のあり方を探求することができる(実践的生徒指導力)

特別支援教育教員養成プログラム
(知識・理解)
・基礎免許となる初等教育の意義や教職,教科指導の理論と方法に関する基本的な知識・理解が備わっている。

中等教育科学(英語)プログラム
(知識・理解)
・青年期の学習者たちに関する基礎を理解している。

心理学プログラム
(知識・理解)
・心の仕組みや働きに関する発展的知識を身につける 
授業の目標・概要等 【授業の目標】
本授業では,幼児、児童および生徒が自己理解を深めたり、好ましい人間関係を築いたりしながら、集団の中で適応的に生活する力を育むと同時に、個々の幼児、児童および生徒の発達状況や心理的特質、および教育的課題を適切に捉え、個性の伸長や人格の成長を支援するために必要な教育相談の基本的な知識と技能(カウンセリングの意義、理論や技法に関する基礎的知識を含む)を身につける。
【授業の概要】
学校等の教育現場では、不登校(園)やいじめ、非行・反社会的行動、発達障害といった子どもたち(幼稚園児・小学生,中学生,高校生)の示す不適応問題や、近年始まった特別支援教育のなか、さまざまな課題が山積している。こうした状況で、本授業では、教師として子どもたちの発達や個性を尊重しながら、どのような効果的支援が可能なのかについて、自ら考え、実践していくための基本的な知識と技能を身につけさせる。具体的には、幼児、児童および生徒の抱える課題(問題)を適切に把握し、支援していくための知識や、傾聴を基盤としたカウンセリングに関する知識および技能、保護者への援助のあり方、教師間の校内協力体制や他機関(校外の専門機関)との連携、教師自身のメンタルヘルスの維持などについて、学校教育現場の実情を踏まえて講義(演習を含む)を進めていく。 
授業計画 第1回:教育相談とは(教育相談の意義と課題)(石田)
第2回:教育相談とは(教育相談の実際)(石田)
第3回:子どもの心の問題に関する精神医学的知識(波光)
第4回:不登校の理解と対応(安部)
第5回:いじめ問題の理解と対応(波光)
第6回:開発的教育相談(波光)
第7回:非行・反社会的行動の理解と対応(安部)
第8回:習癖異常の理解と対応(波光)
第9回:校内での協力体制(藤川)
第10回:他機関との連携(藤川)
第11回:発達障害の理解と対応(藤川)
第12回:保護者に対する援助(藤川)
第13回:カウンセリングの理論と実際1(理論編)(石田)
第14回:カウンセリングの理論と実際2(実際編)(石田)
第15回:教師のメンタルヘルス(安部)

各担当教員により異なります。 
教科書・参考書等 教科書「教師教育講座第11巻 教育相談 改訂版」(石田弓編著,協同出版)。
他の参考図書については授業中に適宜紹介します。 
授業で使用する
メディア・機器等
 
【詳細情報】 視聴覚教材(DVD/PC(MSパワーポイント)/その他の画像資料) 
授業で取り入れる
学習手法
 
予習・復習への
アドバイス
2回目以降の授業では,事前に教科書の指定された章について予習しておいてください。また,毎回,授業後には学習課題用シートを用いて,授業で学んだことの振り返りや整理を行います。 
履修上の注意
受講条件等
教育学部第二類~第三類の学生に限ります。
教職専門科目:教育相談の理論及び方法
「生徒指導・進路指導」などの教職専門科目に関する基礎知識,教育相談やカウンセリングに対する関心,心の問題に取り組む意欲と態度が必要とされます。 
成績評価の基準等 授業への参加態度(10%),課題レポートへの取り組み(50%),定期試験の成績(40%)を総合的に評価する。

 
実務経験  
実務経験の概要と
それに基づく授業内容
 
メッセージ 将来教師になりたいと考えている学生は,よく知っておかなければならない事柄がたくさんあります。想像力をはたらかせながら,しっかりと理解し,教育実践に生かしていってください。 
その他 今年度の授業は、4名の教員によるオムニバス授業となります。各回で扱う教科書の章については、現時点では未定です。最初の授業でアナウンスいたします。
 
すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。
回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 
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